連関資料 :: 文化
資料:490件
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平和と文化
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・はじめに
半年間にわたる「平和と文化」の講義の中で、講師の方々が「平和」をキーワードに、さまざまな話をしてくださった。現代社会には国外、国内を問わず、実に多くの問題が存在する。何年も前から問題として認識されていながら、未だに解決の糸口さえつかめないものも多い。いろいろな要素が複雑に絡み合っているために先へ進まないのだ。私は講義を受講して、このような問題を改めて知る機会を得、人とは何か、国とは何か、歴史とは何か、そして平和とは何かということを考えることができた。そういった意味でも、「平和と文化」の講義は非常に有意義だったように思える。
寄付講義はどれも興味深いものであったが、私が特に関心を持ち感銘を受けたのは、ゼリハさんとメルダルさんのお話だった。クルディスタンと周辺各国の現状や、日本の難民申請制度がいかにずさんなものであるかを知ることができた。そこで今回の期末レポートでは「クルド人問題と日本の移民(難民)制度」をテーマに据えて、私自身の体験も交えながら論じていくことにする。
1.クルド人問題
クルド人は主にトルコ・イラン・イラク・シリアにまたがる山岳地帯に住む少数民族である。一般に彼らの居住地域をクルディスタンと呼ぶが、今まで一度たりともクルド人による独立国家が存在したことはない。クルド民族の歴史は周辺諸国からの迫害、侵略と抵抗の歴史であり、その構図は現在に至るまで続いている。そんな境遇に置かれているクルド人とはどんな人々なのであろうか。ここで私が出会ったクルド人について紹介してみよう。
私は昨年度大学を休学し、バックパッカーとしてアジアの国々を旅してきた。トルコ最東部、イラン国境近くのドゥバヤズットという町で、私は初めてクルド人と話をした。宿泊していたゲストハウスで働く陽気な青年で、名前をマフムドという。
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レポート
国際関係学
クルド人問題
移民問題
クルディスタン
周辺各国
現状
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「タバコ文化」
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はじめに
2003年、香港ラジオというテレビが「タバコのうそ」という番組を作った。確かに、香港人にとって、日本人が喫煙のことが大好きであるという印象が持っている。日本のテレビドラマや日本に旅行のときに、タバコを吸いながら町に歩く日本人をたくさん見える。このエッセイは、「タバコのうそ」という番組をめぐって、日本のタバコ文化について討論し、香港人はこのことにどんなイメージを持って影響を及ぼすを考察したい。
「タバコのうそ」という番組について
まず、「タバコのうそ」という番組を要約する。この三十分ぐらいの番組は、三部分を分ける。
第一、日本の民間はタバコについてどう思うであろうか。それに、日本政府の禁煙運動の意見を聞く。簡単に言えば、民間は多分喫煙者が嫌いである。さらに、日本政府の禁煙運動が不足であると言った。この番組は、日本のタバコ問題インフォメーション・センタの渡辺文学会長に訪問した。渡辺によると、大部分の市民はタバコの問題について正しいメッセージをもらわない。タバコを吸うと健康の問題(例えば癌や心臓病など)が多いと事実が知らない。それに、日本のタバコは世界には一番安い。
第二、日本政府の立場。もちろん、日本政府が禁煙運動は続けている。実は日本政府は日本にタバコを売る会社「Japanese Tobacco Inc.」(“JTI”)の株主である。もっとも、タバコの売り上げは税収入として大きく、その削減ともなる。ですから、日本政府が本当に禁煙つもりであろうかを疑われる。
最後は、日本少年が喫煙問題。番組は十人ぐらいを訪問した。問題は(1)ヘビースモカであるか;(2)いくつから喫煙を始めるか;(3)友達も喫煙者であろうか;(4)友達の中で何人ぐらいが喫煙者であるか。びっくりしたけど、訪問された人と訪問された人の友達はすべてヘビースモカそうである。
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レポート
日本文化
タバコ
文化
喫煙
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中国の文化
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中国の文化Ⅱ レポートテーマ:諸子百家について
まず、諸子百家とは何か。東周の前半にあたる春秋時代から、戦国時代にかけて周王朝が滅び、周辺諸侯が強大化し、覇権争いが激しくなった。春秋時代には200ほどもあった国が次第に併合されて、『戦国の七雄』と呼ばれる、燕斉韓魏趙楚秦の7つの有力国家に統合された。
このような激動の時代の中で、古い秩序が崩壊していき、新たな秩序や思想が求められ、諸侯も有能な人材を求めたために多くの思想家や学者が現れ、多くの書物が書かれることになった。これらを総称して『諸子百家』と呼ぶ。主な学派は儒家、道家、法家、兵家、墨家、縦横家、陰陽家、名家、農家があげられる。儒家は孔子、孟子、荀子。道家は老子と荘子。法家は商鞅、韓非子、李斯。兵家は孫子と呉子。墨家は墨子。
孔子(前551~前479)について。中国、春秋時代の学者・思想家・儒学の祖である。 姓は孔、名は丘、字は仲尼、号は尼父、諡は文宣王。中国古代の理想的帝王の尭・舜・文王・武王・周公の道を広めて、仁・義・礼・智・信の五常を教えた。永く東洋道徳の規範となった『論語』は、孔子の言葉を後から弟子が集めたものであるので孔
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フランス文化
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第1章
・フランス第一宗教はカトリック。第二はイスラム。
・フランスの人口は5800万人。その上、フランス国籍を持たない300万人以上の、かつてフランスが植民地にしていたマグレブ諸国出身のアラブ人がいる。
・「自由のために迫害を受けた者を庇護する」ことを大革命後の1789年の憲法で定めた「共和国の伝統」が生きており、多くの他国民の亡命、帰化を寛大に受けて入れてきた結果、両親、祖父母、曾祖父母の少なくとも一人に外国人を持つフランス人が、全人口の3分の1、1800万人もいる。
・国土面積は日本の1.5倍、約55万平方キロ。地形は六角形をしている。
・文化的にはフランスに人種差別はない。
・青年層の失業率が平均の2倍、つまり25%近く、4人に1人の割合にも達する。
・「国民戦線(FN)」…近代フランスの「共和国の伝統」、「自由な社会」のイメージを捨て、公然と人種差別主義を主張する。1995年の大統領選挙では15%もの支持を得た。この影響で、フランスで生まれた外国人の子供にも自動的にフランス国籍を与えるリベラルな国籍法を改定し、外国人の国籍取得条件を厳しくしたり、外国人の不法滞在をより徹底的に排除する措置を講じたりせざるを得なくなる。
・「SOS人種差別」…「国民戦線」に対抗し、野蛮な排外主義に抵抗して人種差別の犠牲者たちの擁護に立ち上がり、これを権威ある言論人たちが積極的に支持する。
第4章
・フランスは永くカトリックの国であり、「ローマ教会の長女」と呼ばれていた。現在でも75%のフランス人が一応カトリックと答えるが、そのうち信者として定期的にミサに出かけたり、罪の懺悔などをする勤めを実行する信者はわずか13%、残りの34%はたまに果たす者、53%はなんの勤めも果たさない形式的な信者である。
・国政への宗教の関与を完全に排除する「政教分離法」を成立させたのは1905年。
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レポート
宗教
職業
結婚
個人主義
クンデラ
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イスラム文化
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1 宗教
1−1
イスラームはいまや単なる宗教としてではなく、1つの政治勢力、世界政治の動向を左右するほどの力を持った政治勢力となっている。しかし本来的、あるいは根源的にはあくまでも宗教であり、1つの特徴ある信仰体系である。
普通イスラームというと、人は砂漠的人間の宗教思想として類型化しがちである。しかし厳密に考えると、イスラームはその起源においてすらアラビア砂漠の砂漠的人間の宗教ではなかった。
砂漠的人間とは、具体的には1つの場所に定住せず、広漠たる砂漠をたえ移動しながら遊牧生活をする、いわゆるベドウィンのことであるが、イスラームを興した預言者ムハンマドは砂漠的人間ではなく商人であった。おなじアラビア人でも砂漠の遊牧民と都市の商人とではメンタリティーも生活感情も生活原理もまるで異なっている。砂漠的人間であるどころかムハンマドは砂漠的人間の価値体系に真正面から対抗し、イスラームという宗教を築き上げたのである。イスラームの聖典『コーラン』が商業言葉や商業専門用語の表現に満ちているという事実もこの点においては示唆的である。
またイスラームは、オリエント文化やヒンドゥー教、大乗仏教といった周辺地域の文化や宗教に影響されているということを考えてみると、砂漠の文化として簡単に類型化されるものではなく、複雑な内的構造をもった1つの国際的文化であるいえる。
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レポート
国際関係学
イスラム
ムハンマド
アラビア
スンニー
シーア
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「移民と第三の文化」現代文化論 レポート
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有名国立大生の学部レポート。
<参考文献>
「外国人労働者と社会保障」社会保障研究会編、 東京大学出版会
「外国人労働者のフランス―排除と参加―」フランソワーズ・ギャスパール/クロード・セルヴァン=シュレーベル著 林信弘監訳 法律文化社
「ヨーロッパ統合と文化・民族問題」西川長夫・宮島喬編、 人文書院
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経済
社会
文化
イギリス
ドイツ
労働
移民
政策
外国人
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オセアニア文化研究
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●東南アジア島嶼部、インドネシアに生息している2つ民族を事例としてあげる。
ダヤック…ボルネオ島インドネシア領に生息。
カジャン…南スラウェシに生息。
? ダヤックの概要
四五〇〇年くらい前に、オーストロネシア諸語を話す人びとがフィリピンボルネオ島に移住。
それらの人びとがボルネオ島の先住民であり、ダヤックはその先住民のうち、イスラーム教徒でもマレー人でもない人びとの集団をさす。
(1) ダヤックの類型
・森林を中心とした二つの様式の生態系→狩猟採集民族、焼畑民族
・焼畑民族の社会構造は二つに分かれる→社会成層を持つ集団と平等的社会を持つ集団
・七類型に分けられるが、五類型にまとめて以下で概説する。
(イ)狩猟採集民族(プナン系諸族)
(ロ)ボルネオ中央の社会成層を有する焼畑民族(カヤン=ケニァ系諸族)
(ハ)ボルネオ西部の平等主義的な焼畑民族(イバン系諸族)
(ニ)ボルネオ南部の穏やかな社会成層を有する焼畑民族(バトリー系諸族)
(ホ)ボルネオ北東部の平等的な焼畑民族(ドゥスン系諸族)
(2) ダヤックの世界観と信仰
・ダヤック人に共通して見られる創世神話
天の神と海の神が性交し、半神半人の息子と娘を造り、その息子と娘が近親相姦して人間を産んだ。
・ダヤック人の二論的世界観「上界と下界、二元の統一」
上界→鷹、男性、首狩りを連想させる。下界→蛇、龍、女性、農業を連想させる。
したがって、首狩りの儀式と農耕儀礼はともに生命力あるいは豊作を獲得し増加させるための中心的な信仰になる。また、精霊も重要な存在である。精霊は上界、下界、人間界のどこにでもいて、人間を守ってくれたり危害を加えたりする。
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レポート
国際関係学
南スラウェシ
民族文化
文化人類学
アジアの少数民族
ボルネオ島
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イギリス文化研究
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私はイギリスには行ったことがない。しかし、授業で学んだとおりイギリスは実に深い歴史を持ち興味深い国であると思う。私はイギリスの文化や国民性についていくつかのイメージを持っている。それらのイメージが果たして本当なのか?ということを今回のレポートで検証してみようと思う。
~私が考えるイギリス~
1.イギリス人はお茶を愛している。
2.イギリス人は紳士である。
3.イギリス人は討論が得意である。
4.イギリス人はプライドが高いので謝らない。
5.イギリスは質素でイギリス料理は美味しくない。
6.イギリス人は傘を差さない。
まず、これらが私が持っていたイメージである。これらのイメージの真偽を調べるために、調査には私のイギリス人の友人にも協力をしてもらった。
イメージ1について。 本当である.
昔から『お茶を飲む』ということはリラックスしたり友人とのコミュニケーションの時間ということで大切にされてきた。午後4時がお茶の時間であり、その名の通り、『アフタヌーン・ティー』である。この名前は日本にも浸透していて、カフェなどでは紅茶とお菓子という組み合わせのメニューとなっているのをよく見かける。しかし、伝統的なイギリスの『アフタヌーン・ティー』は、サンドウィッチやスコーン、ケーキなどの3コースから成る、ボリュームたっぷりのメニューである。イギリス人はお茶が大好きで、かつてロンドンのオフィスでは、『ティーレディー』と呼ばれるお茶を入れてくれる専門の女性を会社で雇っていた。しかし最近では仕事の手を止めてまでお茶の時間を取ることがなくなってきたそうである。それに伴い、ロンドンでは街中で紅茶をのめるティールームがなかなか見当たらないという。その代わりに日本の様にたくさんのカフェができていて、コーヒーが主流になりつつあり、若者がカフェやレストランでお茶を頼むのではなく、おしゃれ感覚でトレンディなミネラルウォーターなどを注文しているという。しかし、それでも田舎に行くとまだお茶の時間を取るところがあり、のんびりとお茶の時間を楽しむ光景が見られる。そしてドライバーや公務員、商売をしている人などいろいろな人がティーバッグやお湯で溶かすだけのインスタントティーであっても、仕事場でお茶をのんで休むという習慣をまだしっかりと持っている。忙しくせわしない日本にいる私はこの様な習慣をうらやましく思う。
イメージ2について. どちらとも言えない。
私たちはなぜか幼い頃から『イギリス人=紳士』というイメージがあるが、このイメージと現代の若者の間には大きなギャップがあるという。ロックバンドの影響もあるのか、若者の中には『All English gentlemen are dead (英国紳士は絶滅した)』と、冗談まじりに言う者もいる。彼らは『紳士でいること』は、『時代遅れ』だと思っている。私たちが考えるイギリスの紳士の服装は、背広にシルクハットに葉巻パイプにステッキといった感じである。しかし、これは日本に例えるとサムライや将軍の格好をした人々が見られないのと同じように『紳士風』に固めた服装の人は現代のイギリスの街中では見られないという。しかし、個々の英国紳士ファッションというものは人気があり、日本で背広の語源となったSaville Rowという通りには、今も高級紳士服のテーラーが立ち並び、ファッションにうるさい男性の間ではここでスーツを仕立てることがステータスのひとつとなっているそうだ。また、かちっとしたイギリス紳士靴は定評があり日本でも人気があり『John Lobb』や『Tric
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レポート
イギリス
文化
お茶
アフタヌーンティー
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