資料:247件
-
94回薬剤師国家試験問123
-
94回問123
コリン作動薬及び抗コリン薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
ピロカルピンは、シュレム管からの眼房水の排出を抑制し、眼圧を上昇させる。
ベタネコールは、コリンエステラーゼで分解されやすく、作用は一過性である。
ネオスチグミンは、コリンエステラーゼ阻害作用を有し、手術後の腸管麻痺や排尿障害に用いられる。
ピレンゼピンは、ムスカリン性アセチルコリンM1受容体の選択的遮断薬であり、胃液分泌を抑制する。
イプラトロピウムは、経口投与による吸収が良く、気管支平滑筋のムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断する。
1(a,b) 2(a,e) 3(b,c) 4(c,d)
-
アセチルコリン
全体公開 2009/05/28
- 閲覧(4,566)
-
-
94回薬剤師国家試験問124
-
94回問124
局所麻酔薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
触覚、温覚、痛覚の順に感覚が失われる。
リドカインの作用を持続させる目的で、アドレナリンのような血管収縮薬が併用される。
プロカインは、組織浸透性が低いので、表面麻酔には不適当である。
オキセサゼインは、強酸性条件下でも有効であり、胃粘膜局所麻酔薬として用いられる。
ジブカインは、偽性コリンエステラーゼに よって速やかに加水分解され、作用時間は短い。
解答 2
× 痛覚、温覚、触覚の順に感覚が失われる。
○ リドカインにアドレナリンのような血管収縮薬を併用することで、リドカインの循環血中へ移行性が低下し、作用が持
-
時間
アドレナリン
感覚
全体公開 2009/05/28
- 閲覧(7,659)
-
-
93回薬剤師国家試験問178
-
93回問178
DDS製剤とその目的について、正しいものの組合せはどれか。
DDS製剤 目的 a 硝酸イソソルビドの経皮吸収型製剤 主薬の吸収促進 b ポリエチレングリコールで化学修飾したインターフェロンの注射剤 主薬の作用時間延長 c アムホテリシンBの注射用リポソーム製剤 病巣部位への移行性の向上 d デキサメタゾンパルミチン酸エステルを含有させたリピッドマイクロスフェア製剤 腫瘍組織への指向性の向上
1(a,b) 2(a,c) 3(a,d)
4(b,c) 5(b,d) 6(c,d)
解答 4
× 硝酸イソソルビドの経皮吸収型製剤は、薬物の放出制御を施した製剤であり、薬効の持続化
-
化学
組織
目的
時間
全体公開 2009/05/28
- 閲覧(12,513)
-
-
93回薬剤師国家試験問121
-
93回問121
細胞膜に存在する受容体に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
神経筋接合部のニコチン性アセチルコリン受容体の刺激は、筋細胞内へのNa+流入を引き起こし、膜電位は脱分極側に変化する。
交感神経節後線維末端に存在するアドレナリンα2受容体の刺激は、サイクリックAMP(cAMP)の減少と神経伝達物質の遊離抑制を引き起こす。
心筋細胞のアドレナリンβ1受容体の刺激は、cAMPを増加させ、心筋収縮を促進する。
ヒスタミンH2受容体の刺激は、ジアシルグリセロールとイノシトール1,4,5-三リン酸の生成を促進する。
セロトニン5-HT2受容体の刺激は、Cl-流入を引き起こし、膜電位
-
変化
神経
アセチルコリン
アドレナリン
細胞
筋収縮
全体公開 2009/05/29
- 閲覧(6,132)
-
-
93回薬剤師国家試験問124
-
93回問124
末梢神経系とその効果器に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
リドカインの局所麻酔作用は、適用された部位のpHにより影響され、酸性部位ではその効力が減弱する。
コカインは、Na+チャネル遮断に加え、ノルアドレナリンの血管収縮作用を抑制する。
スキサメトニウムは、骨格筋弛緩作用に先立ち、終板の脱分極を引き起こす。
ベクロニウムは、骨格筋の静止膜電位を変化させず、終板電位を抑制する。
ダントロレンは、主に骨格筋細胞膜のNa+チャネルを遮断し、筋弛緩を引き起こす。
1(a,b,c) 2(a,b,e) 3(a,c,d)
4(b,d,e) 5(c,d,e)
-
神経
骨格筋
アドレナリン
薬物
効力
細胞
全体公開 2009/05/31
- 閲覧(7,329)
-
-
94回薬剤師国家試験問125
-
94回問125
パーキンソン病治療薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
カルビドパは、芳香族L-アミノ酸デカルボキシラーゼを阻害し、内服したレボドパの脳内移行量を増加させる。
ドロキシドパは、パーキンソン病における振戦と筋強剛を改善するが、無動症とすくみ足を悪化させる。
セレギリンは、B型モノアミン酸化酵素(MAOB)を阻害し、レボドパの効果を増強する。
タリペキソールは、ドパミンD2受容体を刺激してパーキンソン病の症状を改善する。
ビペリデンは、向精神薬により誘発されるパーキンソン病様症状には無効である。
1(a,b,c) 2(a,b,e) 3(a,c,d)
4(b
-
精神
アドレナリン
アミノ酸
改善
全体公開 2009/05/31
- 閲覧(8,241)
-
-
94回薬剤師国家試験問126
-
94回問126
抗うつ薬及び抗そう薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
クロミプラミンは、抗コリン作用の弱い抗うつ薬である。
ミアンセリンは、シナプス前アドレナリンα2受容体遮断により、ノルアドレナリン遊離を増加させる。
パロキセチンは、セロトニン再取り込みを阻害し、神経終末のセロトニン自己受容体のダウンレギュレーションを引き起こす。
炭酸リチウムは、イノシトール-1-リン酸分解酵素を阻害し、ホスファチジルイノシトール代謝回転を亢進させる。
ミルナシプランは、ドパミントランスポーターに選択的に作用してドパミン再取り込みを阻害する。
1(a,b) 2(a,e) 3(b,c)
-
アドレナリン
神経
自己
酵素
シナプス
全体公開 2009/05/31
- 閲覧(4,127)
-
-
94回薬剤師国家試験問127
-
94回問127
催眠薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
長時間型のベンゾジアゼピン系薬は、短時間型よりも退薬による反跳現象を起こしにくい。
ニトラゼパムは、入眠に至るまでの時間には影響しないが、入眠後の覚醒回数と時間を減少させる。
フルラゼパムは、作用時間の短い催眠薬で、一過性前向性健忘を起こしやすい。
エチゾラムは、GABAA受容体のGABA結合部位に直接作用して、Cl-の透過性を亢進する。
ゾルピデムは、ベンゾジアゼピン系薬と化学構造は異なるが、ベンゾジアゼピン受容体に作用してGABAA受容体機能を亢進させる。
1(a,b) 2(a,e) 3(b,c) 4(c,d)
-
時間
全体公開 2009/05/31
- 閲覧(9,636)
-
-
93回薬剤師国家試験問125
-
93回問125
全身麻酔に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
麻酔時にモルヒネを併用すると、モルヒネの動眼神経核抑制作用により散瞳の増大が認められる。
プロポフォールは、麻酔の導入と覚せいが速やかで、持続点滴による全身麻酔に用いられる。
神経遮断性麻酔には、麻薬性鎮痛薬のフェンタニルとブチロフェノン系神経遮断薬のドロペリドールを併用する。
セボフルランは、心筋のカテコールアミンに対する感受性増大作用がハロタンより強い。
解答 3
× 麻酔時にモルヒネを併用すると、モルヒネの動眼神経核抑制作用により縮瞳が認められる。
○
○ 神経遮断性麻酔とは、よびかけに反応する程度に意識を保ち
-
神経
全体公開 2009/05/31
- 閲覧(5,598)
-
-
93回薬剤師国家試験問127
-
93回問127
鎮痛薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
モルヒネは、下行性の痛覚抑制系を活性化し、脊髄後角における痛覚情報の伝達を抑制する。
ペチジンは、オピオイドμ受容体を介した鎮痛作用に加えて鎮痙作用をもつ。
ペンタゾシンは、オピオイドμ受容体には完全刺激薬として、オピオイドκ受容体には部分刺激薬として作用する。
ナロキソンは、オピオイドμ受容体刺激作用のない麻薬拮抗薬で、過量のモルヒネにより抑制された呼吸を回復させる。
解答 2
○
○ ペチジンは、オピオイドμ受容体を刺激することで、モルヒネの1/6~1/10の鎮痛作用を示す。また、ペチジンは、アトロピン様の向神経性
全体公開 2009/06/01
- 閲覧(4,774)
-
-
93回薬剤師国家試験問128
-
93回問128
次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
メチルフェニデートは、アンフェタミン様の中枢興奮作用をもち、ナルコレプシーに用いられる。
ベタヒスチンは、アドレナリンβ受容体を遮断して内耳の微小循環を改善し、メニエール病に伴うめまいを抑制する。
ファスジルは、ミオシン軽鎖のリン酸化を阻害し、くも膜下出血による脳血管れん縮を抑制する。
アマンタジンは、中枢神経機能を活性化する作用をもち、脳梗塞後遺症に伴う意欲・自発性低下を改善する。
ドネペジルは、中枢神経系のアセチルコリン合成を選択的に促進し、軽度及び中等度のアルツハイマー病における認知障害の進行を抑制する。
1(a,b,c)
-
障害
認知
アセチルコリン
神経
アドレナリン
改善
アルツハイマー
酸化
循環
細胞
全体公開 2009/06/01
- 閲覧(9,979)
-
-
93回薬剤師国家試験問129
-
93回問129
関節リウマチ治療薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
アクタリットは、胸腺からのサプレッサーT細胞の分化誘導を促進する。
レフルノミドは、体内で活性化されてピリミジン合成を阻害する。
オーラノフィンは、シクロオキシゲナーゼを阻害して炎症を抑える。
インフリキシマブは、関節破壊の原因となる腫瘍壊死因子α(TNF-α)の受容体を遮断する。
ブシラミンは、分子内にSH基をもち、リウマトイド因子のジスルフィド結合(-S-S-)を切断する。
1(a,b,c) 2(a,b,e) 3(a,c,d)
4(b,d,e) 5(c,d,e)
解答 2
○ アクタリットは、胸腺か
-
合成
免疫
細胞
分子
全体公開 2009/06/01
- 閲覧(9,691)
-
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
- 写真のアップロード
- ハッピーキャンパスに写真の
アップロード機能ができます。
アップロード可能なファイルは:doc .ppt .xls .pdf .txt
.gif .jpg .png .zip
- 一括アップロード
- 一度にたくさんの資料のアップロードが可能です。 資料1件につき100MBまで、資料件数に制限はありません。
- 管理ツールで資料管理
- 資料の中から管理したい資料を数件選択し、タグの追加などの作業が可能です。
- 資料の情報を統計で確認
- 統計では販売収入、閲覧、ダウンロード、コメント、アップロードの日別の推移、アクセス元内訳などの確認ができます。
- 資料を更新する
- 一度アップロードした資料の内容を変更したり、書き加えたりしたい場合は、現在アップロードしてある資料に上書き保存をする形で更新することができます。
- 更新前の資料とは?
- 一度アップロードした資料を変更・更新した場合更新前の資料を確認することができます。
- 履歴を確認とは?
- 資料のアップロード、タイトル・公開設定・資料内容説明の変更、タグの追加などを期間指定で確認することができます。