資料:74件
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博物館学レポート(大阪市立東洋陶磁美術館)
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? 博物館の基本データ
大阪市立東洋陶磁美術館は、住友グループ21社から、965件、約1000点にのぼる優れた東洋陶磁を集めた安宅コレクションの寄贈を受けたことを記念して、それを収蔵し、ひろく一般に公開するため、1982年に大阪市によって設立された。
設立以来、多くの寄贈者の好意により館蔵品は増加の一途を辿り、現在では母体である安宅コレクションを合わせると約2000点に達している。そのうち、とくに1999年の李秉昌氏からのご寄贈によって韓国陶磁は飛躍的に内容の充実を見た。こうしたコレクションの膨張に応えるべく、また、同時に日本陶磁の常設展示をも可能とするため、新館を増設した。
観覧料は一般600円、高大生450円、中学生以下は無料である。開館時間は午前9時30分から午後5時まで、休館日は毎週月曜日(その日が祝日の場合は開館し、その翌日が休館)、祝日の翌日(日曜日を除く)および年末年始(12/28〜1/4)である。
? 収蔵と展示の概要
当美術館では、展示の概要を大きく四つに分けることができる。日本陶磁、韓国陶磁、中国陶磁、そして李秉昌コレクションである。展示室は11室あり、韓国陶磁→日本陶磁→中国陶磁→企画展示という展示の流れになっている。展示の動線の役割については後述する。高麗・李氏朝鮮時代の朝鮮陶磁、中国陶磁を中心に、国宝 2件と国指定重要文化財13件を含む約2000点が収蔵されている。
今回見学した時には、常設展「東洋陶磁の展開」が開催されていた。これは、中国陶磁・韓国陶磁・日本陶磁を各陶磁史の流れに沿って、安宅コレクション・李秉昌コレクションなどの代表的な館蔵品約310点によって、展示するものであり、東アジア全体の陶磁文化の流れを一度に鑑賞することができた。
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