連関資料 :: <対話>のない社会

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  • 日本における戦後社会福祉の展開と今日の課題について述べよ
  •  わが国の戦後の社会福祉制度はGHQ(連合国軍総司令部)の指導のもとで、生活困窮者の救済から始まった。というのも、日本は第二次世界大戦の敗戦国であり、国民の生活は食料、住宅、物資などあらゆるものが不足し、失業者、戦災者、海外からの引き揚げ者、戦地から戻った軍人、浮浪者など救済を必要とする者は、全国に約800万人以上と推定されたからである。  そこで、日本政府は1945年12月に応急措置として「生活困窮者緊急生活援護要綱」を決定した。内容的には物資の配給であったが、当時は配給を「施し」や「恵み」と考える者が多く,簡単に行える状況ではなかった。  そのためGHQは、1946年2月、日本政府に対して基本的な公的扶助の原則として、「社会救済に関する覚書」を提示した。その内容とは、?無差別平等の原則?公私分離の原則?救済の国家責任?救済額を制限しない、というもので一般的には「福祉4原則」と呼ばれるものであった。この考え方が後に日本の社会福祉を方向づけることになったのだ。  1946年10月、日本政府は、この「4原則」をもとに「(旧)生活保護法」を実施した。同年、日本国憲法が公布されると、第25条「生存権」の理念にそって旧生活保護法は全面改正され、1950年に「新生活保護法」が制定された。この間に、1947年に「児童福祉法」が制定、1949年には「身体障害者福祉法」が制定された。この3つの法律を合わせ「福祉三法」と呼ばれた。1958年には「国民健康保険法」、翌年の1959年には「国民年金法」が制定され、「国民皆保険・皆年金」が確立された。  1960年代に入ると、日本は高度経済成長の時代を迎え、日本社会は大きく発展し国民の生活は豊かになった。しかし、その一方でさまざまな社会問題を生み出した。その影響をうけた障害者、高齢者、母子家庭など、いわゆる社会的弱者に対して、特定のニーズへの社会福祉制度も立法化された。
  • レポート 福祉学 戦後の社会福祉 社会福祉の課題 社会福祉制度 日本の社会制度の歴史
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  • ロッカンにおけるヨーロッパ概念地図の社会学的評価
  •  ロッカンの提示するヨーロッパ概念地図は、国際社会の様相をマクロに捉える際に、非常に有用なものであると考えられる。それは、「コミュニケーションの土地言葉の出現は大衆レベルでの国民形成より後の段階の基礎を準備し、そしてトレード・ルートの地理が、東西の間の国家形成のための資源における相違を作り上げた」ことによって「アルファベットと年がヨーロッパの運命を決定した」とする命題が非常に簡潔に欧州を区分可能なものにしていることによる。  概念地図では、東西軸による「国家‐経済」次元によって、西部における高度に貨幣化された経済からの余剰、東部における農業的な労働からの余剰といった国家形成の中心お経済的な資源の基礎の区別と、南北軸による「国家‐文化」次元によって、北部プロテスタント地域における境界の初期の閉鎖、南部カトリック地域における教会の継続するテリトリーを超えた性質といった急速な文化的な統合のための条件の差異を表している。この区別は、M.ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』にみられるプロテスタントとカトリックの宗教社会学的な見地とも対応しており、特に東西軸にみられるテリトリアルな中心であり、また都市ネットワークとしての影響力も強い臨海部にあるイングランドは経済発展が非常に起こりやすい地域であるが、現実としても産業革命の発祥地であり、このロッカンの概念地図が国家・経済・文化を統合したパースペクティブを提供しているといえる。  ムーアの分析にも見られる政治的な結合の資源的基礎におけるコントラストは、東部地域と西部地域のシステム間の内的な構造、そして大衆政治への後の変容の性格の相違の説明おり、西部における商業的活動の大きな興隆によって中心形成者は交換の容易な通貨において資源を引き出せていたのに対し、東部の都市は脆弱であり、旧帝国の周辺での新たなる中心的な軍事的気候の形成の基本的な資源の基礎は、代替的に土地の所有者によって食料と人力を提供されるという対比がそれである。
  • レポート 社会学 国際政治学 エスニシティ シュタイン・ロッカン
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  • ソーシャルワーカー等の専門職の社会的地位向上について
  • ソーシャルワーカー等の専門職の社会的地位向上について  我が国では、社会福祉士や精神保健福祉士、臨床心理士などが独立して開業することはとても困難である。それは、我が国ではこれらのコ・メディカルの社会的重要性は認められていても、社会的地位が認められていないからである。  アメリカの医療現場では、医療費の抑制などで、ソーシャルワーカーがとても活躍している。そのため、アメリカではソーシャルワーカーも医療チームの一員として、考えられ、その業務も医療保険などで認められている。しかし、日本の場合、ソーシャルワーカー、の行う業務、
  • レポート 福祉学 社会福祉士 精神保健福祉士 地位向上
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