連関資料 :: スポーツ

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  • 健康スポーツ科学論
  • 健康づくりのために必要な身体運動について、今回は水中運動を取り上げたいと思います。ここで、健康づくりの健康について定義しておくと、健康とは身体的に病気でないというだけでなく、心理的にも心地よく豊かな状態をいうとする。  古来、われわれ人類の祖先は食料を得るために動物を追い、また外敵から身を守るために全力で走ったり、川を飛び越えたり、泳いだりという行動が本質的に必要であった。そうした基本的動作の必要性が時代の流れとともに、次第に失われていったことは言うまでもない。現在、運動不足が叫ばれて、体力づくりが健康の維持促進の上で必要不可欠なのは、このような人類史に基づいているのである。身体を動かさない、つまり運動不足は人間の正常な本能的営みに反するばかりか、正常な機能を維持していく上での阻害要因ともなってしまう。従って、運動すること、とりわけ水中運動が心肺機能や能力の向上につながるばかりか、防衛体力ともいえる免疫機能や精神的ストレスに対しても有効である理由は、人間と運動との歴史に基づいてみると理解できるであろう。  水中運動のいいところは、浮力によって足への負担が軽減されるために、お年寄りや障害のあるひとでも気軽に楽しめ、運動ができる点である。また、陸上とは異なり水の抵抗力があるために、普段運動するのに比べて短時間で効果的な運動ができることも魅力的である。水中という特別な環境の下ではいろいろな身体運動が行える。  まず、運動に関してウォーム・アップを行ってから、具体的な身体運動をやり、その後はクール・ダウンを最後に行うのを一つのサイクルとする。そこで、ウォーム・アップとクール・ダウンに関してみてみる。スポーツ選手はもとより、健康・体力づくりの運動を行っている人にとっても、ウォーミング・アップとクール・ダウンはとても大切だと言えます。ウォーミング・アップは記録を伸ばす効果をもち、運動中の障害を減らすと考えられます。一方、クール・ダウンは運動後の疲労の回復に役立ち、筋肉痛やめまいなどを防ぐとみなされています。 最初にウォーミング・アップとは、スポーツや運動の前にあらかじめ、からだを軽く動かし、筋肉や内臓が激しい動きについていけるように準備を整えるものです。ウォーム・アップによって体を動かすと熱エネルギーが生まれ、筋肉の温度と体温が上昇します。筋肉の温度が上がると、組織や細胞の働きが活発になって、酸素をたくさん取り込めるようになり、筋肉の出せるパワーも大きくなり体温が上がるので、筋肉や関節などからだの各部の柔軟性が高まります。また、筋肉の抵抗が減って動きがよくなるなど、運動にとってきわめて都合のよい変化が期待できます。他にもウォーム・アップによって、運動が効率よくスムーズに行われるために必要な換気量や心拍数、心拍出量の増加が速やかになり、筋肉への血流がよくなり運動中に疲れにくくなり、さらには大脳が興奮することで、神経系の反応が速くなります。これまで述べてきたことは、ウォーム・アップを行うことで生じる体の変化であるが、ここからは、ウォーム・アップの効果について述べる。まず、第一に無理なく能率的に運動できることである。運動中には筋肉や臓器は高い水準で活動していますが、運動開始後にすぐにその水準に達するまでには、ある程度時間がかかります。しかし、先ほど述べたようにウォーム・アップをしていれば体が温まっており、肺や心臓、神経などが活発に機能して能率的に運動ができます。次に、運動中のけがや事故を予防することができることである。筋肉は温度が低いと動きが鈍く、からだが冷えたま
  • レポート スポーツ科学 水中運動
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  • スポーツを見る視点についての感想
  • スポーツを見る視点についての感想 スポーツを見る視点について、私はおおまかに3種類に分けられると思う。一つ目は、実際にそのスポーツを経験し理解している者が見る視点。二つ目は、経験はしていないがルールのみを理解している者が見る視点。最後は、そのスポーツのルールすら知らない者が見る視点である。これらの中から例を挙げる。 一つ目は、高校時代私が所属していたバレーボール部の例である。部全体で「春の高校バレー」などの大きな大会を観戦しに行った際には、自分の戦術ノートに良いプレーや失敗した時はなぜ失敗したかを自分なりに考察し書きとめていた。経験しているからこそ微妙なプレーも理解できた。この時には、実際に“
  • スポーツを見る視点についての感想
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  • スポーツ論入門問題
  • スポーツ論入門 1 水質汚染の指標の一つである、BODについて記述しなさい。   水の汚染度、水質を表すためにDO、BOD、CODという単位が用いられている。そのうちの1つであるBODとは、生物化学的酸素要求量のことであり、海水中で汚染物質が微生物によって無機性酸化物とガスとに分解し、安定化される時に必要な酸素量のことで、ppmで表す。この値が大きいほど、その水中の汚染物質が多く、その水質が汚濁していることを意味する。 なお、正確には、バクテリアが一定時間内、水中の有機物を酸化分解させて浄化するのに消費される酸素の量をppmで表した数である。一般河川に魚が住める汚濁の限度は5ppmで、10ppm以上になると、魚は異臭を放つ。水質汚濁の環境基準では、簡易水道用水のBODは1ppm以下となっている。 2 運動にともなう人体の酸素負債とその消費とについて記述しなさい。 5月午後   人が生きてゆくためには、細胞が消費するエネルギーの発生に酸素が必要である。通常は呼吸によって、外気から酸素を摂取している。しかし、身体運動を行うと、多くの酸素が必要になってくる。ここで、ある運動を行って旧態に回復するまでの全過程において消費する酸素量を、その運動に対する酸素需要量という。 運動時には筋収縮のために発生した乳酸を酸化するため、多くの酸素が必要であるが、軽度の運動では、乳酸の酸化は運動中にも行われるが、強度の運動の場合は、運動中に酸化しきれない乳酸が蓄積されていき、運動を終えた後にも引き続いて激しく酸素をとり、乳酸を処理する。これを酸素負債と呼ぶ。すなわち、運動中における酸素需要量と、その間に摂取した酸素の量との差が酸素負債である。 3 心臓、瞳孔、胃腸壁に対する交感神経、副交感神経の働きについて記述しなさい。   自律神経系の働きは、興奮の刺激を伝達する交感神経と、興奮を抑制する指令を伝達する副交感神経からなる。この両神経は常に一定の緊張状態を保っているが、互いに相反する作用を持っているので、その興奮状態の差によって一方の神経の作用としての働きが生まれる。両神経が正しいバランスを保つことは、健康維持のために重要なことである。  交感神経は主に内臓や皮膚などに広く分布し、生体を活動的に支配する働きをしている。つまり、激しい運動などをした時に活性化する。交感神経が活性化している時、心臓は血圧や心拍数が上がり、瞳孔は散大する。また、胃液の分泌は減少し、胃腸壁の粘膜に血液が行渡りにくくなるため、粘膜が弱くなる。 副交感神経は呼吸器、消化器、循環器などを支配し、心臓に対しては抑制的に、胃腸の運動に対しては促進的に作用し、また瞳孔縮小などを司る働きをしている。 4 人の動作がなされたときの協同筋と拮抗筋との係わり合いについて記述しなさい。  ひとつの方向への運動は、いくつかの主動筋とそれに協力的に働く協同筋の働きで行われる。またひとつの間接で、その動きと反対方向への運動にも働くいくつかの筋が必ず対応している。これらの筋を前の協同筋に対して、拮抗筋という。  例えば、肘をまげるためのいくつかの協同筋に対して、肘を伸ばすための筋が拮抗筋であり、逆に肘を伸ばす動作から言えば、肘を伸ばすための筋が協同筋であるのに対し、まげるための筋群が拮抗筋である。また、非常にすみやかに一方に動く時には、協同筋はどれもすみやかに収縮し、拮抗筋はすみやかに脱力し、ゆるやかに動かす時には協同筋は段々に収縮し、それに調子を合わせて拮抗筋は適度に緊張しつつ段々に脱力していくのである。なお、間接を動
  • 佛教大学 通信 科目最終試験 問題 解答
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  • スポーツ体験を通して獲得したもの
  • 自己のスポーツ(身体運動)体験を通して獲得し たもの、現在、獲得しようとしているものを具体 的に記述しなさい。  今日、高齢化社会をむかえ、私達が健康で生きがいのある生活を送るために、スポーツ活動の果たす役割は、大きくなってきていると思われる。私達が中年、高齢となったとき、老化現象をできるだけ抑え、健康を保つことは、大きな願いではなかろうか。そのためには日常の生活において、バランスのとれた食事を取り、栄養面に気を配る必要がある。さらに、健康を維持していくために、ほどよい運動、スポーツをしていくことがなにより重要である。  私とスポーツの関わりについて述べると、子どものころからあまりスポーツは得意ではなく、また中学高校を通して文化部に所属していたため、本格的にスポーツをした経験がない。学校の体育の授業が唯一のスポーツらしいスポーツといえるが、運動能力の高い子と比較されるようであまり楽しい時間ではなかったし、やりたくないのに無理に運動する必要もないと考えていた。しかし、大学に入り、それまでよりもさらに運動する機会が減少し、また20代になるにつれて、体力の衰えと運動の必要性を強く感じるようになった。そこで、手軽に始められるし、特別な準備や技術が必要ないウォーキングを始め、現在も週に2、3日、1日1時間のペースで続けている。   ウォーキングの効果として、以下のようなものが挙げられる。 1.体力増強 歩くことで足腰の筋力や体力がアップし、敏捷性・平衡性が高まってきて、怪我や事故から身を守る能力が培われる。筋肉と骨の連携も強化されて弱っている骨を筋肉がカバーする。 2.骨の老化防止 骨へのカルシウムの吸着が良くなり骨量が維持され、骨粗鬆症の予防や進行を遅らせることができる。また日光を浴びることでカルシウムの吸収を促進する。 3.心肺機能を高める 歩くことにより、空気を十分に取り込めるようになるので心肺機能がアップし、最大酸素摂取量が増加する。また、歩くことで全身の血液がすみやかに流れて、心臓や血管の負担も軽くなる。 4.風邪の予防 外気に触れることで皮膚や粘膜が強化され、基礎体力、免疫力が向上し体質が改善されるので風邪の予防になる。 5.生活習慣病の予防 全身運動によって血液の循環を良くし血圧を安定させて、コレステロール値、中性脂肪値、血糖値の低下をもたらす。高血圧症、心臓病、糖尿病の改善・予防する。善玉HDLコレストールが増えるので動脈硬化や心筋梗塞の予防になる。また細胞も活性化し内臓機能も強化される。内臓についた脂肪を減らすので、飲みすぎや偏った食生活による肝機能の低下を防ぐ。 6.ダイエット効果 内臓についた脂肪や皮下脂肪を燃やし肥満を防ぐ。 7.美肌効果 新陳代謝が活発になり、皮膚が活性化し肌に張りが出てきます。ホルモンの分泌も活発になる。 8.自律神経を刺激 自律神経が刺激されるので、生体リズムが整えられて寝付きが良くなる。 9.脳を刺激 大脳の血のめぐりが良くなって脳細胞に十分な酸素が送り込まれたため、脳が活性化する。  ウォーキングのよさは、手軽にできることである。普段の歩行より少しだけ歩幅を広くし、スピードはあげずに歩く。1日最小限20分、1週間に、3、4日間歩くだけで、十分な効果があげられる。  実際に開始してみると、上に挙げた効果が確かに実感できた。まず歩いただけなのに足や背中が筋肉痛になり、歩くという運動はいろいろな筋肉を使っているのだということを実感した。2,3週間もすると下半身が引き締まってきたのを実感でき、また新陳代謝が上がる
  • レポート スポーツ 身体運動 スポーツ体験 通信 佛教大学
  • 660 販売中 2009/11/30
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  • 【早稲田大学】生涯スポーツとは
  • 1.スポーツとは  普段私たちは、「スポーツ」という言葉を用いているが、「スポーツ」と耳にすれば、サッカー、野球、テニス、陸上競技というように具体的な個々の種目を思い出すのではないだろうか。つまり一般に言われる「スポーツ」という言葉は抽象的概念だと考えられる。このことについて金崎 はスポーツの語源や近代スポーツを通して「スポーツとは何か」について語っており、それを要約すると以下のようになる。 まず「スポーツ」の語源についてはラテン語のdispotare(またはdeportare)に始まった。次いでそれがフランス語のdespoterとなり、これが11世紀にイギリスの伝わり中世英語のdisport(あるいはdesport)となった。そして16世紀以降、単音節を好むイギリス人が、di(de)を取り去り、現在のsportになったと言われている。そして「スポーツ」が何かという問いに対し、その根本的な概念をこれらの原語は教えてくれる。dispotareは、持ち去るまたは運び去る、diは分離(away)、(port)haは運ぶ(carry)という意味である。 disportというのは、carry away(持ち去る)ということ、つまり本来の仕事から心をほかの面に運ぶということである。そして運ぶということが、転換する、「楽しむ」という意味を持つようになった。すなわち、スポーツは語源的には生活のまじめな場面あるいは悲しい場面から快方されて楽しむこと、気晴らしをすることを意味していたとされる。  そして、金崎は、近代においてスポーツの意味、内容、範囲が国によって若干ことなり、また歴史的にも社会的にも変化してきているとする。例えばイギリスでは、産業革命以前の前近代社会にあっては、スポーツにはチェス、トランプ遊び、踊り、悪ふざけなど、楽しみとして行われる、広範な分野が含まれていた。
  • レポート 教育学 体育 生涯スポーツ スポーツ
  • 1,100 販売中 2006/02/08
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