連関資料 :: 研究
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ヴントの唱えた心理学と自然科学との研究対象の違いと「感情の3方向説」について
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現代心理学の創設者―ヴントの心理学
現代心理学の祖とされるヴントは心理学を、間接経験を研究対象とする自然科学に対し、直接経験を対照とする学問であると捉え、その方法を「自己観察(内観)」(method of introspection)と名付けた。意識は外部から直接観察することができないため、被験者が自分の意識を内省的に観察したものを言語によって報告させ、それを研究対象とする。そしてその課題を次の3つに定めた。
1.自己観察によって捉えられる意識過程を分析し、その要素を発見すること。
2.要素の結合の様式を決定すること。
3.結合の法則を決定すること。
このため、要素心理学とも構成心理学ともよばれる。ヴントは1896年『心理学原論』にて意識過程の要素とは、客観的な経験としての感覚と、主観的な経験としての単純感情の2種であり、各要素はそれぞれ質と強度をもつと述べた。感覚の質とは、一般感覚、音響感覚、光感覚、嗅覚、味覚であり、単純感情の質は「快―不快」「興奮―沈静」「緊張―弛緩」であるとした。それらの要素は互いに結合して複合体となり、そこから新しい固有の性質が生まれるのでこの結合を「創造的結合」とよんだ。
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レポート
心理学
ヴント
3方向説
自己観察
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佛教大学 生徒指導・進路指導の研究(中・高) 最終試験対策
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生徒指導・進路指導の研究(中・高)
その1
「教科教育と教科外教育とはどのような関係にあるのかについてまとめ、その構造と課題について述べよ。」
学校教育において教科外学習という場合には、「生徒指導」と「特別活動」をひとくくりにして述べられることが多い。これらは、すべて学校教育における「教科」の外の領域に属するものである。
学校は大きく分けると「教科指導」「生徒指導」「特別活動」の3つの組織課程から成り立っており、この3つのバランスがいいことが望ましい。しかし、最近の傾向としては、生徒指導への比重が大きくなっているという実態がある。とりわけ、指導困難校といわれる中学や非進学校に分類される高校の多くでは、たばこやバイクをはじめとする校則違反の「取り締まり」のような生徒指導が、教員の教育活動の大きな部分を占めていることも少なくない。教科外活動にそこまで求めるのは日本の学校教育に独特の特質であるともいえよう。
教科外活動の目標に共通しているのが、自主的・主体的・実践的という言葉である。与えられた課題を理解し指示された問題を解くことができる学力を「問題解決型の学力」とし、自己を取り巻く環境の
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