全ての資料 / タグ / 日本文学

資料:294件

  • 志賀直哉『児を盗む話』について
  • 今まで読んできた志賀直哉の作品には、『母の死と新しい母』、『和解』など、主人公の心情に焦点を当て、探求するものが多かったと思うが、今回私が取り上げた『児を盗む話』もそれに属するものであり、当時の志賀直哉の精神状態にも着目しながら、この作品を自我肯定の意識という...
  • 550 販売中 2005/07/26
  • 閲覧(9,883) コメント(34)
  • 奉教人の死(人々の中に存在する神・信心の形)
  • 今回、私は芥川龍之介作品の中でも「奉教人の死」を課題の題材として取り上げたいと思う。「奉教人の死」は「れげんだ・おうれあ」という架空の福音書から伝承された聞き語りの形で始まる。そして主人公「ろおれんぞ」が女だと判明してからは、その語りはあたかもその場にいるかの...
  • 550 販売中 2005/07/25
  • 閲覧(4,099) コメント(41)
  • 詩のことば
  • 普段私達は、意味を先に優先させて、それからその意味に見合うことばを探していく。そのせいか、逆に同じように、人間の多くがまずはことばに意味を求めるに違いない。ふと、音の響きが綺麗だと感じることがあっても、それが意味を伴わなければ、ほとんどの人間がそこで頭に疑問符...
  • 550 販売中 2005/06/21
  • 閲覧(2,501) コメント(40)
  • 狂言の歴史的展開とその特質
  • 狂言は能と共に「能楽」と呼ばれ、現在伝統芸能と一つとして親しまれているが、能も狂言も「猿楽」を源流としている。能とは対照的とも言える狂言はどのように生まれ、伝統芸能として成立したのだろうか。 奈良時代、中国から曲芸・奇術・歌舞といった種類の卑俗な大衆芸能、散楽...
  • 550 販売中 2010/08/03
  • 閲覧(1,799)
  • 北山文化形成の背景及び主要な人々、その特色
  • 北山文化は室町時代初期の文化で、十四世紀後半から十五世紀後半までを指す。日本の文化はそれぞれ時代名で呼ばれることが多いが、室町時代後期に京都東山で開花した東山文化に対し、この文化の特徴がそれぞれ異なる事から北山文化と呼ばれている。 南北朝時代の動乱を経て、安定...
  • 550 販売中 2010/08/03
  • 閲覧(1,059)
  • 注文の多い料理店におけるタ形、非タ形について
  • 一個の作品として成り立っている小説の多くは、それが実際のことであれ、架空のことであれ、すでにおきた過去の出来事として作者によって整理され、構成されて描かれたものである。その意味で、小説のテンスは、すべて過去形で示されていてもおかしくないはずのものである。しかし...
  • 550 販売中 2007/07/23
  • 閲覧(2,281)
  • もののけ姫をみて
  • 『もののけ姫』を見て アシタカは、カヤにもらった小刀を何故サンに渡してしまったのか? カヤにもらった小刀は、カヤがアシタカの無事を願って、祈りを込めた小刀であり、 お守り的意味が込められてると思う。 それをサンに渡したのは、アシタカが自分の身よりもサンの身を心配し...
  • 550 販売中 2007/07/20
  • 閲覧(2,346)
  • 太宰治〜『冬の花火』〜
  • 太宰治~『冬の花火』~ はじめに 桃源郷―一幕・二幕・三幕 冬の花火 おわりに はじめに 〝恥の多い生涯を送ってきました。自分には人間の生活といふものが、見当たらないのです〟(『人間失格』) 太宰治はまさに〝自由奔放に生まれてきた〟(豊島与志雄の弔辞)太宰ほど今でもファ...
  • 880 販売中 2007/02/04
  • 閲覧(12,302)
  • 『途上』における探偵要素
  • はじめに 『途上』はこの短編作品の中で数少ない探偵小説的要素を持っている作品である。物語には探偵と話をしているうちに追い詰められていく犯人の描写がうまく書かれている。これを読んだ江戸川乱歩が「海外にも類例のない探偵小説」と絶賛し、この作品を紹介するために「プロ...
  • 550 販売中 2006/12/02
  • 閲覧(3,591)
  • 知里幸恵と『アイヌ神謡集』
  • 知里幸恵は、アイヌ民族ではじめてユーカラやカムイユーカラなどのアイヌ文学(口承)を文字表記し、アイヌ研究に多大な貢献をした人物である。アイヌ民族は北海道開拓以来抑圧・差別・貧困という厳しい苦難にさらされて来たが、そのような時代に病に冒されながらもアイヌ文化の記...
  • 550 販売中 2006/07/16
  • 閲覧(2,432)

資料を推薦する
会員アイコンに機能を追加
ファイル内検索とは?
広告