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連関資料 :: <対話>のない社会

資料:4,241件

  • フロム、リースマン、日高六郎等の「社会的性格」について述べよ。
  • フロム、リースマン、日高六郎等の「社会的性格」(性格類型)について述べよ。 → G・W・オールポートは「性格」という言葉は、心理学には不必要だと言っている。オールポートによれば、性格とは「パーソナリティ」が評価されたものであり、南博も性格はパーソナリティの一側面であるとしている。 パーソナリティという言葉はラテン語の「ペルソナ」に由来しているといわれ、ギリシア劇の舞台化面のことを意味している。浜口恵俊は、仮面劇の役者が仮面をつけることによってその役割を演ずるのと同じく、現代人も実生活の中で、周囲に期待される社会的役割を演じていると論じた。こんにちではペルソナという言葉は外面的なものから、内面的な意味を持つようになっている。現代人の自己には二面性があり、人生の中で道徳・倫理・慣習・役割などといった価値に自分を当てはめるために、真実の自己とは別に、まるで仮面をかぶるようにその役を演じることがよくある。現実社会では、周囲に期待される役割を演じられるかどうかが重要なのであり、本質的にそうであるかどうかはさほど重要ではないとさえ言える。 日高六郎はこういったパーソナリティの「二重的性格」に注目した。日高は人間のパーソナリティのもっとも顕著な特徴を、欲求の主体者としての「真実の自己」と、周囲の期待にこたえようとする「よそおえる自己」という相反する自己を持っていることだとした。社会的期待を寄せる他者は、真実の自己にとっては欲求を「充足」させてくれる存在でもあり「制限」する存在でもある。そして自己に寄せられる社会的期待は自我の内側に内面化されて「良心」となり、それはやがて社会的期待に反逆するようになる。そして、やがて自己の行動の自律性を自覚するようになる。
  • レポート 社会学 社会的性格 日高六郎 フロム リースマン
  • 550 販売中 2006/08/23
  • 閲覧(4,088)
  • 学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのか
  • これまで日本では、学歴社会はあまりいいイメージをもって語られることはなかった。「受験地獄」や「偏差値輪切り体制」などという言葉とともに用いられ、その人間が内面的にもつ「本来の資質」を考慮せずに、うわべの「勉強ができるかどうか」だけでその人間を評価する理不尽かつ非人間的な社会として語られることが多かった。 学歴社会とよく混同される言葉に、高学歴社会がある。高学歴社会とは、単に「高学歴者の多い社会」を意味する言葉である。具体的には、高校卒業後の高等教育機関への進学率が50%を超える社会であるとされる。日本はアメリカ合衆国、カナダなどとならび、数少ない高学歴社会の一つである。 一方、学歴社会とは、「社会における社会的・職業的地位などの配分の基準として学歴が重きを占める社会」を意味する言葉であると考えられる。学歴は配分の基準として考えられるのであり、論理的には「低学歴社会だが学歴社会」という社会もありうるし、「高学歴社会だが非学歴社会」という社会もありうる。つまり学歴社会と高学歴社会とでは、その意味するところがまったく異なるのである。 重要なことは、学歴社会が、ただ単に教育を重視する社会ではない、ということである。
  • レポート 教育学 教育社会学 学歴社会 高学歴社会
  • 550 販売中 2006/10/02
  • 閲覧(3,751)
  • ILOの組織と活動を概説し、同機関の社会政策上の重要性について
  • ILOと国連との関係を定めた協定は1946年12月14日に承認され、国連と提携した初の専門機関となった。 <目的と活動> ILOの目的は、全世界の働く人々の為に社会正義を促進する事である。その為に、労働・生活条件を改善する為の国際的な政策や計画を立案、これらの政策を実施する上で、各国政府にとって指針となる国際労働基準を作成し、これらの政策が実際に効果を発揮するよう各国に対して広範な技術援助計画を実施する他、こうした努力の推進を助ける為の訓練、教育及び調査も実施している。
  • レポート 社会学 労使関係 ILO 社会政策
  • 550 販売中 2006/10/17
  • 閲覧(2,096)
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