連関資料 :: 情報とは?

資料:891件

  • 情報化社会の陥穽
  • 情報化社会の陥穽 1.「情報」と「コンピュータ」に対する崇拝  先年、「カルト教団」という言葉が話題になった。荒唐無稽な教義を掲げた新興 宗教が、殺人を含む多くの反社会的な行動に走り、大きな社会問題になったからで あった。カルト(cult)という言葉を英和辞書で引いてみると、「特にある集団の 人たちが表明する、ある人・理想・事物への礼讃、傾倒、崇拝;(一時的)熱中、 熱狂、……熱、流行」などと説明されている(小学館『ランダムハウス英和大辞典』)。  T.ローザックという文明批評家は、このカルトという言葉を用いて、コンピュ ータや情報化社会の問題点を論じた。The Cult of Information: The Folklore of Computers and the True Art of Thinking, Pantheon Books, 1986という書物がそ れである。直訳すれば「情報崇拝:コンピュータ神話と思考の本質」とでもなろう か。筆者はこの書物の邦訳作業(『コンピュータの神話学』朝日新聞社)を通じて、 コンピュータとは一体どういう存在なのか、また情報化社会はどのような可能性を 持つと同時に限界ないしは危険性を有するのかなどについて考えるようになった。  ローザックはこの書物の中で、英語圏にあってはinformationという語は、本来 ごくありふれた語の一つにすぎなかったのに、コンピュータの発達と普及に伴って、 次第に特別の重みをもつようになったと論じている。日本語の「情報」についても 同様のことが言えるだろう。そして、「情報をもっているものと、もっていないも の」、あるいは「情報にアクセスし自由に操作できるものと、そうすることができ ないもの」といった言い方が頻繁になされ、「情報化社会に取り残されないために」 といったタイトルのビジネス本が店頭に横積みにされ、雑誌の特集記事になる。そ んなことが、ここ10年来、いや20年来繰り返されてきた。その結果、近年、多くの大学 でも「情報科目」が開設されるようになってきた。  このようにビジネスの世界も大学を含む教育の世界も、そして社会全体が一斉に 「情報化」に、そして「コンピュータ」になだれをうっている。ローザックは、こ のような動きを一種の「カルト」だと見て批判している--多くの人々は、情報化 社会についての的確な展望を欠いたまま、そしてコンピュータの能力についての適 切な理解を欠いたまま、世の中の流れに取り残されまいと、やみくもに「情報」に 「コンピュータ」に向けて走り出しているのではないか。もしそうなら、現在の状 況は、情報崇拝あるいはコンピュータ崇拝と呼ぶべきではないか、というわけであ る。しかも、情報・コンピュータ崇拝の蔓延には、当然のことながら、コンピュー タ関連業界やコンピュータの専門家による誇大・過剰宣伝が大いに貢献している。 したがって、われわれは、コンピュータにまつわるおびただしい言説のうちに、ま ともなものと脅迫まがいの誇大宣伝とを区別せねばならない。  ローザックが以上のような批判を行ったのは10年以上も前のことであるが、情報やコ ンピュータに関して、カルト的な言説や雰囲気はなくなっただろうか? むしろ、 ここ数年、「マルチ・メディア」「インターネット」「Eメール」「ネットワーク 社会」などといった目新しい概念なり用語が登場して、これまで以上にカルト的状 況が進行しているといえよう。   2.コンピュータ・リテラシーについて  コンピュータ・リテラシーとは、言う
  • 全体公開 2007/12/24
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  • 企業情報の取扱に関する覚書
  • 企業情報の取扱に関する覚書 ○○○○株式会社(以下「甲」という)と○○○○株式会社(以下「乙」という。)とは、甲乙間で締結された「取引基本契約書」(以下「基本契約」という。)に基づき甲が乙に委託する各種の業務(以下「本業務」という。)の遂行における企業情報の取扱に関し、次のとおり覚書を締結する。 第1条(目的) 本覚書は、本業務の委託に当たって甲が乙に預託し、又は乙が収集する企業情報の適切な保護を目的として、乙における企業情報の取扱条件を定めるものである。 第2条(定義) 本覚書において、「企業情報」とは、企業に関する情報であって、当該情報に含まれる記述、企業、個人別に付された番号、記号その他の符号、又は画像若しくは音声により当該企業、個人を識別することのできるもの(当該情報のみでは識別できないが、他の情報と容易に照合することができ、それにより当該企業、個人を識別できるものを含む。)をいう。 第3条(管理部署及び管理者) 乙は、本覚書締結後遅滞なく、本覚書末尾記載の書式(以下「本書式」という。)に基づく書面により、企業情報の管理部署及び管理者等を甲に通知しなければならない。 2. 乙が
  • 企業情報 個人情報 覚書
  • 全体公開 2008/11/17
  • 閲覧(3,985)
  • 情報提携契約書
  • 情報提携契約書  ○○○○株式会社(以下「甲」という)と有限会社○○○○(以下「乙」という)は、次の通り契約する。 第1条(契約の目的)本契約は、甲及び乙それぞれが有する得意先に関する情報につき、提携を行うことを目的とする。 第2条(法人得意先名簿)甲は、その有する法人(官公庁を含む。以下同じ)の得意先名簿を整理格納する。 2 乙は、甲の有する法人の得意先名簿を閲覧又は謄写することができる。 第3条(個人得意先名簿)乙は、その有する個人の得意先名簿を整理格納する。 2 甲は、乙の有する法人の得意先名簿を閲覧又は謄写することができる。 第4条(秘密保持)甲及び乙は、前二条の名簿にかかる事項並びに
  • 契約書 業務提携 会社書式
  • 全体公開 2008/11/19
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  • 市民はマスメディアの情報に流される
  •  市民はマスメディアの情報に流される。マスメディアが放った言葉を噛みしめず、かつ自分の思考の中で吸収しようとはしない。  行政バッシングという言葉を最近耳にする。行政の不祥事、たとえば横領や談合などの問題について、市民、ましてやマスメディアが敏感になってきた。国民の奉仕者である公務員に対する視線は冷たく、パラノイア化と言われても仕方がない。  なぜ、民間ではなく、公務員だけが特別扱いされるのか。私は、行政にも、マスメディアにも携わっていないので、その真相を知る由もない。ただ、これが現代の流れであるのには確かである。  社会保険庁による年金記録問題、その中で責任の矛先が一つの焦点となっている。「
  • 情報 メディア 問題 行政 言葉 年金 マスメディア 責任 市民 地方
  • 550 販売中 2007/11/14
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  • 情報概論 分冊1
  •  インターネットの世界は10年前と比較すると急激なスピードで進化を遂げてきた。以前は通信速度も遅く、特定のユーザーの利用が中心であったが、ADSL等の広帯域な領域を利用しての常時高速通信が普及するとインターネットの利用者は急増した。ADSLは電話回線を使用するため、器具の工事を必要とせず、ISPまでのアクセスポイントまでの料金だけなのでその先の通信費はどこまでアクセスしても一定となる。また、同時にIP電話がISPの付加サービスとして普及し始め、ネットワークを利用することにより同様に、距離に関係なく一定の通信費で通話も可能となった。いつでもどこでも必要な情報にアクセスできる、アクセスをシームレスに繋ぐというユキピタスという構想がそこには存在する。 インターネットではいつでも、どこでも情報の発信、閲覧が可能となるのでより早い時間で情報を得られる。これにより、モノや情報がこれまでより安価にかつ速いスピードで広がり始めた。しかし、多くの人がホームページを作成し、閲覧できるようになると、著作権の問題も生じるようになってきた。文書、画像、動画等全てのものが劣化なく複製が可能となり、公開もできるよう
  • 日本大学 通信教育 H19.20年度
  • 2,200 販売中 2008/02/11
  • 閲覧(1,606)
  • 情報社会の弱い面
  • 戦後、アメリカの下で日本は見事に、情報化社会として変貌を遂げたのだと思います。1990年代半ば以降、急激なインターネットや携帯電話の普及は誰の目からみても明らかであるのではないかと思います。私も、毎日のようにインターネットや携帯電話を使用しています。たとえば、何かを調べたい時、たとえば誰かと連絡を取りたい時や、最新ニュースを知りたい時や、過去のニュースを知りたい時、企業の情報をえたい時、海外のニュースや情報をえたい時等に、私はインターネットや携帯電話などを使用します。その上、大きな企業や団体は、いまや、自社のHPを持っていることがあたりまえのようになっています。むしろ、それがどれだけこっているかの方が企業の発展具合を象徴するような面もあります。そして、今や首相官邸HPや政党のHP等も存在する時代でもあります。歳をとったおじいさんおばあさんでも携帯電話を使おうか、ラップトップは一家に一台は当たり前、むしろセカンドラップトップが必要だ、という時代なのです。他にも、ネット上でお金の送金や、株の購入が出来たり、とにかく何でもインターネットさえ出来れば、家にいても出来てしまう時代なのです。そして
  • レポート 情報 社会 弱い面
  • 550 販売中 2007/01/10
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  • 『公共図書館の意義と役割』~情報社会と生涯学習社会の情報基盤として~
  • 本レポートでは、公共図書館の意義と役割について論じています。本論では、従来の公共図書館の意義を確認した上で、「情報社会」、「生涯学習社会」という二つの側面から公共図書館の役割や意義について論じています。無償公開しております『中小都市における公共図書館の運営』、『日野市立図書館の、日本図書館史における意義』、等も御覧いただければ、さらに理解が深まると思います。また、有料になりますが『公共図書館の存在意義と使命~経営的視点から考察する』においては、経営的側面から公共図書館の意義について論じています。最後に、現代の公共図書館(ホームライブラリー)が抱える問題や課題については、『大都市公共図書館の盲点と衰退』において、大阪市立中央図書館を題材に詳細に論じています。
  • 意義 公共図書館の意義 情報社会 生涯学習社会 情報基盤 図書館員 司書 図書館サービス 生涯学習
  • 550 販売中 2011/04/28
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