連関資料 :: 環境
資料:503件
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書評「いま、地球環境のためにできること」
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20世紀は、科学技術と開発の世紀と言われ、人間の未来は明るいと思われた。しかし、世紀の半ば以降、環境問題が各地で顕在化し局地的問題から全地球的規模へと拡大していった。
現在、人間の経済活動の副産物として排出される大量の二酸化炭素などによって引き起こされている地球温暖化が、異常気象・海面上昇など顕著に見られる自然現象で、現実味を帯びてきている。........
またライフスタイルの中でできる地球温暖化防止のために可能なことは色々とある。ガスの使用を減らすために食器洗いの湯を低めにしたり、お風呂にはなるべく間をあけずに入り追い焚きを1日1回にするということが可能である。水道で考えられることは洗濯はまとめてし、なるべく風呂の残り湯を使い、シャワーは流しっぱなしにしないということがある。電気は使っていない場所の照明はこまめに消したり、テレビを見ない時は消すなどが可能である。また冷蔵庫に物を詰め込み過ぎないことや、こたつの設定温度を低めにするなど、家電製品の使い方を各家庭でちょっと工夫するだけでCO2の削減につながるのである。自動車の使用で可能なことは無駄なアイドリングはしないということである。最近、市バスなどでアイドリングストップバスというものを見かける。そのようなバスを増やすということもできる。またリサイクルの面では無駄なゴミをださないようにし、買い物袋を持参して、スーパーの袋は断るようにするなどがあげられる。これは最近、マイバッグ運動として、店舗(スーパーなど)側が取り組んでいるという場合もある。例えば、ポイント制になっていて、マイバッグを持参したらポイントが溜まるというものも見かける。一定のポイントが溜まると割引券がもらえるという仕組みになっていたりする。また、その他の例としてレジ袋の有料化もあげられる。...................
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レポート
地球環境
温暖化
環境問題
環境対策
550 販売中 2005/10/07
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環境からみた健康リスク
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環境からみた健康リスク
私たちが生活するうえで、努力してもなかなか変えられないもの。それが環境である。その環境によって、健康にリスクを負うというのは恐ろしいことだ。自分が健康リスクのある環境におかれた時どうなってしまうのか、興味を持ったので、今回は「環境からみた健康リスク」の講義について取り上げることにした。
まずリスクとはいったい何なのだろうか。リスクの定義を考えてみよう。
リスクとは、生命の安全や健康、資産や環境に、危険な障害や望ましくない事象を発生させる確率、ないし期待損失のことだ。さらに詳しく説明すると次のようになる。
①事象が望ましいか否かは一義的に決定できず、個人差や文化差があり、相対的である。
②ある望ましくない事象を除くことにより、他の望ましくない事象(対抗リスク)を発生させることがある。
③望ましくない事象の発生確率は「集団」の中でしか観測しえないため、集団全体のリスクと個人のリスクは区別する必要がある。
④確率事象ゆえ、不確実性は必須である。
⑤客観的確率は主観的確率と区別する必要がある。
つまりリスクとは起こることではなく、起きる可能性のあることなのだ。あくまでも確率事象であり、不確実なものなのである。
では不確実なのであれば、リスクを恐れることはないのだろうか。そういうわけではない。起こりうる事象が望ましくないものである以上、そのリスクは恐ろしいものであるし、避ける努力をすべきだ。
まだ記憶に新しい三宅島の例をとりあげてみよう。三宅島は過剰なリスクを受容した例だ。2000年7月に三宅島の雄山は噴火を起こし、全島民が島から避難した。島民が帰島した今現在も、雄山は二酸化硫黄という火山ガスを出している。二酸化硫黄とは、呼吸器を刺激し、せき、ぜんそく、気管支炎などの障害を引き起こすガスだ。
健康影響からみた二酸化硫黄濃度の目安(長期的影響)は、年平均が概ね0.04ppm以下、かつ、1時間値0.1ppmを超える回数が年間10%以下というものである。三宅島の場合、この目安では、長期的影響のリスクは5%以下程度に抑えられると考えられている。
また二酸化硫黄濃度の目安(短期的影響)は4つのレベルに分類される。
・レベル1(0.2ppm)高感受性者注意報
・レベル2(0.6ppm)高感受性者警報
・レベル3(2.0ppm)火山ガス注意報
・レベル4(5.0ppm)火山ガス警報
それぞれの影響の目安は次のようになる。
レベル1:健康影響の可能性
・発作などを未然に防ぐ行動
・要援護者に対する配慮
レベル2:重大な影響を及ぼす可能性
ガスの吸入を少なくする行動
レベル3:咳が出たり目がチカチカする可能性
レベル4:重大な影響を及ぼす可能性
ガスの吸入を少なくする行動
さらに硫酸ミストが含まれたり、空気が冷たく乾いていると、低い濃度でも影響を受ける場合がある。この二酸化硫黄のリスクを最小限にするために、三宅島は色々な安全確保対策を行っている。
まず帰島前に、帰島前健康診断、帰島前リスクコミュニケーション、帰島後の行動に関する説明が行われた。
リスクコミュニケーションという言葉は聞き慣れないが、どういうものなのだろう。リスクコミュニケーションとは、専門家が一般の人々にリスク評価の結果やそれに基づく様々な決めごと等を一方的に伝えるのではなく、関係者間で種々の情報を相互に交換し、お互いの理解のレベルを上げることである。三宅島の場合、行政側から出来る限り正確な健康影響に関するリスク情報や安全確保対策を公開し、色々な段階でコミュニケーショ
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レポート
環境
リスク
健康
550 販売中 2007/07/18
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環境に優しい衣類の洗濯
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私の住む滋賀県には、琵琶湖という日本一大きな湖がある。琵琶湖からは瀬田川と疎水からしか水が出て行かず、閉鎖性水域である。その琵琶湖の水環境はそこに住む私達が預かっている。従って、今回は衣服にとってやさしい洗濯ではなく、水環境にとってやさしい洗濯を中心に考えてみたい。
滋賀県には「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」(昭和54年10月制定、同55年7月1日施行)というものがある。通称「富栄養化防止条例」と呼ばれるものだ。この条例は、琵琶湖の富栄養化を防止するため、湖に流入する窒素、りんを減らすための総合的な対策を定めている。富栄養化とは湖沼等の植物栄養塩類の濃度が高まることを言う。本来バランスの取れた状態ならば、河川から流入した窒素やりんは、沿岸帯に生育するヨシや沈水植物が栄養として吸収したり、植物性プランクトンが摂取して繁殖し、それは動物性プランクトンに食べられ、さらに魚類に食べられるという食物連鎖が起こる。しかし、多量の窒素やりんはヨシや沈水植物の吸収量を越え、湖水中の濃度を高め、植物プランクトン等が異常繁殖し、湖水中の酸素を欠乏させ、汚濁が進み水質が悪化するという事態を引き起こした。淡水赤潮やアオコの発生がその例で、それらを背景にこの条例は制定された。
この条例の中で、「第3章 りんを含む家庭用合成洗剤の使用の禁止等」という箇所がある。この箇所で県は「何人も、県内(琵琶湖に流入しない河川の流域その他の地域で規則で定める区域を除く。
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レポート
洗浄
界面活性剤
衣服
琵琶湖
550 販売中 2006/04/16
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環境・エネルギー概論 レポート
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B 増殖の原理
高速増殖炉では、プルトニウム燃料を包み込むように、燃えないウラン(ウラン238)を並べておく。 ウラン238は、中性子を吸収してプルトニウム239に変わる性質がある。 そこで、核分裂で飛び出した中性子の内、1つを連鎖反応に使い、もう一つをウラン239に吸収させるようにすれば、プルトニウムが燃えるかたわらでウラン239から新しくプルトニウムが生まれてくることになる。 飛び出す中性子のスピードが高い高速中性子の方が効率よくプルトニウムを増やせる。 水は中性子のスピードを落とす(減速)性質があるので、冷却材に水は使えません。 そこで、中性子を減速させず、熱を伝えやすい性質のナトリウムを冷却材に使う。 核分裂そのものは、スピードが遅い中性子(熱中性子)の方が効率よく進むので、軽水炉では冷却材兼減速材として水を使うので、高速炉は燃焼効率を犠牲にして、プルトニウムを増やそうとする原子炉といえる。
【2】 導入に必用な事項
以下に述べる現在の原子炉の抱える問題の解決が導入に必要な事項である。
(1) 軍事への転用および戦時下での危険性
原子力発電の燃料はウランであるが、ウラン濃縮を行えば必然的に劣化ウランが生じ、使用済み核燃料にはプルトニウム核廃棄物が含まれる。プルトニウムは核弾道ミサイルなどに転用することが技術的に可能であり、劣化ウランは劣化ウラン弾として、また核廃棄物をそのまま汚い爆弾として軍事転用が可能である。また戦時下では攻撃目標になる。
(2) そのほかの問題点
* 重大事故は周辺環境に多大な被害を与え、その影響は地球規模に及ぶ
* 毒性が強く、放射性物質である核廃棄物を作り出す
* 貯蔵中核廃棄物の最終処分地が選定されていない。
* 地殻中のウラン235のみの利用を考えた場合、資源がそれほど豊富なわけではない
* ウラン資源の可採埋蔵量に由来する資源枯渇問題
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レポート
理工学
高速増殖炉
発電
増殖
全体公開 2010/03/31
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生ごみからの環境改善
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生ごみ、それは日々の食生活の中で常に共にあるものであり、企業からでるものや一般家庭から出るものを合わせると大量にでき、その大部分は利用されることなく廃棄されてゆくものである。しかし今、その生ごみを同様に私たちの生活からきりはなせない別の物質、プラスチックにしようという動きがある。
この考えの元になったのは、2002年穀物商社の子会社が、家畜・食糧用のとうもろこしの過剰生産分を利用し、世界最大の植物プラスチック工場を開始したことに始まる。この工場は、生産過程の大規模化自動化に力を注ぎ、効率よく大量生産することに成功し価格をそれまでの4割に下げ需要は急増した。日本をはじめ世界で使われている植物プラスチックのほとんどがここから供給されている。しかし、京都議定書の発行に伴い世界のいろんな企業で、どうにか製品に導入できないかと注目を集めている。日本の自動車メーカーは、国内最大の植物プラスチック工場を立ち上げ、自社製品の部品として使うと共に他者にも販売する計画を立てている。植物プラスチックの巨大市場が誕生するのももう目の前かもしれない。
植物プラスチック、それはなぜ環境にやさしいのか。それは、石油原料のプラスチックと比べて微生物に分解され自然に戻るという性質にある。石油プラスチックは、炭素原子と炭素原子で鎖を作っている構造なので、自然界においては500年くらい分解されない。これが誕生した当時は、その分解されにくさ=耐久性が、ガラスや金属より優れているともてはやされていた。一方植物プラスチックの構造は、炭素原子と炭素原子の間に酸素原子が入っていてそのおかげで分解しやすくなっているのが特徴である。そのため、分解されると最後は水と二酸化炭素になる。
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レポート
食育
ゴミ
再利用
550 販売中 2005/12/11
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「鉄鋼業と環境問題」
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鉄鋼業と環境問題
選択テーマ
鉄鋼業に関して興味、関心、疑問を覚えた事項及びその理由、その事項に関する見解、または、鉄鋼に対する認識が変化した点など
はじめに
鉄鋼業といえば自動車から製鉄所、高山まで、私たちの身近なところから地球にかけて様々な影響を及ぼしている。そこで近代問題とされている地球環境問題について、鉄鋼業がどのように関わっているか、また対策なども行われているかについて、ここでレポートしてみる。
鉄鋼業と地球温暖化
地球環境問題には多様な問題があるが、その中でも鉄鋼業界に最も関係が深いのが地球温暖化である。
鉄鋼の生産法は、日本では二種類であり、最も一般的なのが高炉-転炉法である。高炉-転炉法は、高炉で鉄鉱石をコークスで還元・溶解してまず銑鉄を作り、次に転炉で酸素を吹き込み成分調整して粗鋼を作る。その粗鋼を圧延して鉄鋼製品を作る。鉄鉱石を還元する段階でエネルギー消費が大きいので、CO2の発生も多く、ここで地球温暖化の影響が大きいという。
一方、電気炉法は、鉄スクラップを電気炉の中で電力を用いて溶かして粗鋼を作り、圧延して鉄鋼製品を作る。原料として、既に還元された鉄スクラップを用いるため、エネルギー消費、CO2発生ともに高炉-転炉法よりも少ない。しかし、品質が劣るため、主に建築用の鋼材に用いられている。
つまり高炉に還元鉄を入れると消費エネルギーが小さくて済むのでCO2発生量を抑えられ、環境にも良いということだ。
では次にそのCO2にポイントをおいてついて検討してみる。
現行の温暖化対策
4-1.エネルギー
地球環境問題のうち、温暖化対策としての、CO2排出の抑制は、鉄鋼業が取り組まなければならない重要な課題のひとつである。
現在われわれが利用しているエネルギーは、かなりの部分を化石エネルギーに頼っている。したがって、CO2放出量抑制のためには、別のエネルギー源を求めるか、エネルギーを効率よく使用する必要がある。新エネルギー源への転換やCO2固定化技術の実用化は、現在まだ開発中のものが多く、実用化し普及していくには長い時間が必要である。そこで、今みなが心がけなければならないことは、エネルギーの有効利用すなわち省エネルギーであり、鉄鋼業も例外ではない。鉄鋼業は第1次石油危機以降世界で最も進んだ省エネルギー技術を駆使し、1970~80年代にかけ約20%の省エネルギーを達成、また2004年度は、90年度に比べ108PJ、原油換算でおよそ279万klが削減されたという。日本の鉄鋼業は、省エネルギー対策により、世界最高のエネルギー効率を達成しているが、その要因として、生産技術、操業技術等の総合技術力に加えて、排エネルギー回収設備の高い普及率も大きく寄与している。
具体的には、鉄鋼業の環境自主行動計画による省エネルギー対策により、「1998年度から粗鋼1t当総合エネルギー消費原単位は急激に改善し、2005年度において1990年度を基準に約7%、1998年度を基準に約13%の改善が達成されている」ことが確認できた(経済産業研究所より)。
4-2.その他の対策
鉄鋼業は、産業廃棄物系の廃プラスチックの処理能力増強に向けても取り組んでいる。鉄鋼は、国内素材の約50%、金属系の95%を占める鉄鋼材料を、安定した量、コスト、デリバリーにより供給し、基礎素材の自国調達に貢献してきた。
また、高機能化鋼材を開発することによって、社会で利用される際に省エネルギーとなる製品を提供してきた。その結果、鋼材の高機能化で製造段階のCO2排出量は増加するものの、高機能化製品
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環境
日本
環境問題
問題
授業
地球
課題
技術
自動車
産業
550 販売中 2007/11/08
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建築からみた地球環境
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20世紀の物質文明の発達は、人間を中心とした快適な生活空間をもたらした。しかし、地球規模の環境問題が顕在化している今、その原因は、現代人が1日または、一生のかなりの時間を過ごしている建築環境にも深く関わっているのではないかと思う。つまり、45億年の地球環境の変化と生命の歴史が密接な関わりをもっているように、生命が周りの環境に定義される部分が多い。そして、1日のかなりの時間を過ごす建築環境が私たちの情報発信を左右する部分も大きいということである。そのため、私は建築から見た地球環境について考えていこうと思う。
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レポート
建築学
建築
地球環境
建築材料
温暖化
資源
550 販売中 2006/06/28
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生物多様性と環境
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今日、地球温暖化、酸性雨、オゾンホール等の環境問題が叫ばれているが、その環境問題の中のひ
とつに生物多様性の減少がある。
1992
年にリオデジャネイロでの国連環境開発会議においても生
物多様性条約が採択され、国際的にも関心が高いことがうかがえる。
地球上には種々さまざまな生物が、多様な環境の下で生息している。池田
(2004)
によると、生物
多様性とは通常は種数多様性のことであるが同種の個体にも個性があり、さらにそれらが一緒に
生活する生物群集にもそれぞれの特徴があり、生物多様性は種数多様性だけに還元できるわけで
はないらしい。また、生物の基本設定プラン自体の多様性(性生物多様性のなで
あ
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環境
環境問題
生物
問題
価値
多様性
地球
市場
開発
生活
550 販売中 2009/09/28
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新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
- 写真のアップロード
- ハッピーキャンパスに写真の
アップロード機能ができます。
アップロード可能なファイルは:doc .ppt .xls .pdf .txt
.gif .jpg .png .zip
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