連関資料 :: 保健

資料:933件

  • 精神保健学②「職場における精神保健
  • 「職場における精神保健活動の実際について」 1.職場の精神保健の現状 精神保健活動とは、人々の健康のうち主として精神面の健康を対象とし、精神障害の予防・治療を行い、また精神的健康を保持・向上させるための諸活動のことである。 近年、経済・産業構造が変化する中で、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合が高くなっている。自殺者総数が3万人を超えるという高い水準で推移するなかで、労働者の自殺者数も8~9千人前後で推移している。  また、業務による心理的負荷を原因として精神障害を発症し、あるいは自殺したとして労災請求が行われる事案が近年増加し、社会的にも関心を集めている。職場において、より積極的に心の健康の保持増進を図ることが重要な課題となっている。  ストレスの原因となる要因は、仕事、職業生活、家庭、地域などに存在しており、これらは複雑に関係し、相互に影響しあう場合が多い。心の健康づくりには、自分自身がストレスに気づき、こある。   しかし、職場に存在するストレス要因は、労働者自身の力だけでは取り除くことができない。つまり推進していくためには、事業者による精神保健活動の積極的推進が重要であり、職場における組織的かつ計画的な対策の実施は、大きな役割を果たすことになる。 2.職場における精神保健対策 置の積極的な推進を長年行ってきた。この健康保持増進措置は、トータル・ヘルスプロモーション(THP)といい、専門的なスタッフとともに心身両面からの健康指導を行うものである。 さらに、今日の労働環境の状況に対応するために、心の健康(メンタルヘルス)が重要視されており、2000年に「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」(メンタルヘルス指針)が出された。これは、国が職場における精神保健対策の具体的な進め方を初めてまとまった形で示したものとして、極めて重要であり、また大きな注目を集めた。  具体的な対策の進め方としては、次の4つのケアを効果的に実施するように進めている。①セルフケア  労働者自身がストレスや心の健康について理解し、自らのストレスを予防、軽減するあるいはこれに対処するために、事業者は、労働者に対して、セルフケアに関する教育研修、情報提供し心の健康に関する理解の普及を図るとともに、そのための環境を整える。 ②ラインによるケア  労働者と日常的に接する管理監督者が、心の健康に関して職場環境等の改善や労働者に対する相談対応を行う。 ③事業場内産業保健スタッフ等によるケア  事業内の産業医等事業場内産業保健スタッフ等が、事業場の心の健康づくり対策の提言を行うとともに、その推進を担い、また労働者及び管理監督者を支援する。事業場内産業保健スタッフとしては、産業医、保健師、看護師、人事労務担当者、心理職、精神科医等である。 ④事業場外資源によるケア  事業場外の機関及び専門家を活用し、その支援を受ける。地域の公的援助資源として、まず挙げられるのが精神保健センターと保健所である。次に、最近注目されているのが産業保健推進センターと地域産業保健センターがある保健推進センターは労働者健康福祉機構によって都道府県単位で設置されており、産業医、事業主などによる産業保健活動の支援を目的に、相談、研修などを実施している。地域産業保健センターは、50人未満の小規模事業所に対する産業保健サービスの充実を目的として、厚生労働省の委託を受けた郡市医師会が事業を実施している。 このような4つのケアが継続的かつ組織的に行われることが重要である。 これに加
  • 職場における精神保健
  • 550 販売中 2008/02/18
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  • 精神保健学 「ライフサイクルにおける精神保健について述べよ。」
  • まず、はじめに精神保健とは、こころの健康の保持・増進を目標とする学問と実践をさしている。つまり、精神的健康の保持・増進を図るほか精神健康障害の予防と健康回復、精神障害の治療およびリハビリテーションを目的とするものである。 従来、人は生まれてから発達を続け、青年期に発達の頂点を迎え、その後低下していくと考えられていた。しかし、現代では生まれてから死ぬまでの変化のことを生涯発達という。 このような生涯発達の理論を精神分析家で発達心理学者である、エリクソンは人の生涯のことを「ライフサイクル」と呼んだ。
  • 環境 福祉 社会福祉 発達 子ども 社会 心理 健康 幼児 問題
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  • 教職:地域看護:母子保健、成人保健、老人保健など地域看護活動について述べよ
  • 「母子保健、成人保健、老人保健など地域看護活動について述べよ。」  地域看護活動とは、地域の住民のヘルスニーズの診断から対応のプロセスをいう。地域の対象者が、より充実した健康生活を営む上に必要な医療福祉制度策定や、個々の地域住民を支える母子保健法・老人保健法・地域保健法等を基盤にして行う諸活動について、以下で考察する。 1.母子保健における地域看護活動  現在日本は、世界に類をみないスピードで少子高齢化が進み、社会、経済、医療、福祉面での緊急対策が迫られている。少子化の一層の進行や女性の社会進出など、子どもを取り巻く環境の変化に対応するため、国では1994年に「今後の子育て支援のための施策の基本的方向について」(エンゼルプラン)を改訂し、少子化対策推進基本方針に基づき、「重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画について」(新エンゼルプラン)を1997年に発表した。少子化対策推進基本方針には、基本方針策定の目的及び基本的な考え方・基本的な施策・少子化対策の推進体制等が盛り込まれている。  2000年には、妊産婦死亡や乳幼児の事故死の予防などの残された課題、思春期における健康問題、児童
  • 環境 日本 福祉 健康 子ども 少子化 医療 社会 保健
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  • 小児保健
  • 胎児は、全てが真っ白の、「0」の状態でこの世に生まれてくるのだという説があった。しかし、最近の研究では、胎児は白紙で生まれてくるのではなく、個性を持って生まれてくるということが明らかになってきたのである。産婦人科学に革命をもたらしたのは、超音波診断装置という医療器具の発明であった。これにより、今まで見ることが出来なかった胎児の姿が映し出され、その生活ぶりを観察できるようになった。驚くべき事に、胎児は空腹を感じると指しゃぶりを始め、音楽を聞かせると笑みを浮かべるという。このような胎児の様子から、感覚や自我もある程度発達している事が想定できる。研究の結果、胎内環境は、従来に比較してはるかに重要なことがわかってきた。  <胎生期の分類>  初めに確認しておくと、胎生期とは、受精から生まれるまでの母親のお腹の中にいる期間のことである。また、胎生期は二つに分けられ、受精から8週までを胎芽期、8週以降を胎児期と呼ぶ。体の組織や器官は発育が活発な時ほど障害を受けやすい。胎芽期は、奇形発生の可能性が高く、胎児期には、機能障害の可能性が高くなる。  <胎生期にはどのような意義があるのか>  ・子宮外生
  • 胎児 保育 小児保健 胎生期
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  • 精神保健施策
  • わが国の精神障害者施策は1900年の「精神病者監護法」から始まり、1919年の「精神病院法」、1950年の「精神衛生法」で医療としての施策になった。1993年12月に「障害者基本法」が成立し、精神障害者が基本法の対象として明確に位置づけられた。精神障害者に対して、これまでの保健医療対策に加え、福祉対策の充実を計ることが求められた。1995年4月、「精神保健法」を改正し、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」を施行した。
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