連関資料 :: 問題

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  • 教育心理学の研究方法における問題
  • 教育心理学は心理学の下位部門の1つであると同時に、教育学の一部門でもある。教育学に対する教育心理学の独自性として、教育効果の検証と言う点がある。教育方法の効果を調べることは容易ではないが、教育効果の検証をしっかりと行わなければ、教育は教師の自己満足で終わってしまう。  しかし、この教育効果の検証に、教育心理学の問題点が潜んでいる。この問題について、分析を加えていく。まず、人間の本質と、教育効果の検証をする際の研究方法の乖離について述べて行こうと思う。  教育心理学の研究者にとって、研究対象となる人間は「客体」であり、そこに主体性は認められない。しかし、人間は皆主体を主張しており、客体扱いされることに抵抗する。教育心理学の主な研究対象である幼児、児童、生徒においては特にそうである。教育心理学の研究者は「対象者」から、自分にとって好都合な普遍的なデータを得ようとするが、その際対象にされる一人ひとりの特質が独自的にあることを無視していることが多い。研究者が検査を実施する場合、あらかじめ一定の基準が定められており、その基準内に対象を当てはめる。
  • レポート 教育学 心理 教育 臨床
  • 550 販売中 2006/07/16
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  • 難民問題の変容と対応をめぐる一考察
  • 近代の国民国家は、共同体を保証するものとして想定された抽象的なネイション概念の中に地域的、文化的、民族的、言語的、階級差異を溶解させることによって成り立ったという意味においても、一つの擬制であり、フィクションに他ならならず、ネイションへの自己同化を拒否して分権への欲求を持ちつづける他者を最初から内包していたので、ネイションとエスニシティとの実質的な分離を克服しえない構造を本来的にもっている。  列強の植民地支配という歴史的背景を負って第三世界に族生した国民国家群は、最初からナショナルな共同性を持ちえない擬制的性質を宿命的に賦与され、今や全世界に国民国家が成立している現在の状況は、内に様々な差異や多元性を抱えながら、それを抽象的な単一のネイションの名によって観念的に覆い隠す国民国家の擬制性が普遍化した事実を示していると言ってよい。  国民国家の擬制性が普遍化した事実は、難民問題の発生源の究極にあるものである、ナショナルなアイデンティティのゆらぎを必然的にもたらす国民国家の擬制性と、しかも、国民国家体系の中で難民にとっての最大の悲劇である彼らが、国境を越え、国民国家の枠を超えて流出しながら、その流出先においても自らのアイデンティティの根拠を用意には見出しえないという点において、難民問題と関係するのである。  彼らは、難民として流入した先がまた国民国家であり、そこにおいても、彼らは、歓迎されざる他者、さまよえる異邦人として、その国のネイションに同化できず、アイデンティティの確立を果たしえない、という点において、難民は、現代世界を覆う国民国家の体系の中で、自己のアイデンティティの確立を阻む二重の悲劇を負っていると言ってよい。
  • レポート 芸術学 難民 先進国 政府 開発援助
  • 550 販売中 2006/07/18
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  • 佛大通信・試験問題
  • 人権(同和)教育 部落問題解決に向けた近代以降(戦後を中心)の同和行政について述べよ。 太平洋戦争後日本国憲法が施行された。「すべての国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、・・・・佛大テキスト参照
  • 人権 同和 教育 歴史 社会
  • 550 販売中 2011/06/23
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  • 住基ネットより見る情報セキュリティ問題
  • 住民基本台帳ネットワークとは何か 【目次】 (1)住民基本台帳ネットワークとは何か (2)導入による利点 (3)導入による問題点 (1)住民基本台帳ネットワークとは何か 住民基本台帳ネットワークシステムとは、各市区町村が管理する住民基本台帳をネットワークで結び、各市区町村、県、国の間で相互に利用できるようにしたものです。そもそも、住民基本台帳とは、1967年7月制定の住民基本台帳法に基づき、各市区町村体が作成を義務づけられたものです。住民基本台帳とは、個人を単位とする住民票を世帯ごとに編成したものです。住民票には、住民の氏名、生年月日、性別、世帯主、戸籍、住民となった日、住所、転入年月日と従前の住所、選挙人名簿への登録、国民健康保険の被保険者である資格、介護保険の被保険者である資格、国民年金の被保険者である資格、児童手当を受けるものの受給資格などが記載されています。この住民基本台帳に記載された情報は、1970年代にデータベース化されていて、住民基本台帳ネットワークが構築される以前から、各市区町村ではコンピューター管理されていました。  住民基本台帳の役割としては、住民が住民票記載の住所に居住していることを公的機関が証明することで、公証といわれています。この公証制度を利用して、住民票の写しは、パスポート、運転免許証の交付を受ける際に添付して提出することが必要な公的書類として活用されています。 住民基本台帳ネットワークシステムとは、各市区町村・都道府県・国をコンピューターネットワークで結び、各市区町村が管理する住民基本台帳のデータをネットワークを通じて利用できるようにするものです。市区町村では、既に住民基本台帳事務のために、既にコンピューターを用いている既存の住基システムと、住民基本台帳ネットワークシステムとの橋渡しをするコミュニケーションサーバーが新たに設置されます。また都道府県では都道府県サーバー、全国レベルでは地方自治情報センターに全国サーバー及びコールセンターがそれぞれ設置されます。都道府県サーバーには、該当する都道府県内の住民の本人確認情報が記録・保存され、地方自治情報センターには全国の住民の本人確認情報が記録・保存されます。この本人確認情報とは、氏名、性別、住所、生年月日、住民票コード、それらの変更期日などの付随情報の6件の個人データを指します。ここで住民票コードとは、全ての国民に重複しないようにして割り当てられた11ケタの住民票コードのことです。この住民票コードは、1ケタが誤り検出用の数値なので、実質10ケタが固有の番号となります。各市区町村、県、国の間はIP-VPNと呼ばれる専用線で結ばれており、それぞれに不正なアクセスを防止するファイアウォールが設けられています。 (2)導入による利点  総務省が主張する住民基本台帳ネットワークの導入によるメリットは以下の通りです。 1、住民票が全国どこの自治体で取得可能となる点です。まず、住民は取得を希望する自治体の窓口に赴き、住民票の広域交付を請求します。これに対し、各市区町村は免許証・パスポート等で本人確認を行い、各市町村のコミュニケーションサーバーから専用線を通じて、住民の居住している市区町村へ住民票情報の送信を要求します。住民表情報の送信要求は、住民の居住地の市区町村のコミュニケーションサーバーを経由して既存の住基システムへ伝えられます。情報を受け取った住基システムは、コミュニケーションサーバーを通じて住民票の写しに記載するために必要な情報を送ります。この情報が住民が取得を希望する自治体の
  • レポート 情報化社会 セキュリティ 社会学 住基ネット
  • 550 販売中 2007/02/01
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  • 発達の概念や理論及び発達における諸問題について述べよ
  • 「発達の概念や理論及び発達における諸問題について述べよ。」  「発達」とは、受胎から死に至るまでの生涯にわたる心身の獲得的・衰退的変化をいう。発達は、人間が生まれつきもっているプログラムに沿って時間を追って変化していく過程である「成熟」と、生まれた後の経験による変化である「学習」との両方の影響を受けて進んでいく。発達には、「量的側面」と「質的側面」がある。量的な発達とは、身長の増加や体重の増加、語彙数の増加といった、何らかの量の増減として表せられる発達を指す。また、質的な発達とは、思春期には男性的あるいは女性的な身体つきになっていくことや、言語を伝達の手段のみとしてではなく、思想や自己の行動コントロールのために用いるなどの量では表せないが、明らかな質的な差異がある発達を指す。  「発達段階」とは、他の年齢時期とは異なる特徴を持っている年齢時期のまとまりをさす。個体の発達過程がなだらかな連続的変化だけでなく、飛躍的に進行する非連続的変化をも表すと考えるとき、相互に異質で独自の構造をもつとされる一定の区分された時期のことである。ある時期に飛躍的に質的な変化が起こるのだとし、階段を上っていくような過程であるといえる。ここでは、ピアジェ、フロイト、エリクソンの発達段階を述べ、それぞれが抱える問題について考察する。  1ピアジェの発達段階  j.ピアジェは次の四つの段階区分を提起している。①感覚運動的段階(生後の2年間)初めのうちは言葉や記号を使わないので、見たりいじったりすることをとして活動の体系的システムが形成されていき、やがてそのような活動自体が子どもの頭のなかで行われるようになっていく。②前操作の段階(2~7歳)この時期の前半では以前見たことのある他者の行為を自分自身でやってみるという延滞模倣ができるようになる。後半になるとかなり概念化が進むが、まだ物の見かけによって惑わされやすい。また、自分の立場からしか物事を理解できず、相手の立場に立つことができない。ピアジェはこれを自己中心性と呼んでいる。③具体的操作の段階(7~11歳)子どもの思考がまとまった体系に組織化され、具体的状況や日常活動においてなら、理論的な思考ができるようになる。④形式的操作の段階(11歳~)子どもは徐々に具体的内容から離れても理論的操作の思考ができるようになる。  ピアジェの段階説に対しては、それぞれの段階間の移行のメカニズムについて説明がなされていないこと、ある段階に達していない子どもでも、教育によってその段階の操作の形式を獲得することが可能であることの説明がなされていないことなどの問題点がある。  2フロイトの発達段階
  • 環境 子ども 心理 問題 エリクソン フロイト ピアジェ 理論 影響 思春期
  • 550 販売中 2007/11/11
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  • 新たに展開する核問題:人類は核と共存できるか
  • 原爆が絶対悪ならば、その製作者も絶対悪なのだろうか。勿論、製作者が全ての責任を負っているとは思わない。しかし、原爆による人体への被害を考えると、そしてその被害に遭った人々を思うと、にっこりと笑って「そういう事もあるよね」などとは、地球がひっくり返っても言えない。誰が悪いのか。そんな物を作り出した人物が悪いのか、それとも大量殺戮兵器として利用した人物が悪いのか。良いか悪いかと簡単に選り分けられるようなスケールの小さい問題でない事は解っている。しかし、何かに決着をつけなければならない日がくるのだろう。その時世界はどのような対応を取るのか。よく耳にするのは、『原爆は人類が生み出した最強最悪の兵器だ』というものである。これは人類でひと括りにして良い問題ではないはずだ。核の制作が未だ続いているというこの現状が、ただの責任逃れの言葉だと実感させてくれる。戦争したがりのアメリカには調度良い玩具なのかもしれない。
  • レポート 原爆 エッセイ アメリカ 教育
  • 550 販売中 2005/06/25
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  • 環境とナショナリズムの融合 環境問題の新視点
  • 「環境とナショナリズムの融合」 「きれいな水はここでしか手に入らないから・・」朝日新聞2月16日のニュースにはこう書いてあった。こう言ったのはバングラディシュに住むアシュ・ラタさん(38歳)。家から1,5キロの道を毎日二時間おきに歩いてくる彼女とその村は、海面上昇、そしてそれに伴う塩害の被害によってこのような状況になってしまっている。日本の日常では考えにくい一場面である。またアフリカのコンゴ共和国にはもっと遠くまで水を汲みに行かなければならない人々も生活している。そこに潜む原因は「地球温暖化」である。 彼らは他者(われわれ自身もそこには含まれる)によって引き起こされた被害によって直接苦しんでいるわけである。日本もそうだが、先進工業国の排出したCO2が原因となって地球を温暖な星へとしている。そのCO2が原因という可能性はIPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると9割を超えており、今年の2月のIPCCによる最新のレポートにはさまざまな深刻な事態が予想されうると書いてあった。もちろんその温暖化に懐疑を唱える者もいる。太陽の黒点や温暖化は地球の周期であるということだが、それらの変動ではも
  • 環境 ナショナリズム エコ COP 先進国 IPCC 温暖化 環境問題 途上国 環境政策 政策 エコロジー
  • 550 販売中 2009/06/16
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  • 社会学 農業経営後継者問題
  • 社会学 ☆農業経営の継承問題 家族農業経営の継承ということが日本農業の大きな課題となっている。農家の高齢化や農業所得の減少に歯止めがかからず農家個数が減少し、2002年の農家人口はおよそ990万人と始めて1万人を下回った。
  • 社会学 農業 農家 経営
  • 1,100 販売中 2008/03/24
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  • わが国の医療保険制度の概要と問題
  • 1 医療保障の概要  医療保障制度の各国現状をみると大別して、2つに類型化できる。第一は、公費負担で国民に必要な保健と医療をサービスする保険医療サービス方式である。第二は、保険料負担で加入者に必要な医療を費用負担する医療保険方式である。  わが国の医療保障は、医療保険方式を中心に、老人保険や公費負担医療といった保険医療サービス方式の制度も採用している。 2 医療保障の現状  医療保障の目的は、国民が「健康で文化的な生活を営む」ために、病気、傷病、出産などの際、必要な医療サービスを受ける機会を平等に保障することである。  医療保険制度とは、疾病という不確実な事故に備え、危険負担を集団で社会的に行う仕組みであり、個人ではその損失を負担できない危険について集団で平均化しようとする社会的システムである。  わが国では、1961(昭和36)年、国民すべてがいずれかの医療保険制度に強制加入する「国民皆保険」の仕組みをとっている。医療保険制度を大きく分類すると職域保険と地域保健に分かれる。これは保険集団の形成について、職業の形態、同種の職業の者に着目するか、同一の地域内の住所に着目するかの相違である。  職域保険は、さらに被用者保険と自営業者保険組合に分類され、地域保健である国民健康保険は、1つの行政単位が保険集団をなし、市町村が保険者となって医療保険が運営されている。  被用者保険はサラリーマンを対象とする医療保険であり、一般の被用者を対象とするものと特定の職種の被用者を対象とするものに分けられる。  健康保険は、一般の被用者を対象としており、主として中小企業のサラリーマンを対象とする「政府管掌健康保険」と大企業(単一事業所で従業員700人以上)のサラリーマンを対象とする「組合管掌健康保険」とに分類される。
  • レポート 福祉学 医療保険 保健医療 社会保険制度の問題点
  • 550 販売中 2005/12/11
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  • 発達の概念や理論及び発達における諸問題について述べよ
  • 〈発達における量的側面と質的側面〉  「発達」とは、受胎から死に至るまでの生涯にわたる心身の獲得的・衰退的変化をいう。発達は、人間が生まれつきもっているプログラムに沿って時間を追って変化していく過程である「成熟」と、生まれた後の経験による変化である「学習」との、両方の影響を受けて進んでいく。  発達には、「量的」側面と「質的」側面がある。量的な発達とは、身長の増加や体重の増加、語彙数の増加といった、何らかの量の増減として表せられる発達を指す。また、質的な発達とは、思春期には男性的あるいは女性的な身体つきになっていくことや、言語を伝達の手段のみとしてではなく、思想や自己の行動コントロールのために用いるなどの量では表せないが、明らかな質的な差異がある発達を指す。 〈発達段階〉  「発達段階」とは、他の年齢時期とは異なる特徴を持っている年齢時期のまとまりをさす。個体の発達過程がなだらかな連続的変化だけでなく、飛躍的に進行する非連続的変化をも表すと考えるとき、相互に異質で独自の構造をもつとされる一定の区分された時期のことである。ある時期に飛躍的に質的な変化が起こるのだとし、階段を上っていくような過程であるといえる。  また、それぞれの発達段階において、「人間が健全で幸福な発達を遂げるために各発達段階で達成しておかなければならない課題」であり、「次の発達段階にスムーズに移行するために、それぞれの発達段階で習得しておくべき課題」があると教育心理学者のJ.ハヴィガーストは考え、これを「発達課題」とした。また、各段階には健全と相反する危機が存在し、健全な傾向をのばし、危機的な傾向を小さくしなければならないとH.エリクソンは提案している。さまざまな心理学者がそれぞれの発達課題を提言しているが、その内容は一様ではない。
  • レポート 心理学 ピアジェ エリクソン 発達段階 発達課題
  • 550 販売中 2006/01/04
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