日大通信教科教育法英語Ⅲテキスト「英語科教育法Ⅲ」(H27,28年度)
第二章"Helping the Unsuccessful Language Learner"の和訳です。
市販の翻訳本がない全文英語のテキストなので、読み込むのに相当時間のかかる教科だと思われます。意訳をせず、英単語1つ1つの意味を捉えられるよう訳してあります。
レポートにはコピペせず、意味を自分の言葉で捉え直して活用して下さい。
科目修得試験(例年ランダムで出題されるテキスト本文の意訳)の勉強にも大いに活用できると思います。
参考文献、引用はありません。
非限定文句の用例を用いた分詞構文導入や
綴字と発音の間の基本法則の指導法、
第一次言語運用と第二次言語運用の指導法を
まとめなさい。
非限定文句の用例を用いた分詞構文導入について
分詞構文の持つ意味について、いくつかの意味を含んでいることについて副詞文句を具体的に上げて説明する必要がある。例えば
Hearing the news, I cried
Hearing Because I heard the news
When I heard the news
Seeing her father, she looked very happy.
Seeing When she saw her father
Because she saw her father
上記の分詞構文の意味について「私がその知らせを聞いたので」と意味を取ることも出来るし「私がその知らせを聞いた時」ととることも出来る。また、その下の分詞構文では「彼女が父親に会ったとき」という意味をもち、また「彼女は父親に会ったので」という意味も持つ。
このように意味を含むと考えられる副詞文句について加えて説明をしつつ分詞構文に慣れていくような指導をしていくことが必要だと考えられる。
綴字と発音の間の基本法則の指導法について
綴字と発音の間の関係の指導法については、分かりやすく、生徒が自身の触れる英語に取り込みやすいものを考えてまとめた。
① 母音がひとつの短い単語は発音が短い。
(子音で終わる一音節の母音は短い発音になる)
stop pot cup bed pump cat
②最後のeは発音しない。