連関資料 :: 体育
資料:553件
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体育科指導法 第2分冊
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はじめに、単元とは教材内容のひとつの塊(ユニット)をいい、学習指導要領で挙げられている運動領域を教材単元、基本の運動やゲーム、そして、保健領域は経験単元といわれている。単元計画とは、学習指導のねらいや学習の進め方を中心とした展開計画であり、「運動の特性」「学習のねらいと道筋」「時間配分(基本的な学習の流れ)」「学習の段階(はじめ・なか・おわり)に応じた具体的な学習活動や指導の展開」などによって、単元の見通しを示したものである。
(1)単元計画の目的
年間に90時間という時間の制約がある中では、すべての単元に十分な時数配当をすることは困難であり、児童の学習負担の面からも問題がある。また、一つのことばかり続けていると集中力や興味が欠けてしまうため、目先を変える必要がある。さらに、集中力が持続する高学年では10時間前後の単元計画も可能であるが、低学年では6時間程度がよいなど発達段階の考慮も必要である。そこで、運動に内包する価値や特性を一つ一つ吟味するとともに、学年の発達段階も勘案して、単元の大きさ、運動の組み合わせ、年間の取り扱い回数を決める必要がある。児童が自発的・自主的に運動に取り組むためには、それぞれの運動が持っている楽しさや喜び(運動の特性)を明らかにすると同時に、発達段階に応じて、おもしろそうだ、やってみたいななどと自ら進んで取り組む活動を重視した単元計画の作成が必要になってくる。
(2)単元計画の条件
・身体を積極的に動かす学習活動
体育の授業に児童が期待していることは、「動き回りたい」ということである。体育的効果が十分に果たせるように、自らが動き、体が温まるようにしなければならない。単に技術や理論だけでなく、1時間の授業の中で一度は心拍数を高め、一汗流せるように、身体を積極的に動かす授業となるよう工夫する。
・系統的な学習活動
スポーツにおける技術の習得はやみくもに行っても進歩が少ないだけでなく、かえって意欲を失ってしまったり、悪いフォームを身に付けて後の進歩を妨げてしまったりする場合もある。基礎技能から積み上げて初めて高度な技術が身に付くのである。技能、知識を系統的に身に付けさせ、児童が主体的に練習方法や問題点を見つけられように指導する。
・意欲旺盛な学習活動
水泳や陸上運動、器械体操においては個人個人の目標を、ボール運動においてはチームに適した課題を持たせ、常に今日の反省と時間の展望ができるようにし、児童が意欲を持って運動に取り組めるようにしなければならない。
・集団を活用する学習活動
個別指導の方が技術の指導は効果的なようであっても、雰囲気的には集団の視線の中での活動は違うものである。集団をうまくグループに分けて互いに競争したり、見学しあったり、また、グループ内評価をすることによって、1人ではできなったことができるようになるものである。さらに、全体の意欲を喚起する学習活動にすることもできる。
・態度にまで波及する学習活動
体育の活動は、ただ単に体力や技術のみを追求するものではない。用具の準備や後片付け、施設の使い方、チームとしての応援の仕方や見学の仕方など、態度にまで学習を意識させる。集団での規律のある学習活動を進めなければ思わぬ怪我や事故につながる。
・施設や用具の充足された学習活動
授業を展開する上で施設や用具に不備があると著しく学習効率が低下する。体育の活動は体育館や校庭、プールなどの施設を使い、ハードルやボール、バトンなど多くの用具が必要となる。事前に十分に点検や整備を行い、その運用を適切にすることが指導者として
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レポート
教育学
体育
指導法
単元構成
550 販売中 2007/10/06
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体育指導において備えておきたい考えや資質
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『体育概論実技を指導する者として、ぜひ備えておきたい考えや資質について具体的に述べよ』
学校体育の充実には、優れた指導者の確保が重要である。実技を伴う体育の授業では、小学校高学年以降において指導内容が高度化するために児童の関心・意欲や技能レベルに合った学習指導が望まれる。中学校・高等学校においては、実技指導力の養成や技能レベルに合った学習指導など創意工夫を生かした体育指導の充実により、一人一人の能力等に応じた指導が出来るようにすることが欠かせない。
教師の基本的な資質は次のようなものである。
?学問的専門性の高さ
?心理学者でもあれ
?すぐれた専門的技能
?豊かな人間性
?調和のとれた進歩的なモラル
以上のことは、すべての教師が備えておくべき要件と考えてよい。そしてこれらのことを確認の上で、領域「健康」の指導にあたることがよい。
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レポート
教育学
資質
体育指導
体育概論実技指導
学校体育
550 販売中 2006/03/07
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教科 体育 第2分冊 評価A
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課題:子ども達の現状から導く体育の課題
日本の学校体育の変遷をまとめたうえで、現在の子どもたちの置かれている環境の問題点を整理し、子どもたちの健康を向上させる役割を担う体育の課題について論述せよ。
学校側のチェックもあるので、書きかえて提出してください。
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玉川
教科
体育
第2分冊
550 販売中 2012/03/05
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小学校体育科学習指導要領の変遷
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はじめに
これまで私は体育科の意義などについて深く考えたことはなかった。小学校時代の私にとっての体育は、さまざまな運動に挑戦し、楽しみ、たくさんの汗をかいてひたすら駆け回っていたということくらいしか思い浮かばないが、当時、体育科からどんなことを学んでいたのか、学習指導要領の変遷を学ぶことによりわかり、また、体育科の本質的な考え方を得られるだろうと楽しみに思っている。それでは早速、学習指導要領の変遷をみていくことにする。
1、戦前
戦前の体育科は、軍隊教育の色彩が濃くなっている。明治33年の「小学校たいそうか教授要旨」に「体操は、身体の各部を均斉に発達せしめ、四肢の動作を機敏ならしめ、以て全身の健康を保護増進し、精神を快活にして剛毅ならしめ、兼ねて規則を守り、協同を尚ぶの習慣を養うを以て要旨とす。」とあるように、「強健な身体」と「従順な態度」をやしなうためのものであった。国家や戦争目的のための‘身体育成’がねらいで、教師が指示したことを生徒が従順に行う受動的なものであった。
2、戦後
1945年の終戦を迎え、大きな転機が行われた。
まず、これまでのものでは民主的態度が育ちにくいとする米国流の考え方が働いた結果1947年(昭和22)の学校体育指導要綱に「もっとも重要なことは国民一人一人が、健全で有能な身体と、善良な公民としての社会的・道徳的性格を育成すること」とあるように、民主的態度の育成が目標に挙げられた。
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レポート
教育学
変遷
学習指導要領
体育科
550 販売中 2006/04/15
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新しくなった
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