連関資料 :: 文化
資料:490件
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異文化理解(西欧)まとめ
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「ヨーロッパ統合の歴史的経緯」
平和に基づいたEUが形成されて久しい。そのEU統合が歴史的にどのような経緯をもっているのかを論じていく。
ヨーロッパではなかなか本当の意味でのヨーロッパ人としての意識が芽生えなかった。しかし、イスラム教の勢力の脅威におびやかされ、徐々にその意識が広まっていった。この外部からの圧力に加え、内部では国民国家を形成しよう、という考えも加わった。16世紀以降、多くの人がヨーロッパの統合について話し合った。その中でもっとも後世に影響を与えたのが「グランド・デザイン」である。その他も多くの議論がなされた。その主題はいずれをとっても「平和論」であった。ヨーロッパはナショナリズムのぶつかり合いによって、戦火にさらされることが多かったからである。
例えば、第一次世界大戦である。ヨーロッパが主戦場とされ、ヨーロッパ諸国の地位は弱体化してしまった。そこで戦後「パン・ヨーロッパ運動」というものが行われた。これは「国家連合への政治的、または経済的な結合を主としていた。
次に「ECSC」である。フランスの外相シューマンが1950年に「シューマンプラン」を唱えた。それは西ドイツ
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科目最終試験
学習の要点のまとめ
ノート
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文化人類学 アイヌ・沖縄
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この本の著者である埴原和郎は、人類進化から日本人の成り立ちについて述べている。「日本人は単独で生まれ、進化してきたのではなく、進化・移動・分岐・融合の過程で成立した。」と述べられている。その人類進化の過程は、実に数十億年に及ぶという。しかし、本書を読み通し考えてみると、わずか数十億年という過程の話だとはとても信じられなかった。
中でも興味深かったのは、「アイヌと沖縄の人々」についてである。北海道と沖縄はずいぶん遠い距離に位置するにも関わらず、人種と言語については多くの類似点が発見されたことは、とても驚く点であった。そして、本土人・アイヌ・沖縄人は、それぞれ決定的な文化の違いがあると述べられている。
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異文化表象の問題点
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今日、私たちは生活のあらゆる場面において、表象されている異文化というものに出くわす。それは、自文化を再認識する上で非常に大きな役割を果たしている。しかし、異文化を表象することにおいて、ひとつ問題となってくることがあるように思われる。それは、「表象される側への配慮」という問題である。表象という行為において、表象する側と表象される側が存在するのは必然となってくる。ただ、表象する側の考えによって、どのようにでも表象される側は変化していってしまうのである。ここでは、第五回内国勧業博覧会の植民地パビリオン台湾館を例にとって考えていこうと思う。
この第五回内国勧業博覧会は一九〇三年に開催されたのだが、「この時期、植民地台湾では、原住民の「絶滅」をも念頭においたうえで、彼らが主に居住する「山地」の征服を目指しはじめた台湾総督府に対し、原住民は存亡をかけた激しい武力闘争を行っていた。しかし、総督府出品物による原住民の表象からは、そのような側面は一切捨象されており、彼らの日常生活品や写真がそのような政治的コンテクストを隠蔽した形で、並べられていたのである。」(P72)つまり、ここに展示されたものは純粋に原住民の文化を表象するために、解釈する側が政治的な一面を切り取られてしまっている。それは解釈する側が、その展示物をそのように理解してもらいたい、というような考えによって展示物を扱った結果なのである。
そのように考えると、異文化を表象することは異文化を解釈することに他ならないのではないだろうか。たとえば、あるサッカーの試合を表象しようとする。ある人は、選手がゴールを決めるシーンを強調しようとするであろう。しかしまたある人は、選手の個人技に重きをおいて表象の対象とするかもしれない。日本では、とりわけ前者の解釈の仕方が中心となっている。
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カナダ・オーストラリアにおける「多文化主義」について
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はじめに
「多文化主義」を辞書で引くと、「一社会に複数の文化が対等な関係で共存することをよしとする考え方。他民族国家における民族間関係の一モデルでもある」とある。関根政美の『多文化主義の到来』によると、カナダやオーストラリアで「多文化主義」の有効性が認識され始めたのは1970年代であった。また、「その後、英国、スウェーデン、その他のヨーロッパでも程度に差こそあれ、移民・難民、外国人労働者あるいは周辺地域民族集団の統合策として導入されている」とある(42-43)。そこで、この「多文化主義」をいち早く取り入れたカナダとオーストラリアに焦点を当て、一章ではカナダにおける、二章ではオーストラリアにおける、「多文化主義」の誕生や歴史的背景について述べる。さらに三章では、両国の類似点に、四章では相違点について述べていく。
一章:カナダにおける「多文化主義」の誕生と歴史的背景
西川長夫らによる『多文化主義・多言語主義の現在:カナダ・オーストラリア・そして日本』(以下『多文化主義・多言語主義』)のカナダの章の「カナダの多文化主義の意味するもの――歴史と政治的ダイナミズム」によると、カナダを研究するにあたって、イギリス系カナダ人とフランス系カナダ人がどのような関係にあったのかを解明することはきわめて重要なことである。(加藤普章 77)カナダの歴史を簡単に説明すると、1497年カボット(Giovanni Caboto)が欧州人として始めてカナダを発見した。16世紀にフランス人が探検し、「ニューフランス」の名を与えた。17世紀から18世紀に植民地をめぐるイギリスとフランスの諸戦争の結果、1763年のパリ条約でイギリスの植民地となったが、1774年にはケベック法を制定し、フランス人の伝統尊重を約束した。その後、建国メンバーとしてのフランス系とイギリス系との関係は1867年に英領北アメリカ法に正式に記された。
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韓国のマンガ文化と日本との比較
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マンガが、ビジネスとして、大衆文化として、位置づけられているという点においては、日韓共通と言えるだろう。しかし、マンガが大衆文化として広く認められだしたのは、日本の方が早く、いまだに韓国においてのマンガ家という職業はそれほどメジャーなものではないという。日本のマンガ家ほど、経済的に裕福ではないというのが現状のようだ。この要因の一つとして、「漫画貸与店」と呼ばれる、いわゆるマンガのレンタル店の存在が大きいのではないかと考える。
日本文化開放を反対する学生は、全体の20%にも満たないと聞く。しかし同時に反日感情もいまだに根強く残っているという。ではなぜ文化開放に賛成なのか?それは反日感情が、特に若者の間で、以前ほど強烈なものではなくなってきたからではないかと考える。反日感情が理性を妨げるほどのものではなくなってきた。つまり、良いものは良い、それとこれとは別、という考えができるようになったからではないのだろうか。日本はあまり好きではないが、日本の大衆文化は好きだ。というものが最近の韓国の若者の考えなのではないかと思う。最も、このように日本人である私が考える事は悲しくもあるのだが。しかし、日本の大衆文化の開放を良く思っていない人も確実にいるわけで、悪いものはいつも日本から、という考えをもつ人も少なくはないそうだ。文化交流やグローバリゼーション化といったものは大事なことだとは思うが、自国の大衆文化を愛することが最も大切なのではないかと思う。
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日韓の文化比較
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日本文化にとってインターネットとは何か
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第一章 序論
1 問題の提起
インターネットの利用は、ビジネスや教育の場面でも、個人の消費や娯楽の場面でも、すっかり日本に定着している。それはしばしば、既存の放送やコミュニケーション手段の延長線上で考えられがちである。が、インターネットのもつ同時性やそれがもたらしたコンピュータ利用の普及と簡便性は、日本の文化と社会に単なる量的拡大をもたらしただけではなく、質的な変化をももたらしているように思う。
しかし、その影響は日々、少しずつ蓄積していくものなので、そのただ中に当事者としていると気がつきにくい。そこで、あえて距離を取って、現在の文化状況にインターネット利用がもたらした影響を考察してみたい。そうすることで、日本文化をダイナミックな、かろうじて動的安定の状態にあるものとして捉えてみるのだ。そして、現在の日本文化をいわば3次元の動画として、その社会構造や人々にとっての意味まで視野に入れ、新たな視角から見直してみたいのである。
2 考察の方法
社会、文化、コミュニケーション、インターネット。こういった言葉で何を指しているのか、それらがどのように関係しあうかをまず述べるべきだ、との考えもあるかもしれない。しかし、本気でそんなことをすれば、説明が続くことになっていつまでたっても本論に入れない。そこで、ここでは必要最小限の説明を加え、本稿がどのような順序で日本文化の動的実態を捉えるかが見えるようにしておくにとどめる。
「社会」。この言葉は、近代国家が確立した18世紀の英語”society”の用法を意識した明治期の訳語だと言われる。つまり、国家と区別された市民社会、まがりなりにも公権力の直接関与しないところで人間が共同してことを行う場をいうものとして。
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