連関資料 :: 社会

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  • 児童生徒の社会性の育成と、特別活動改善の課題
  • 児童生徒の社会性の育成と、特別活動改善の課題  まず、現代の児童生徒の中で、過去と比較して、または社会において、あるいは混沌とする社会の中で自身を確立していくに十分であるかどうかという点において、十分な社会性を持たない生徒が増加してきていると思われる。  今日、グループでの議論を行う場合、多くの子供たちが自らの考えを周りに伝えていくことをあまり行わない傾向、つまり、グループでの議論を行おうとした場合に、活発な議論が行われることがあまりない傾向にあるようである。 私はそのことを体育会での活動、少年サッカーのコーチとしての活動を通じ、実体験として感じてきた。まず、私の部では、様々な問題に対して、問題が起きるごとに、学年ごとに、ミーティングを随時開き、解決に取り組む。そのミーティングでは、司会者を一人決め、あとは、自由に、その問題について、話し合っていくのだが、始めた当初、もちろん、その他多くの事情はあったのだけれども、なかなか意見が出てこないものだった。意見の交換から、議論にまで発展していくに、多くの時間を費やした。 子供たちの間で、自分の意見を主張できる子供はほとんどみかけることはない。自分の言葉で、自分をしっかりと表現することの出来る子供、そのような子供は当然、数多くいるものではないにしろ、表現、または伝えようとする子供がほとんどいない。「しようとする」子供がいないのである。 このように、実体験として感じることができたため、現在、子供たちに社会性が十分でないということを個人的に私は理解しやすい。 こういったことには非常に多くの社会的原因があり、確定的なひとつの解決法が定まることはないと思われるが、それでもこの現状を改善していくことは、今後の社会において必要不可欠であるので、ここでは、なぜ社会性が必要なのかについての具体的な説明は避け、このことを解決していくために学校教育が、この問題に対し持っている、あるいは今後持っていくべきである、役割、または具体的な実践について述べたい。   結論から述べると、確かにそれに対する様々な事情はあるけれども、学校教育において、子供たちの社会性を育成していく場は、また、機会は、非常に多くあるだろう。いやむしろ、全ての場面において、子供たちは自らの社会性を育てていくことが出来るのではないだろうか。 学校生活において算数、国語などの教科学習の場面から、道徳教育、そして特別活動にいたるまで、様々な体験を通して、子供たちは社会性を育成していくことが出来ると、私は思う。なぜならば、ほぼ全ての活動は集団で行われるはずであるから、この点だけで、社会性というものの性質、意味などからして、十分な理由になるということが出来るだろう。   しかしながら、そこには現実に見られるように、様々な活動の場で、社会性を育むことを阻む多くの障害が存在している。 日本における学校教育課程は、先にあげたように、教科、道徳、特別活動の3つに大きく分けられる。現在の社会風潮として、顕著なのは、どうであろう、やはり教科に関すること、つまりは学歴、学力偏重ではないだろうか。近年メディアが特に多く取り上げるようになった他国との学力比較や、子供たちの塾通いなどは、それらを表しているだろう。子供たち、そして保護者の方々から話しを聞いても、学力重視、塾通い、は広がりをさらに見せているようである。そういった社会からの要求に対して、学校や、現場に立つ教師は子供たちの学力向上のため、これまでとは違った、様々な取り組みを見せてきている。 「学力の向上」を第一として考え、日々の作
  • レポート 教育学 サッカー グループ議論 児童 社会性
  • 550 販売中 2006/12/06
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  • 書評:エリック・アシュビー講演集 科学技術社会と大学
  • E.アシュビー著(宮田敏近訳)『エリック・アシュビー講演集 科学技術社会と大学』 玉川大学出版部、2000年、246頁。  本書は、名著『科学革命と大学』(島田雄次郎訳、中央公論社および玉川大学出版部)の著者として有名なアシュビーの講演集である。これらの講演は、最も古いもので1959年、最も新しいもので1972年になされたとのことである(本書「序文」による)。原著Adapting Universities to a Technological Societyは1974年に出版されている。  アシュビーは1904年生まれのイギリスの生物学者であった。とはいえ、彼の知的好奇心と活動範囲は、一生物学者として留まるにはあまりに広かった。イギリスの大学で学んだ後、ドイツやアメリカに留学し、オーストラリアの大学で教えたこともあれば、第二次大戦中は(オーストラリア公使館)科学顧問としてモスクワに滞在した、といった具合である。また、アシュビーは1950年、北アイルランドのベルファスト大学の学長に就任するなど、大学管理者としての経歴を歩み始め、1959年から75年までケンブリッジ大学クレア・カレッジの学寮長を務めるとともに、1967年から69年まではケンブリッジ大学の学長も務めた。アシュビーは、イギリスの大学をその中枢にあって経験するとともに、世界各地の大学の実状に通じるという希有な経歴の持ち主であったわけである。  元来生物学者であったアシュビーは、大学を生物との比喩で考えており、このことは原著のタイトル(直訳すると、『技術社会への大学の“適応”』)にもみてとることができる。また、本書の随所で開陳されている。例えば、次の通り。    生物の共同体のなかでは、そして大学の共同体のなかでは、新しい品種が現れるとき、そこに革新と交配という出来事がおこります。(17頁)  大学は生物のように遺伝(伝統)と環境の産物であります。大学の伝統は明白であり、大学が何を標榜するかについて大学人のあいだにはコンセンサスがあります。つまり、卓越性、客観性、理性の陶冶、知識の内在的価値であり……このコンセンサスは、……力強い内部論理をつくりだします。大学環境とはそれをささえる社会的、政治的システムです。それは二つの主要な力によって作動します。二つの力とは入学しようとする志願者の圧力(顧客ニーズ)と卒業生を引き出す雇用者からの吸引力(人的資源に対するニーズ)です。……それゆえ、すべての大学において内部論理、圧力、吸引力という三つの力のあいだに動的な平衡状態が存在します。(173頁)    すなわち、アシュビーによれば、大学は内部論理と圧力と吸引力という三つの力ないしはベクトルのせめぎあいと均衡の中から変革のエネルギーをくみ取ってきたのである。その結果、大学は中世に誕生して現代に至るまで、また、ヨーロッパから発して世界の至る所に、さまざまな変異種を生み出しながら、存続し発展を遂げてきたのである。換言すれば、大学には「知的専門職のための学校という機能に、紳士をつくるための教養学校、研究機関、共同体のための奉仕場所……」といった多様な機能が加増され、現代の大学は「多目的機関」となった(222頁)。  ところが、大学は、単なる「危機」というよりは、これまで経験したことのないような「文明の転換期」に遭遇している、とアシュビーは考える(224頁)。だとすれば、大学は、科学技術の急速な発展によってもたらされた「文明の転換期」を、これまで成功してきた「適応」戦略によって、これまでと同様に乗
  • 全体公開 2007/12/24
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  • 社会科指導法 第1分冊 評価A
  • 課題:公民的資質の基礎 公民的な資質を養うために、どのような学習指導計画を作成したらよいでしょうか。ある学年(5~8時間程度)を例に具体的に説明しなさい。 学校側のチェックもあるので、書きかえて提出してください。
  • 玉川 社会科指導法 第一分冊 新刊
  • 550 販売中 2012/03/06
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  • 社会科指導法 第2分冊 評価B
  • 課題:学習過程 思考力・表現力を育成するために、どのような学習過程を作成したらよいでしょうか。ある学年の小単元を例に、指導に用いる学習活動、指導技術にも触れながら、具体的に述べなさい。 学校側のチェックもあるので、参考程度にしてください。
  • 玉川 社会科指導法 第2分冊 新刊
  • 550 販売中 2012/03/06
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  • 社会科教育法第1設題 合格レポート
  • 社会科教育法Ⅱ9418第1課題 この資料は、創価大学通信教育部の課題レポートです。レポートは合格でした。 参考にしていただければ、幸いです。  地理的内容の学習指導について、自分なりの視点をまじえて説明しなさい。  平成20年版学習指導要領において、中学校の地理的分野は「世界の様々な地域」「日本の様々な地域」の大項目に整理された。地理学の区分でいえば、平成10年版と比べて地誌的な学習を重視する方針に変わっている。  小学校の社会科では、中学校の学習への接続を念頭に置き、対象となる地域の性質を学び取るための方途を児童に意識させたり、地図の読み取りや活用といった基礎的なスキルの習得を促したりするこ..
  • 創価大学通信教育部 創価大学 社会科 地歴公民科
  • 550 販売中 2012/04/16
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