連関資料 :: 問題
資料:1,339件
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障害者福祉論 試験問題その1
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障害者福祉論 W8103
過去最終試験問題 下記の設題についてのまとめ
「現行の障害者の法とサービス体系の問題点について述べよ」 「障害者福祉の基本的な理念について述べよ」 「ノーマライゼーションとは何か説明しなさい」 「ノーマライゼーション、リハビリテーションについて説明しなさい」 「障害者運動や当事者活動の果たしてきた意義と役割について述べよ」 「戦後日本における障害者運動の特徴を述べなさい」
「現行の障害者の法とサービス体系の問題点について述べよ」
<Ⅰ はじめに>
障害者のさまざまな福祉サービスは、数多くの法律や制度を根拠に提供されている。福祉に関する関連法整備は、現社会と平行していない現状を課題としなければならない。
<Ⅱ 障害者福祉関連法の問題点>
法制度が対象としている障害者は、それぞれの法制によって少しづつことなり、年齢や資格条件が設けられている場合が多い。それぞれの制度が独自の目的をもつものである以上当然とも言えるが、その制度を必要としながらも除外される障害者が存在すること場合には、制度自体の改善が必要である。
障害者福祉諸法の検討視点の第一は、法理念の検討で
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福祉学
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ノーマライゼーション
法律
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人権(同和)教育Z0719 試験問題
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人権(同和)教育 Z0719
下記の最終試験問題のまとめ
<同和問題について論ぜよ。6A>
<部落問題解決に向けた取り組みについて論ぜよ。7A>
<同和教育のあゆみと意義について論ぜよ。>
<学校教育における人権(同和)教育のあり方について論ぜよ。10A>
<国連人権教育の定義を踏まえた人権(同和)教育のあり方について論ぜよ。9A>
<人権教育と同和教育の関連について論ぜよ8A>
目次
<同和問題について論ぜよ。>
Ⅰ 同和問題とは(同和対策審議会答申)
Ⅱ 経験を振り返って
Ⅲ 同和教育の理念
<部落問題解決に向けた取り組みについて論ぜよ。>
Ⅰ 同和問題とは(同和対策審議会答申)
Ⅱ 部落問題解決に向けた取り組み
Ⅲ 歴史学習・部落史学習のあり方
<同和教育のあゆみと意義について論ぜよ。>
Ⅰ 同和教育とは
Ⅱ 同和教育のあゆみ
Ⅲ 同和教育の意義
<学校教育における人権(同和)教育のあり方について論ぜよ。>
Ⅰ 人権(同和)教育の理念
Ⅱ 学校における人権(同和)教育
対象と方法
目標と内容
Ⅲ 学校における同和教育実践
<国連人権教育の定義を踏まえた人権(同和)教育のあり方につ
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人権
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生徒指導・進路指導研究 試験問題
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佛教大学 通信教育学部 生徒指導・進路指導研究 Z1109
最終試験問題 下記6題についてのまとめ。
「教科教育と教科外教育とはどのような関係にあるかについてまとめ、その構造と課題について述べよ。」
「進路指導とは何かについてまとめ、進路保障の原理について述べよ。」
「生徒指導の意義とは何かについて、実践的な事例をあげながら述べよ。」
「中学・高校におけるいじめの構造とその性質についてまとめ、具体的な指導方法を述べよ。」
「中学生や高校生に起きやすい問題行動には何があるか説明し、どのような点に注意して指導すればよいか具体的な事例と指導法を述べよ。」
「フリーターの増加がどのような社会的背景から生じるものかについてまとめ、その対応について述べよ。」
「教科教育と教科外教育とはどのような関係にあるかについてまとめ、その構造と課題について述べよ。」
Ⅰ 教科教育と教科外教育
学校の教育活動は、教科教育と教科外教育に大別できる。
教科教育とは、教科の学習指導のことでる。その目的は、主として学力の形成にある。教科とは、学力の具体的内容であり、各教科は学力育成を実現するために導き出されたものである。
教科外教育とは
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教科
進路
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発達の概念や理論及び発達における諸問題について述べよ
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発達の概念や理論及び発達における諸問題について述べよ。
1.はじめに
発達(Development)の本来の意味は「中に包まれていたものがあらわにされ、完全な状態へと変化していく」という語源的意味がある。
「発達」とは、受胎から死に至るまでの生涯にわたる連続的時間の経過の中で、生理的、身体的、精神的に様々な変化が生ずる。少なくとも誕生以後、成人になるまでの身長、体重、言葉、ものの考え方、遊び仲間、友人関係の変化などは誰でも気づいている現象である。発達とはこのような有機体(人間)の身体に生ずる良質的な変化や成長(心身の獲得的・衰退的変化)のことをいう。
発達は、人間が生まれつきもっているプログラムに沿って時間を追って変化していく過程である「成熟」と、生まれた後の環境の中での経験による変化である「学習」との両方の影響を受けて進んでいく。発達には、「量的側面」と「質的側面」がある。
量的発達とは、何らかの量の増減として表せる発達である。量的変化である身長の増加や体重の増加、語彙数はある程度の発達を遂げると止まる。身長や体重が著しく増加するのは乳児期から幼児期にかけて、また思春期にも著しい発達がみられる。語彙量は身長や体重に比べて比較的均等に発達をしていく。「アー」や「ウー」から始まり、喃語の習得、音声模倣、そして一語文が話せるようになり、段階を追って語彙量は増えていく。
しかし、語彙量の発達には個人差がある。子どもの育っている社会環境、家庭環境によって大きく左右される。例えば母親があまり子どもに話しかけずに育てたり、他人との交流をあまり持たせずに、テレビやゲーム等ばかりの環境の中で育ったりした子どもは、普通の子どもより圧倒的に語彙量が乏しい。また語彙力は、成人してからも個人の環境によっては発達するが、そのスピードは子どもの時期に比べてはるかに遅い。
また、質的発達とは第1に、何らかの量の増減として表せない発達である。また第2に、たとえ量の増減で表すことができても、短期間での急激な増減の次に長期間の停滞が繰り返され、先行する停滞期よりも後続する停滞期のほうが良い特徴を持つ発達のことをいう。そして第3に、量の増減で表せる特質も含めて、複数の特質が合わさった結果、より高いレベルの段階に達することである。質的変化には体型や文法構造、思考構造があるが、まず体型とは、身体各部の割合の変化である。
生後約2ヶ月で2頭身、生後約5ヶ月で3頭身、と徐々に変化していき成人したときには約6から8頭身となる、思春期の男性的あるいは女性的な身体つきになっていくこと。次に文法構造とは、ある程度言葉を習得すると、一語文から二語文、多語文や従属文から文章構成へと変化していくことである。また思考構造とは言い換えると、感覚運動段階から前操作段階へ、前操作段階から具体的操作段階へ、そして形式的操作段階へ変化することである。
「発達段階」とは、他の年齢時期とは異なる特徴を持っている年齢時期のまとまりをさす。また、それぞれの発達段階において、「人間が健全で幸福な発達を遂げるために各発達段階で達成しておかなければならない課題」であり、「次の発達段階にスムーズに移行するために、それぞれの発達段階で習得しておくべき課題」があると教育心理学者のJ.ハヴィガーストは考え、これを「発達課題」とした。様々な心理学者がそれぞれの発達課題を提言しているが、その内容は一様ではない。
以下に著名な人物の発達段階説を挙げ、それぞれが抱える問題点について考察する。
2.ピアジェの発達段階
ピアジェは次の4つの段階
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環境
心理学
発達
子ども
心理
社会
幼児
問題
課題
人間
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現在の学校教育における心理臨床的な問題
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現在の学校教育における心理臨床的な問題
最近の児童生徒→我慢する力が足りない
私語をする→自分を抑えて人の話を聞くと言う事は自我の形成があるといえる。
1現代の児童生徒の特徴
児童生徒が置かれている状況
人間→個人との環境の関数B=f(P,E)
社会・物が豊か
・情報が多く選択が困難
・世の中のスピードが速い、ついて行くのが困難
・女性の社会進出〔現90%の女性が仕事を持っている〕
*母の社会進出による側面。
塾による問題
全小学生の16%全中学生の44.5%が塾に通っている
この結果家に帰ってから十分な自由時間がとれず、削減されている。
↓結果
夜の遅い時間に外でたむろしている
家族同士のつながりが薄くなる
友人同士の協調の減少
さらにパソコン、漫画などが普及
↓結果
睡眠時間が減る
↓結果
子どもの脳にどのような悪影響があるのか?
・塾の学習とは詰め込み式
小中学生が養うべき能力は→想像力〔拡散的思考、知能、集中的思考〕
「前提→結論」が教え込まれている
・ランクづけによる落ちこぼれ
・家族の絆
高校生ではクラスの1割の両親が何らかの理由により離婚している。
<<まとめ>>
最近の子どもの問題
「不登校、引きこもり」が非常に起こりやすい状況にある。
効率優先の社会、この典型がIT化。きわめて便利→楽で早く→予定どおりのことが可能。このような生活に浸りきると
楽して結果を手にする傾向へ。
↓結果
苦労すること、耐えることを覚えない。頑張り通すことのできない子どもたちの増加
2)安易な育児の社会化
・子育ての下手な親の増加
子どもは生んだら育児施設へ預けてもよいという考え方。
↓結果
家庭での兄弟関係、親子同士による暖かい絆の減少。
人を信頼すること、基本的信頼=幼児期の十分に自分を親に預けられる信頼 が減少することにより、身の回りに対する不信感の増加、うまく人間関係が作れずに、引き子守などの原因に。
・授乳を速く終えたいと考える親=ラクして速く結果を手にするという考え。決して少なくは無い親の現状。
3)少子化の問題
一人っ子などにより、家庭における兄弟間での自分と違う考えにぶつかるという葛藤が生じない。
幼児の「自己中心性」は、兄弟喧嘩などで全ての欲求が満たされないという経験により、自分の思いが通らないこともあることを知る。
一人っ子政策、少子化により、「脱中心化」を家庭の中で得ることができなくなっている。
親とは従関係、友とは横関係、兄弟姉妹とは斜め的関係を学ぶ
↓学校集団へ入っていくために必要な関係性である。
家庭で身に着けた人間性はそのまま社会で反映される。
↓引きこもりの克服には、他者との関係性が困難なため、これを改善する必要がある。
*少子化による、過保護、過干渉、過支配
↓結果
濃密な子どもとのかかわりが生じる。これは子ども自身にひずみを生じさせる危険がある。
4)しつけの力の弱さ
特に「家庭」で、社会で生活していくための基本的な規則、けじめを学ぶ。
したいことをする、しないではなく→したくてもしてはいけないこと
したくなくても→しなくてはいけないこと を学ぶ。
この部分がうまくいっていない。
・睡眠のしつけ
子に、自分のことは自分でする。自分のしたいことは自分で抑制することを教える。
主体性、抑制力=自主性により愛他性を育てる。
この愛他性の不足により、すぐにキレる子どもが育つ→したいのにできないという力
生活能力の発達が25年前→平均100、現在→80を割る
↓つまり
自己抑制力の背景にある基礎生活能力が未熟=家庭
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レポート
心理学
学校臨床心理学
不登校
引きこもり
現代の学校教育の問題点
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住基ネットより見る情報セキュリティ問題
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住民基本台帳ネットワークとは何か
【目次】
(1)住民基本台帳ネットワークとは何か
(2)導入による利点
(3)導入による問題点
(1)住民基本台帳ネットワークとは何か
住民基本台帳ネットワークシステムとは、各市区町村が管理する住民基本台帳をネットワークで結び、各市区町村、県、国の間で相互に利用できるようにしたものです。そもそも、住民基本台帳とは、1967年7月制定の住民基本台帳法に基づき、各市区町村体が作成を義務づけられたものです。住民基本台帳とは、個人を単位とする住民票を世帯ごとに編成したものです。住民票には、住民の氏名、生年月日、性別、世帯主、戸籍、住民となった日、住所、転入年月日と従前の住所、選挙人名簿への登録、国民健康保険の被保険者である資格、介護保険の被保険者である資格、国民年金の被保険者である資格、児童手当を受けるものの受給資格などが記載されています。この住民基本台帳に記載された情報は、1970年代にデータベース化されていて、住民基本台帳ネットワークが構築される以前から、各市区町村ではコンピューター管理されていました。
住民基本台帳の役割としては、住民が住民票記載の住所に居住していることを公的機関が証明することで、公証といわれています。この公証制度を利用して、住民票の写しは、パスポート、運転免許証の交付を受ける際に添付して提出することが必要な公的書類として活用されています。
住民基本台帳ネットワークシステムとは、各市区町村・都道府県・国をコンピューターネットワークで結び、各市区町村が管理する住民基本台帳のデータをネットワークを通じて利用できるようにするものです。市区町村では、既に住民基本台帳事務のために、既にコンピューターを用いている既存の住基システムと、住民基本台帳ネットワークシステムとの橋渡しをするコミュニケーションサーバーが新たに設置されます。また都道府県では都道府県サーバー、全国レベルでは地方自治情報センターに全国サーバー及びコールセンターがそれぞれ設置されます。都道府県サーバーには、該当する都道府県内の住民の本人確認情報が記録・保存され、地方自治情報センターには全国の住民の本人確認情報が記録・保存されます。この本人確認情報とは、氏名、性別、住所、生年月日、住民票コード、それらの変更期日などの付随情報の6件の個人データを指します。ここで住民票コードとは、全ての国民に重複しないようにして割り当てられた11ケタの住民票コードのことです。この住民票コードは、1ケタが誤り検出用の数値なので、実質10ケタが固有の番号となります。各市区町村、県、国の間はIP-VPNと呼ばれる専用線で結ばれており、それぞれに不正なアクセスを防止するファイアウォールが設けられています。
(2)導入による利点
総務省が主張する住民基本台帳ネットワークの導入によるメリットは以下の通りです。
1、住民票が全国どこの自治体で取得可能となる点です。まず、住民は取得を希望する自治体の窓口に赴き、住民票の広域交付を請求します。これに対し、各市区町村は免許証・パスポート等で本人確認を行い、各市町村のコミュニケーションサーバーから専用線を通じて、住民の居住している市区町村へ住民票情報の送信を要求します。住民表情報の送信要求は、住民の居住地の市区町村のコミュニケーションサーバーを経由して既存の住基システムへ伝えられます。情報を受け取った住基システムは、コミュニケーションサーバーを通じて住民票の写しに記載するために必要な情報を送ります。この情報が住民が取得を希望する自治体の
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レポート
情報化社会
セキュリティ
社会学
住基ネット
550 販売中 2007/02/01
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人口の高齢化における問題と今後における改善策
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人口の高齢化における問題と今後における改善策
私は、ますます進みつつある日本の人口の高齢化は問題であると考える。日本の高齢化というものは、他の国の高齢化とは違い倍化年数が極めて短い。それは急速に高齢化が進んでいるという表れであり、それだけ今後の対策というものを考えていく時間も少ないと言える。そんな今こそこの日本の現状を受け止めた上で、これから先の未来にこの高齢化は日本社会全体にどのような影響を与える事になるのか、そして高齢化は問題であるという意識を高め、対策を練って実行する必要があるのではないかと思う。
私は、まず高齢化が進行してしまった未来の日本の事に重点を置いて考えてみた。授業で配られた資料によると、将来推計人口の年齢構造に関する指標で2005年から45年後の2050年までに人口割合が0~14歳、15~64歳のいずれも減少しているが65歳以上は19%→36%と約2倍に増加している。従属人口指数も年少人口はほとんど変化していないのに対し、老年人口は30%→66%とこれも大幅な増加となっている。あくまで推計なので正確ではないが、このまま高齢化が進む限りこの結果と大幅に変わる事はないであろう。ここで高齢化と同時に少子化の問題も浮き彫りになってくる。現在も以前と比べると、かなり出生率が低下してしまった。今後も低下していくことが予想される。そうなると、出生率の低下は現在よりもむしろ未来に大きな影響を及ぼしてしまう。たとえば、今年生まれた子供も2050年には45歳になり、まだまだ働き盛りの労働者である。労働者は年金を負担する義務を負っている。それは未来でも変わらない事であろう。そうなると、高齢化は進み高齢者が増加し、ますます年金や介護に対する資金が必要となってくる一方で、肝心の労働者年代の人口が現在よりも減少し、それだけ労働者の負担も現在よりもかなり重くなってしまうのだ。しかもその人達は実際自分達が老人になった時に十分な年金や介護サービスを受けられる保証はない。これらを踏まえると、高齢化と少子化はとても深く結びついている事がよく分かる。そして、今よりも未来になって日本社会を揺るがすことになる事も決して否めなくなってしまったのだ。
今述べた事は日本全体を主体にした上の問題になるという根拠だが、高齢者自身の立場における高齢化の問題も考えてみた。
戦前・戦後間もない頃、まだ農業社会であった頃の日本は何世代もの人が一緒になって暮らす拡大家族という形態が一般的であった。その中で、老人は農業・日常生活の中での知恵と経験を尊重される存在であり、できる限り労働し、万一体の自由がきかなくなった場合でも、家族がそばにいて老人を支える体制が確立されていた。しかし、高度経済成長期における急速な産業化への転換と高度経済の過程で生産性・効率性・若さに偏った価値へと変化してしまった事により、老人の居場所も徐々に狭きものとなってしまった。元気な老人であっても雇用形態の変化により労働者としては働く事はできず、また核家族化により老人のみの世帯・老人の一人暮らしが増加してしまった。最近私の住むマンションの住人であった老人が自宅で死後2週間経ってから発見された。誰にも看取ってもらえず、誰にも気付かれずに亡くなってしまったその老人の事を思うと老人の一人暮らしの問題の重さをとても実感する。老夫婦だけの家庭であっても苛酷な現状がある。どちらかが体が不自由になってしまったり、病気になってしまった場合はもう一方が介護をしなくてはならない。施設や病院に入れるという方法も
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レポート
福祉学
高齢者
介護
少子化
高齢者福祉論
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発達の概念や理論及び発達における諸問題について述べよ
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「発達の概念や理論及び発達における諸問題について述べよ。」
「発達」とは、受胎から死に至るまでの生涯にわたる心身の獲得的・衰退的変化をいう。発達は、人間が生まれつきもっているプログラムに沿って時間を追って変化していく過程である「成熟」と、生まれた後の経験による変化である「学習」との両方の影響を受けて進んでいく。発達には、「量的側面」と「質的側面」がある。量的な発達とは、身長の増加や体重の増加、語彙数の増加といった、何らかの量の増減として表せられる発達を指す。また、質的な発達とは、思春期には男性的あるいは女性的な身体つきになっていくことや、言語を伝達の手段のみとしてではなく、思想や自己の行動コントロールのために用いるなどの量では表せないが、明らかな質的な差異がある発達を指す。 「発達段階」とは、他の年齢時期とは異なる特徴を持っている年齢時期のまとまりをさす。個体の発達過程がなだらかな連続的変化だけでなく、飛躍的に進行する非連続的変化をも表すと考えるとき、相互に異質で独自の構造をもつとされる一定の区分された時期のことである。ある時期に飛躍的に質的な変化が起こるのだとし、階段を上っていくような過程であるといえる。ここでは、ピアジェ、フロイト、エリクソンの発達段階を述べ、それぞれが抱える問題について考察する。
1ピアジェの発達段階
j.ピアジェは次の四つの段階区分を提起している。①感覚運動的段階(生後の2年間)初めのうちは言葉や記号を使わないので、見たりいじったりすることをとして活動の体系的システムが形成されていき、やがてそのような活動自体が子どもの頭のなかで行われるようになっていく。②前操作の段階(2~7歳)この時期の前半では以前見たことのある他者の行為を自分自身でやってみるという延滞模倣ができるようになる。後半になるとかなり概念化が進むが、まだ物の見かけによって惑わされやすい。また、自分の立場からしか物事を理解できず、相手の立場に立つことができない。ピアジェはこれを自己中心性と呼んでいる。③具体的操作の段階(7~11歳)子どもの思考がまとまった体系に組織化され、具体的状況や日常活動においてなら、理論的な思考ができるようになる。④形式的操作の段階(11歳~)子どもは徐々に具体的内容から離れても理論的操作の思考ができるようになる。
ピアジェの段階説に対しては、それぞれの段階間の移行のメカニズムについて説明がなされていないこと、ある段階に達していない子どもでも、教育によってその段階の操作の形式を獲得することが可能であることの説明がなされていないことなどの問題点がある。
2フロイトの発達段階
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環境
子ども
心理
問題
エリクソン
フロイト
ピアジェ
理論
影響
思春期
550 販売中 2007/11/11
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「発達の概念や理論及び発達における諸問題について述べよ。」
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「発達の概念や理論及び発達における諸問題について述べよ。」
人は学習したり、色々なことを経験することによって、成長する。これを発達という。
発達研究の祖、ピアジェは赤ちゃんから子供までを観察することによって、人は、生まれ持った生得的知識(シェマ)を元に様々なことを行い、もしもその知識が間違っているようなら修正し(同化・調節)、それによって、成長していく、という理論を組み上げた。そして、それにあう発達の段階を考え出した。
1.ピアジェの発達段階
①〈発達段階〉感覚運動期/〈年齢〉乳児期
言葉などを使うことは出来ない。あくまで、触ったり、重さを感じることで世界を知る。
②〈発達段階〉前操作期/〈年齢〉幼児期
言葉が少しわかるようになる。言われたことを頭に浮かべることはできるが、行動には出来ない。イメージ主体で世の中を理解する。。
③〈発達段階〉具体的操作期
〈年齢〉小学生~中学生前半
ある程度論理的に考えられるようになる。ただし、具体的に目の前にあるものに限るので、指を使って1+2=3はできるが、頭の中でそれをすることが出来なかったりする。
④〈発達段階〉形式的操作期/〈年齢〉青年
目の前にないものでも論理的に考えられるようになる。過程や抽象的なものも扱える。
このピアジェの考え方を元に今の発達研究は始まった、と言っても過言ではない。ピアジェはこのように行動と発達を結びつけたが、心的成長と発達を結びつけた学者も多数いる。
その一人がボウルビーで、この考えによれば、赤ちゃんは「大事な人」(=保護者など。一般的には母親)との間に、愛着(アタッチメント)の関係を形成することが、後の心理的発達に重大な影響を及ぼす、と述べている。
また、ボウルビーが愛着理論を述べたとき、それは3歳までに完成されるべきものだ、と言ったため、それが後に「3歳児神話」をもたらした。
このように愛着という考えが入ったことにより、発達はより心理学的なものになったといえる。また、精神科医、フロイトも、自身の「精神分析的人格理論」にのっとって、彼なりの発達段階を作り上げている。
2.フロイトの発達段階
①〈発達段階〉口唇期/〈年齢〉乳児期
なんでも口に持っていく時期。うまくこの時期を終えないと、甘えるようになる。
②〈発達段階〉肛門期/〈年齢〉幼児期
トイレトレーニングができるようになることで、自分の意思でコントロールができることを得る。うまくいかないと、消極・内向的になるという。
③〈発達段階〉男根期/〈年齢〉幼稚園時代
男女とも、男性器に対して関心を持ち、また、異性の親を自分のものにしたい、と思う。男の子の場合、母親を手に入れたいと思うエディプスコンプレックス、女の子の場合、父親を手に入れたいと思うエレクトラコンプレックスを起こす。この時期をうまく終えないと、自我(ego)、超自我(super ego)の発達に問題を起こし、思春期以後、様々なトラブルを引き起こす。
④〈発達段階〉潜在期/〈年齢〉小学校時代
心理的には変化がなく、比較的安定。第2次性徴が始まるまでの間の時期で、性衝動(リビドー)はあまりなく、異性に対しての関心も薄い。
⑤〈発達段階〉性器期/〈年齢〉思春期
性に対する本能が復活し、異性に対しての関心も高くなる。リビドーも内からこみ上げるようになり、そのコントロールの際、今までに得た超自我の強さが問われる。自我や超自我が弱い場合、心的な活動の源であるイド(id)に屈することになる。
フロイトのこの考えは心理的な問題をそれまでの過去と結びつけようとしたものであ
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環境
心理
問題
課題
言葉
アイデンティティ
エリクソン
自我
影響
ピアジェ
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新しくなった
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