連関資料 :: 心理学(設題1)

資料:280件

  • 教育心理 設題1
  • 象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も掲示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。  ⇒象徴機能とは、今、知覚しているもので、そこにない物を呼び起こす働きをする機能である。それは、意味するものと意味されるものとを区別して遣うことが可能になるということ、今そこに知覚している物を手がかりにして、そこにない物を思い浮かべ、それに反応することが可能になるということでもある。つまり、具体的な知覚経験をもとに自分なりにイメージを構成し、それを利用してとき・場所を変えて自分なりのやり方で活動するようになるという機能である。それはまた、意味付けをした模倣(ことば等)で表現するということでもあり、前提として、模倣・再現する力の育ち(表象能力)も必要であることは言うまでもない。 子どもは、1歳半から2歳にかけて表象能力を現しはじめる。表象能力の出現を示す初期の活動として延滞模倣が挙げられる。たとえば、中沢の観察によると、ある子どもは「ガアン…、ゴオン…」と言いながら長方形の箱を動かし、ときどき箱を止め、自分のからだの動きも止めて「プシュッ」と言った。電車に乗ったときのイメージをもとに、後日、家の中でその特徴を再現しているのだが、この模倣行為には箱を電車に見立てる活動、箱やからだを動かしたり止めたりして電車に乗っているふりをする活動が含まれている。ここでの箱や子どもの音声・しぐさは、電車という指示対象を意味するもの、すなわち象徴である。 3歳ころには、子どもは、ふりやみたてを複雑に組み合わせて虚構の世界を作り上げるようになる。例えば、3歳児が姉の絵本を何冊もかかえ持ってきて、ほおづえをつきながら、一冊ずつ開いては「ウン、ウン、ウン…だって。おわり」などという様子が観察できる。この場合、子どもはまだ字を読めないのに、いかにも本を読んでいるかのようにみせている。それは単なるモデルの模写ではなく、自分のイメージや知識にもとづいて演技しているのである。やがて、子どもは遊びのなかでの役割を意識し、それにふさわしい動作を思い描き、状況を設定することによってごっこ遊びを展開するようになる。 ガーベイは役割・動作プラン・ものおよび状況の設定の3つの要素に着目してごっこ遊びの構成を分析した。まず、役割対象や動作についての知識の利用である。幼児が最も良く知っているのは家族であり、様々な動物や架空の人物が登場しても、その動作プランは家庭生活における家族の役割にもとづいていることが多い。また、子どもは一日の生活をいくつかの一定のつながりを持った、決まりきった活動の系列としてとらえるようになる。遊びのなかでの動作プランは、こうしたスクリプトに様々なことばを組み入れることによって組み立てられる。さらに、虚構性の表明・調整する手段の上達が指摘できる。遊びを一つのテーマのもと展開させていくためには、子どもどうしが今どのような役割を演じ、どのようなプランのもとに状況を設定しているかを伝え合う必要がある。このようにごっこ遊びの展開は子どもの認知発達によって支えられていると言う。 以上のような認知発達を基に、数概念の獲得や文字の習得につながる。 中沢の研究によれば、子どもは日常生活の中で数を経験する。たとえば、お風呂の中で親が子供を抱いてゆっくり数を唱えて聞かせる。すると、知らぬ間に子ども自身も唱和するようになる。初めは発音は不完全でも次第に一人で唱えられるようになる。また、子どもは生活の中で物を集めたり分けたりするうちに、共通のもののあり方に興味をもつ。
  • 佛大 象徴機能
  • 550 販売中 2008/01/04
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  • 臨床心理 設題
  • 臨床心理学における人間理解の必要性および面接場面における留意点について述べよ。 情報化社会と呼ばれる現代、様々なストレスを生み出すことになり、精神障害者数、とりわけ神経症の増加がみられているなか「真に健康である」ということはどのようなことであろうか。身体的には健康であっても精神的な問題を抱えていれば真の健康とは言えない。真の健康とは、身体的にも精神的にも健康であることである。そこで大きな役割を果たすと考えられるのが心理学である。心理学は「困っている人を助ける」学問と呼ばれており、面接によって相手を理解し、援助の手を差し伸べることは臨床心理学の中心課題である。 1.人間理解の必要性について 臨床心理学は機能回復だけが目的の医学とは違い、特定の機能が失われても、失ったままで人生を生き抜ける方法を見つけたり、機能喪失を好機としてさらに意義ある人生を見いだしたりすることが可能である。臨床心理学の出発点として、面接場面での人間理解、無批判の共感と寛容に基づいた人間理解がある。また、この面接場面で大切になるのは、ラポール(心を開いた信頼関係)を形成することであるが、これは容易なことではない。フロイ
  • 環境 心理学 人権 情報 コミュニケーション 倫理 心理 社会 文化
  • 550 販売中 2008/09/19
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  • 臨床心理設題1
  • 『臨床心理学における人間理解の必要性および面接場面における留意点について述べよ。』 1 ストレスと健康の本質 高度経済成長に伴い、さまざまなストレスも生み出されることになった。 日常生活の中で生じてくる様々な問題や出来事、環境の変化といった刺激によって、私たちの心や身体にストレスが生じる。したがって、心の病気にならないようにストレスを減らすことは困難となる。 そこで、必要となるのは、リスクマネジメントとしての心のケアである。リスクマネジメントとは、心の病気になる可能性を受け止め、病気になった時に速やかに対処できるようにする。つまり、ストレスに対する早期発見、早期介入の徹底が重要である。 では、ストレスがなければ、人の精神は健康といえるのだろうか。  精神の健康も身体の健康と共に健全でなければ、真の健康とはいえないと考えられている。ところが、一般的なある問題に対してストレスを生じる人・生じない人に分かれることがある。例えば、知らずに間違った価値観をもつ「健康」な人が、一般的な社会常識をもつ人にストレスを与え「不健康」となってしまう。この場合、人の価値観や経験の違いなどによるものと考えられ
  • 990 販売中 2008/09/16
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  • 児童心理設題
  • 『家庭と地域社会における保育のあり方について述べよ。』 1 家庭の変化と子どもへの影響 家庭は、子どもが生まれて初めて所属する集団である。家庭で子どもは、一定の成長を遂げるまで家族と生活し、社会に適応するための知識や技術、社会のルールを学びながら成長する。これを、子どもの「社会化」というが、子どもにとって家庭の教育力が重要な役割を占めているのである。 また、基礎的な社会化は、「家族はパーソナリティをつくる工場である」といわれるように、幼児期において、とくに母子関係を通して行われ、家族はパーソナリティの核となる部分を形成するという重要な役割がある。 しかし近年、核家族が増加し、少子化が進み、家族形態の変容がみられる。 たとえば、「サザエさん」のような祖父母を含む大家族など、高度成長期に定着した夫がサラリーマンとして外で働き、妻は家事や育児などの家庭内労働を行うという世帯が減少している。子どもにかかる養育費、大学までの教育費など、子ども1人につき2000万円かかるといわれているが、このような経済的負担が共稼ぎ世帯を増加させ、少子化の大きな要因にもなっている。 また、都市化により、地域におけ
  • 990 販売中 2008/09/16
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  • 発達心理 設題1
  • 2017年度 発達心理学 設題1:発達心理学とは何かを、「発達」および「心理学」という言葉の意味を明らかにして、説明してください。続いて、発達心理学の一例として、運動、言葉、遊びなど、乳幼児の特定の機能の発達について詳細に説明してください。最後に、この発達過程を知ることが、保育者としてどのように役立つかについて述べてください。 ★豊岡短期大学で一発合格のレポートです。 社会に出てから勉強を始めた私ですが、短大の三年間でレポート一度も落としたことありません。これから保育資格を目指す方や、レポートを初めて書かれる方のお役に立てたら幸いです。
  • 心理学 子ども 発達 心理 コミュニケーション 社会 保育 科学 遊び 幼児
  • 550 販売中 2020/04/23
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  • 教育心理 設題
  • 子どもの「個人差」について述べよ 人は皆それぞれに違った個性をもっている。背の高い人や低い人、やさしい人や意地悪な人など、顔つきも違えば考え方も違う。これらの違いを全部ひとまとめにして個人差という。  個人差は子どもの発達を考えるときさらに必要になる。身体ばかり大きく育ってしまった子や、年齢の割りに精神的にませている子、そして1人ひとりの子どもには、大人たちの想像も及ばない大きな可能性が隠されている。その隠された個性を見出して、個人の能力を伸ばし育てて行くのが教育である。  個人差が遺伝によるのか環境の差によるのかという疑問が長いこと論じられてきた。今私達はこのような議論がまったく意味をなさない事を知っている。例えば、原子力発電所で放射能が流出すれば、その付近の住んでいる住人(特に女性)のもっている遺伝子に異変が起こる。その後何年もたってからその女性から生まれる子どもに障害が出る可能性がある。それが遺伝の問題か環境の問題かと論じても何の役にも立たない。その反面、遺伝的な制約を受けて生まれてきた子どもにも優れた環境を与えれば、他の子どもにない才能を伸ばすことができる。異なった才能をもった
  • 環境 子ども レポート 女性 家族 問題 人間 態度 能力 教育心理学
  • 550 販売中 2009/09/14
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  • 教育心理・第設題
  • 象徴機能の発生について説明せよ(説明にはこどもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育と関連で大切な点を説明しなさい。   象徴機能とは、今、知覚しているもので、そこに無い物を呼び起こす働きをする機能である。 つまり、「意味するもの」と「意味されるもの」とを区別して使うことが可能になるということ、言い換えれば、今、そこに知覚している物を手掛かりにして、無い物を思い浮かべ、それに反応することが可能になるということでもある。 またそれは、意味付けをした模倣、例を挙げるならば「ことば」等で表現するということでもあり、前提として、模倣・再現する力の育ち、所謂「表象能力」も必要であることは言うまでもない。 言語は「能記=表現」と「所記=意味」で説明される。例えば、「シャープペンシル」という発声音を聞いたり「いちご」という文字を見たりすると、目の前に「シャープペンシル」や「いちご」が無くても頭の中にそれらを思い浮かべることが出来る。つまり、「表象」である。「シャープペンシル」という発声音と「いちご」という文字が能記で、押すと芯が出てきて書き物が出来る、丸くて赤くてかじると甘酸っぱいフル
  • 日本 英語 子ども コミュニケーション 発達 言語 幼児 人間 言葉 代理
  • 550 販売中 2009/02/03
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