連関資料 :: 科学とは

資料:333件

  • 科学技術史レポート
  • (1)古代ギリシア哲学の背景  古代ギリシア時代の哲学という言葉は、自然現象を自然の自己運動として把握し、神話的説明から脱却した、という意味で、現代で言うなら「学問一般」ととらえることができる。よって現代なら数学や科学という分野もこの時代では「哲学」に入っている。以下、古代ギリシア科学のことを古代ギリシア哲学として表記していく。 ギリシア哲学は古代ギリシアに発生し、またこれを継承した古代ローマをもふくむ。古代のギリシアもローマも奴隷制社会であり、そこに成立した哲学は前76世紀から、アテネの新プラトン派の学校閉鎖が命じられた6世紀はじめまで、およそ千年余りにわたる。政治的にはギリシアは都市国家(ポリス)を形成していたが、奴隷制生産様式の発生・発展の時期の前86世紀には植民活動がさかんで、東方では小アジア西海岸(イオニア地方)に商工業を発展させた諸都市をつくり、西方ではイタリア南部、シチリア島に植民し、主として農業生産を開発した。  ギリシア哲学はまず、世界の根本物質はなにかという探究にはじまり、これは一般に自然哲学とよばれる。それは東方イオニアの諸都市にあらわれ、そのうちミレトスのタレスそのほかの哲学者らによるミレトス派が最初である(前76世紀)もともとこの地方はバビロニアやエジプトなど、その当時の先進国からの科学的知識、宇宙論・歴法・幾何学などが伝えられており、神話や宗教から科学・哲学への移り行きを準備していた。  タレスは古代ギリシア哲学の祖として知られている。先に述べたように、当時あらゆる自然現象は神話により説明されていた。世界は神や精霊によって動かされている、というのである。例えば、太陽が動いているのは太陽神アポロンが毎日走っているから、などという説明がまかり通っていた。そのような時代の常識を覆すかのように、神を用いずに世界を合理的に観察し新たな目でとらえようとしたタレスの考え方は、斬新で奇怪なものだったであろう。
  • レポート 科学技術史 古代ギリシア科学 古代ギリシア哲学 古代ギリシア 中央大学
  • 550 販売中 2005/05/27
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  • 情報科学入門(1分冊)
  • (1)コンピュータは、正確な時間刻みで出される信号により稼動している。その信号(電流)があるかないかのパターンで動いている。この信号のあるかないかを表現するのに2進数が最も適している。 2進数とは、2 を基数として数値を表現する方法のことである。 私たちが普段使用しているのは10進数で、 0 ~ 9 の10種類の数字を使って数値を表す。  10進数で 238 と書けば、「二百三十八」の意味で、 10進数の各桁にそれぞれ102、101、100 の重みがあり、2×102 + 3×101 + 8×100 = 2×100 + 3×10 + 8×1 = 238 ということになる。 コンピュータでは2進数が使われている。0 と 1 だけの2種類の数字で数値を表す。2進数の各桁にもそれぞれ重みがあり、 1桁左に書かれた数字は、1桁右の数字よりも2倍の重みを持っている。2進数で1101 と書けば、 1×23 + 1×22 + 0×21 + 1×20 = 1×8 + 1×4 + 0×2 + 1×1 = 13 (10進数) ということである。電子回路でも、電圧が高ければ 1、低ければ 0 と決めておくと、複数の信号の組み合わせで数値が表現できる。2進数は、コンピュータで数値を正確に表現するのに適している。 (2)補助記憶装置は、コンピュータの記憶装置の中で、主記憶装置(メインメモリ)以外のものの総称です。メインメモリの記憶容量は小さく、また記憶されたデータもパソコンの電源を切ると失われてしまいます。これら、メインメモリの機能を補助することが補助記憶装置の役割です。  補助記憶装置は、データの読み書きの速度よりも、記憶容量を大きくすることが重視されています。 ①フロッピィ・ディスク 主にパソコンで用いられていて、フロッピィ・ディスクを装置に装着することで情報の読み書きが行える。フロッピィ・ディスクは円盤状で、同心円上にトラックと呼ばれる情報の記憶場所が用意されていて、さらにセクタと呼ばれる単位で切られている。情報の読み書きを行うときは、トラックとセクタの番号を指定する。すると、情報の読み書きを行うヘッドが指定されたトラックの真上に移動し、指定されたセクタがヘッドの真下にきた時に、情報の読み書きを行う。 ②ハードディスク ハードディスクは非常に大量の情報を記憶できる装置で複数のディスクで構成されている。フロッピィ・ディスクと少し異なるが、同心円上一つの筒をシリンダと呼び、トラックはシリンダの中で何番目の円盤であるか示すのに使われていて、ハードディスクとフロッピィ・ディスクとでトラックは違う概念で使用されている。 ③CD-ROMドライブ 約640MBの記憶容量を持つ読み出し専用の光ディスク。CD-ROMドライブは音楽用のコンパクトディスクに似た小さなプラスチック製のディスクを使い、そこからレーザー光線を使ってデータを取り出します。そして音楽用のCDと同じように、コンピュータ用のCDにも大量の情報を記憶できる。 ④CD-R 最大640MBの記憶容量を持つCDで、いったん書き込んだデータは消去できない。いわゆる追記型の媒体である。 ⑤光磁気ディスク(MOディスク)  書き換え型光ディスクの一種。データの読み出し、消去、書き換えが可能で、ハードディスクと同様の使い方ができる。データの読み出しと書き込みには、記憶原理の違いがあり、書き込み時間の方が長くかかる。 (3)オペレーティングシステム(OS)とは、コンピュータを動作させるために必要な基本ソフトウェアである。 基本ソフト
  • 情報 記憶 コンピュータ 音楽 パソコン システム 表現 管理 ボタン 時間
  • 550 販売中 2008/03/18
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  • 私たちの社会は科学技術で成り立っている?
  • 朝、目覚ましのメロディに起こされ、新しい一日が始まる。テレビをつけて、朝のニュースを見ながら、オーブントースターでパンを焼き、冷蔵庫から牛乳を取り出しグラスに注ぎ、朝食を始める。 目覚まし時計(携帯を使う人もいるであろう)、テレビ、オーブントースター、冷蔵庫、どれもが今の社会の科学技術の産物であるのは一目瞭然であろう。ここから分かるように、現代社会の私たちの生活は眼を覚ましたと同時に科学技術の中にて始まる。というのが普通であろう、だがここで少しばかり訂正を加える。確かに上で言ったように眼を覚ますと同時に私たちは科学技術の産物とのコミットが始まる、でもよく考えてみてもらいたい、私たちは寝ている間でも科学技術の産物とは関係しているのである。一番簡単な例を挙げるとしよう、私たちが着ているパジャマ、人口的に作り出した繊維で出来ているのがほとんどである。工業第二次産物で作られるものもある。更にいうのなら、寝ているベッド、薄く光を放つライト… 車、バイクや自転車がなければ学校や会社に遅れてしまう。エレベーターがなければ高層ビルに登るのに半日かかるであろう。そのどれもが科学技術の産物でなく、社会は科学技術で成り立っているわけではないと誰が言えるのであろう。 ケータイ、インターネット、今となっては誰もが使う「当たり前」となっている科学技術最先端の産物である。ほんの10年前を思い出してみるとケータイやパソコンがなくてもわれわれの生活の日常生活にまったく支障がなかったことは明らかである。そのようなものがなくても、普通に他者と連絡を取り、「何不自由なく」生活していたときをわれわれ自身が経験しているのだから。普及とともに、ケータイやメールに対して「依存症」に近い状態になっている若者が大量に出現しつつある。
  • レポート 理工学 現代社会 科学技術 ハイテク社会 文系と理系
  • 550 販売中 2006/07/31
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  • 科学者が自然を探求する方法
  • 科学者が自然を探求する方法(科学の方法)を解説したあと、それを理科授業にり入れた場合の授業展開例を示せ。  科学者が自然をどう探求するのか、科学者が自然を探求する方法はその過程を考えると以下の6つの段階へと分類することができる。感染予防の基礎を作った医師、ゼンメルワイスゼンメルワイスの伝染病における微生物の役割を発見した過程をあてはめてみる。  まず、第一の段階として観察事実に基づいて問題を把握することである。ゼンメルワイスは、第一産科と第二産科の間に産褥熱の発生割合が大きく乖離している事実に気付くことがそれにあたる。ここでは現象を把握することを観察することを通して行い、その事実を問題として認識することが必要である。  次に、観察された事実を元にその問題解決のための原因を考えることである。その際には、これまでに把握した事実をもとに論理的に考えることや広い視野から物事を見る目が必要である。事例では、まず当時信じられていた「伝染病の感化」という説は観察された事実から否定されることを推論していると同時に、病院の混雑や最後の儀式を見る患者の心理状態、分娩方法に至るまで、第一産科と第二産科の違いを幅広く比較検討し、推論の基礎としている。つまり、①においてどれだけ幅広く、詳細に観察して問題を正確に把握できたかが重要となり、またそれを使って創造的に原因の推論を行うことが重要である。  そして推論と検討の中から原因と考えられる仮説を設定する。これは仮説であるため、ひとつであるとは限らない。例えばテキストの事例では、この段階として病原菌の存在という正解のみをあげているが、それは便宜上そうしているだけで実際には数多くの仮説が立てられている。つまり、前段階の推論と検討のところであげられている患者の心理状態や分娩方法の違いなども仮説である。この仮説の検証のために司祭の行動を変えてみたり、分娩方法を統一してみたりといった、検証を行っている。混雑具合のようにすでに観察している段階で差異が見られなかったとして検証する必要がない仮説も考えられる。  仮説を設定したら、それを検証するためにテストを行うことになる。ゼンメルワイスの事例の場合は、病原菌という病気をもたらす物質が手を介して移動しているのではないかという仮説に対し、それを検証するためにどんな検査をする場合にも必ず塩素化された石灰水で手を洗うことでテストを行った。  ここまでの段階で得られた結論から他の事例においてもこの仮説が適用できるかを検討し、一般化する。つまりゼンメルワイスの事例の場合では、検死という死体を扱った後に消毒せずに産科治療を行うと産褥熱に感染するため何らかの「死体の物質」が感染の原因であると検証されていたところを、さらに生きている悪性の腫瘍をもった患者の治療のあとでも感染してしまうことから、死体ということは関係なく何らかの微生物によって感染するという拡張した概念を発見している。  以上の5つの段階を経て科学者は自然を探求しているが、これは大まかに二つの特徴からなっている。第一は、観察されたことについて科学者が関心を持ち、問題意識を持っていることである。ゼンメルワイスの事例においては、彼が病棟により産褥熱の感染率の違いに疑問を抱いた。その疑問が科学の活動のもとになる重要なものとなった。そして、その問題意識から観察できる事実をくまなく探すことになる。このように科学の活動は、感覚で得られる体験されたことがらに基づいて推論し、その正否を確かめるために事実にも基づいてテストする。第二は、科学者は、何らかの問題に差し
  • 心理 科学 問題 授業 自然 生物 方法 事例 観察 微生物
  • 550 販売中 2008/01/08
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  • 「わたしたちはなぜ科学にだまされるのか」を読んで
  • 著者は、アメリカで実際に起こった自然界の法則を無視した事件を「ブードゥー科学」、「インチキ科学」として紹介している。具体的な事件とそれに対する人々の反応、科学者が誤った考え方をするようになり、そこから逃れられなくなるようになる理由、裁判などの話をして、最終的には科学者にはそれら「インチキ科学」の正体をあばくという義務があると主張している。これが本書の大まかな内容である。 私が特に興味を持ったのは第2章の「信じたがる脳」である。普段は科学のことなど特別意識することがない私でも、自分に都合のよいように考える、信じるということはよくある。たとえば一度Aさんと会った日に良いことがあり、同じことが二回も続けば、私は縁起をかついでみたりする。Aさんと会った日には良いことが起こるなどと考えたりする。似たようなことは多くの人にあてはまるだろう。私の場合、これは別に科学的にも正しいであろうと考えているわけではなく、そう考えることを楽しんでいるというような感覚がある。これは誰かに迷惑をかけるわけではないし、そう考えてみることで自分自身、気分がよくなれるというプラスの効果があるだろう。しかし、それとはまた別の物ではあろうが科学にも「信じたがる脳」があることには驚いた。心理学者J・B・ラインのカードの話が非常にインチキに思えた。『「自分をきらう被験者が、意地悪くカードの模様をわざとまちがえて推測した」と思いこみ、その得点を統計に加えると結果に誤りが生ずると判断したのだ。』というのが、正気とは思えない。高い得点が出れば自分の説を証明するものとして捉え、低い得点が出れば何かの間違いであるとしてデータを曲げてしまう。このようなことが科学の世界にもあるということに驚き、馬鹿げていると思っている。また2章ではないが、1章の最後の部分も2章とのつながりがあるように感じた。
  • レポート インチキ科学 ブードゥー科学 信じたがる脳 実験 宇宙ステーション
  • 550 販売中 2005/11/10
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  • 科学的立場から見た生命
  • 科学的な意味で説明すると、生命には外環境と内環境を分けるための膜が存在する。また、その外と内でのエネルギーのやりとり、物質の代謝(物質交代:身体を構成する細胞がたえず壊されていくのを補うためにとり入れた食物を分解、再合成して細胞成分を更新、再生し、細胞が活動するためのエネルギー源をとり入れること。)、そして物質を介しての情報のやりとりを行う機能を備えていることや、その他に自己複製、自己組織化、自己維持、並びに自己進化ができることなどが、シンプルな生命としての要素としてあげられる。
  • レポート 生命 生気論 機械論
  • 880 販売中 2006/08/19
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