連関資料 :: 教育

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  • 教育心理学 2
  • 適応・不適応の心理的機制、またそれからひき起こ される特徴的行動について説明せよ。  私たちが社会の中で生きていくためには、自然とその環境にあわせて(順応)過ごしているものである。家庭や近隣、職場、特に学校現場といった社会的環境に対しては心理的・文化的「適応」が必要になってくる。この「適応」とは、個人と環境との相互作用において、両者の間に何らかの一致ないしは調和の状態にある場合をいう。人間は適応するために、いろいろな欲求を充足させようとして、目標を定めたり、課題を処理したり、学習や訓練を受けたりと、さらに、時には環境そのものを変化させようと試みるなど、自らの行動を調整する。教育においては、児童・生徒が学校生活にうまく適応できるかどうかは教師に課せられた重要な役割であり、不適応に導かない指導が求められる。  「適応」の様態に関しては、その元にある人の行動を引き起こす「動機づけ」があり、その障害として起因する「葛藤」によって人は悩み、困る。そのような緊張状態を回避することができなかったり、思いが叶わなかったりするなど、人の行動が目標に向かう過程で何らかの理由で阻止される時に、人は「欲求不満
  • 環境 子ども 社会 心理 学校 文化 障害 行動 目標
  • 550 販売中 2009/06/01
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  • 教育心理学①
  • 「子どもの『個人差』について述べよ」 1.個人差とは 同じ親に生まれ、同じように育てられたきょうだいでさえも、性格、知能、顔つき、体つきなどが異なることは誰もが経験し、知っていることである。また、母親達が「同じ様に育てたつもりなのに、どうしてこうも違うのかしら……」という会話を聞いた者も多いだろう。  このように、同じ親から生まれたきょうだいでさえ違うのであれば、「10人10色」で10人いれば10人、1人ひとり皆違った個性や体つき、知能、考え方をもっている。これらの違いを総称して「個人差」という。 この個人差は、遺伝によるものか、環境によるものかについては心理学において多くの議論がなされてきたが、多くの研究調査により遺伝・環境、両方に影響されながら形成され、独自の「個人差」が形成されると言われている。 例えば子供時代の虐待が反社会的人間を作るとよく言われているが、ある新しい研究の結果、ある種の遺伝子を持つ人にはこれが事実であり、虐待と非行が関連付けられた。しかも虐待を受けていなくても多少反社会的傾向さえあった。そして、虐待を受けた人はそうでない人に比べて4倍の強姦、強盗、暴力の罪を犯し
  • 教育心理学 個性 児童心理学
  • 550 販売中 2009/03/09
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  • 生活科教育
  • 『子どもの主体的な活動の姿を基にしたカリキュラムについて述べよ。その際、テキストに示されている事例から4例を取り上げ、具体的に考察を図ること。また、学び・体験・かかわり・遊びのキーワードを取り入れて述べること』  まず生活科におけるカリキュラムについて述べていきたいと思う。生活科のカリキュラム作成に当たって特に大切にしたいのは教育課程の基準の改善のねらいのひとつである「各学校が創意工夫を生かし特色のある教育、特色ある学校づくりを進めること」である。なぜなら、全国一律のカリキュラムでは、改善のねらいを実現することは到底不可能だからである。  このねらいを踏まえ、カリキュラム作成の5つのポイントを説明する。①「生活科の趣旨を徹底する」これは、具体的な活動や体験を通して、子どもが自ら学び、生きる力を身につけることを目指している。従って一人ひとりの子どもを的確に把握して、それへの正しい対応ができるようにする必要がある。そして、子供の思いや願いを学習の出発点とするカリキュラムの作成が必要である。②「地域の教育資源を十分に活用する」各学校において、地域にある自然や施設を活用するなどして多様な活動や体験が一層展開できるようにするために、地域の教育資源をこれまで以上に活用することが求められる。 ③「身近な人々とのかかわりを重視した活動を推進する」これは、これまでの地域探検などでの地域の人々とのかかわりに加えて、障害のある児童の学級との交流や、高齢者・外国人との交流等である。 ④「関連的な指導が行われるようにする」他教科との合理化・関連的な指導を一層推進することは生活科の発展上に総合的な学習の時間が位置づくようになると考えられ、そのことによって、子供が一層自分の思いや願いを生かし、主体的に活動することができるようになるものと期待される。 ⑤「重点的・弾力的な指導によってゆとりと工夫のある活動を行う」これは、学習する順序や時間などを、より学年の実態に合わせたカリキュラムを作成することができる。また、飼育・栽培や季節に関わる活動なども2年間にわたって学習するといったこともできる。このようなゆとりと工夫のあるカリキュラムを作成する必要がある。以上の5つが生活科のカリキュラムを作成する上の基本的な考え方である。  では次に4つの具体的な事例をあげて考察していく。 一つ目は第1学年「きれいに花を咲かせよう」〔12時間〕の事例ついてである。N子は5種類の花の中から百日草に関心をもち、その花を選んだ。N子は百日草の種にやさしく土をかけながら「早く大きくなってね」と声をかけていた。N子は自分の花に“そうちゃん”と名前をつけ、「私はそうちゃんのお母さんがわりです。大きく成長したときが楽しみです。」など栽培活動を通して、対象と自分とのつながりを強化するだけでなく、自分自身を強化する様子が見られた。また花が咲くことはうれしいことで、花を育てることは楽しいこと、そして花も私たちと同じで命を持ち生きてるんだということをN子は栽培過程で学んだのである。教師は子供たちが自ら学び、新しい自分を発見し、自身を持たせてあげるために、子供の立場・目線に立ち喜びや悲しみを共感し、認めてあげることが大事であるといえる。その積み重ねが子供たちにとって、新たな学びになり、他の活動・教科に対しての意欲につながっていくといえる。 二つ目は第1学年「こうえんたのしいな」〔12時間〕の事例についてである。これは小学校入学まで他地域に住んでいたW男が生活科の授業でアスレチックのある公園で遊びを体験することにより、一人遊
  • 佛教大学 レポート 生活 生活科教育法 通信
  • 550 販売中 2008/05/11
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  • 教育論レジュメオーストリア
  • オーストリア―犠牲者神話への取り組み イェルク・ハイダーと自由党  2000年2月19日、ウィーンで自由党の政権入りに抗議するデモが行われた。野党政治家や近隣諸国から来た知識人も演壇に立ち、市民とともに平和裡に、しかし明確な言葉で、黒青政権に退陣を迫った。  彼らが反対の声をあげ、世界がウィーンに注目したのは当然と言える。自由党を率いるハイダーは、元ナチス親衛隊の集会で称賛するなど、ナチズムを美化・正当化する発言を重ねてきた。彼自身は、「自分はナチではない」と繰り返し反論しており、戦後生まれでありそれは自明だが、それでもナチスを評価したいという気持ちをどこかに持っている様子は、充分に見てとれる。  また、ハイダーひとりが問題というわけではない。黒青政権が誕生する直前に欧州評議会に提出された報告書のなかでは、オーストリア自由党も人種主義的で排外主義的な要素を持つ政党としてリストアップされている。その指摘の正しさは、オーストリアのヨーロッパ政策学会が行ったアンケート調査でも証明された。それによれば、あからさまな反ユダヤ主義の意見に賛成した人々の割合は、全国平均では13%なのに対し、政党支持者別に見るとき、自由党支持者では51%にものぼる。実際には、戦後オーストリアのユダヤ系市民の割合はそれほど高くなく、さらにヨーロッパ最高レベルの豊かさを享受しているので、アンケートの数字をもって、いまナチズムやホロコーストの脅威を論じるのが妥当とは思われない。また、1999年の選挙で自由党が躍進した原因は、むしろ長期連立政権が抱えていた諸問題にあり、ハイダーの歴史認識にあるわけではない。  とはいうものの、自由党支持者にナチズムへの批判・反省の意識が希薄であるのは確実である。この歴史認識の欠陥は、外国人排斥や社会的弱者の人権軽視のような今日的な問題と密接に結びつくことにもなる。  さらに、問題は自由党一党にとどまるものでもない。国民党が自由党との連立を選んだときに、オーストリア国民の多数はハイダーと大差のない歴史認識しか持っていないというメッセージを、世界に向けて発してしまった。連立の決定は必ずしも国民党に票を投じた人々の意思を正確に反映するものではない。  しかし、黒青政権に対する抗議運動の中心をなしたのは、野党活動家や芸術家、学生などに代表される進歩派の人びとである。保守派の大多数は、現状を追認してしまった。なぜオーストリアでは、ドイツに比べナチズムとの対決姿勢が弱いのか。この疑問について考えるとき、戦前戦後の歴史的経緯、そして第二次世界大戦の戦勝国の姿勢に目を向けなければいけない。 第二共和国と犠牲者神話  戦後オーストリアは、第二共和国と呼ばれる。オーストリアという国家は、第一次世界大戦の敗北により誕生し、1938年にナチス・ドイツに併合されることにより一度は消滅した。この20年ほどの経験が、戦後再建された第二共和国の性格に影響を与えていると考えられる。  第一共和国を特徴づけるのは、社会主義勢力とカトリック勢力との対立と、国民のあいだのオーストリア意識の欠如だった。このうち前者は、世界に共通した現象ともいえるが、オーストリアの場合、内戦にまで発展してしまった。最終的には非民主主義的な体制が、共和制に終止符を打った。  いっぽう、後者はドイツ語文化圏のオーストリアならではの問題である。ハプスブルク帝国の崩壊は、スラブ諸民族やハンガリーの人びとがそこから独立していく過程でもあったが、そのとき、取り残されたドイツ語を話す人びとは、必ずしも「オ
  • 教育
  • 550 販売中 2008/07/14
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  • 教育心理学1
  • 「人格とは何か,主な人格のとらえ方(理論など)を簡潔にまとめ,さらに人格形成の要因とそれがどのように作用するか,主なものを説明せよ。」 教育基本法の1条に「人格の完成を目指し・・・」という文がある。それを読みながら「人格が完成することがあるのか」と常日頃感じている。「人格」とは,簡単にいうと「その人らしさ」すなわち,個人の特徴や性格を合わせた,精神・身体的特徴を総合した全体像であるといえる。 人格についての考え方は,4つの理論―類型論,特性論,階層構造論,力動論が存在する。まず,類型論は,人格を全体的に,かつ具体的にとらえようとする考え方である。クレッチマーの性格類型論やガレノスの体液気質説に
  • 佛教大 教育心理 人格
  • 550 販売中 2008/08/01
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  • 教育方法学①
  • 「教育方法学」 第1設題 4枚(横書き) 従来の知識伝達を重視した授業の設計と評価に対して主体的な学習を基本とする授業について設計と評価の特徴を比較し、その比較の視点毎にまとめて授業設計ならびに評価について留意点を述べよ。 ゆとり教育が叫ばれる今日の学習形態が構築される以前は、多くの受験戦争が生徒たちの人間性を圧迫し、成長の段階で必要な多くのものが学び得ず成長しているといわれてきた。確かに、毎日勉強勉強と言われ続け尻を叩かれていた者たちからすると、ゆとり教育とは理想的な教育方法であったかもしれない。だが、いざふたを開けてみると余計な混乱が生じているようにしか思えない。学校での授業数が減少し教える時間数が足りないからといって、従来教えられていたものを教えなくなった。当然、学校の授業だけでは良い学校には進学できないからということで、余計に塾へのウェイトが増して遊ぶ時間が増えてくる。学校でも授業時間確保のため学芸会や社会見学などの行事がなくなる。本末転倒ではないかと思われる。では、新教育課程で述べられている「課題習得型学習」と「課題発見型学習」とは、以前に比べてどう変化したのか比較してみたい
  • 佛教大学 教育方法学1
  • 550 販売中 2008/08/06
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  • 障害児に対する教育のあり方
  • 障害児に対する教育のあり方 統合保育とは簡単に言えば、障害児を含めての保育という意味である。統合保育により、障害児は健常児からの刺激によって発達が促進され、健常児は本当の意味の福祉の心の芽生えが養われる。統合保育は別の言い方では「インテグレーション」といい、障害児を可能な限り健常児に近い生活を確保させることを「ノーマライゼーション」というのである。統合はノーマライゼーションの考え方の具体化の諸方策のひとつなので、3つのレベルがあるという考え方が一般的である。第一は、障害児のための専門的な教育機関(盲学校・聾学校・養護学校など)を、通常の小・中・高校と同一敷地か隣接地などに設置し、教育の場を近接させるというレベルの統合「位置的または場の統合」である。第二は、給食やクラブ活動や学校行事などにおいて障害児と健常児が一緒に活動することをめざすというレベルの統合「社会的統合」である。そして第三は、各教科の学習もふくめて障害児が通常の学級で全日をすごすというレベルの統合「機能的統合」である。位置的または場の統合が前進すれば社会的統合はいっそう容易になり、さらに機能的統合に向けての試みもしやすくなる
  • 日本 子ども 保育 発達 社会 学校 障害 障害児 健康 地域
  • 550 販売中 2008/08/06
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