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教育課程論完成版 幼稚園または小学校の教育課程編成上留意すべきことについて述べなさい
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「幼稚園または小学校の教育課程編成上留意すべきことについて述べなさい。」
教育課程を編成するにあたって、踏まえるべき幼稚園や小学校の実態はどのようなものであるのか、いくつかの視点からそれをどのようにして把握するのか考察していきたい。
1.幼稚園や保育園の幼児の実態について
(1)幼児の発達の特性
幼児は、自ら発達しようとし、周囲の環境に能動的に働きかけ自らの力で関わることで
生活に必要な能力や態度(姿勢)などを獲得していく。また、幼児は自発的、能動的に環境と関わりながら、生活の中で状況と関連づけて獲得していく。
幼児は、遊びを中心とした生活の中で興味や好奇心を抱き、あるいは必要感をもって自ら獲得していくことが重要である。遊びを展開する中で、いろいろな側面が相互に関連し合い総合的に成し遂げられる。発達は連続的ではあるが停滞もあり、急な進歩もある。
信頼感と自立心の関係は微妙であるが、自分と他者に気づき、他者との交流ができるようになり、幼児期は他者の言動をモデルにし摸倣し「同一化」をはかるのである。
幼児は、環境に能動的に関わる中で、対象に真正面から向き合うなかで他者との関わりや
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環境
小学校
学校
子ども
発達
教師
道徳
幼児
学習指導要領
教育課程
550 販売中 2009/07/31
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障害児教育課程 第1設題
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「平成11年3月の学習指導要領改訂により改められた、指導領域『自立活動』について、その改定意図と見直し内容について説明せよ。」
今回の盲・聾・養護学校学習指導要領の改訂においては、大きな柱として、①障害の重度・重複化への対応、②早期からの適切な対応、③自立を目指した職業教育の充実、④交流教育の充実が揚げられている。
特に、障害の重度・重複化への対応においては、従来の「養護・訓練」が「自立活動」に改められた。その改定のポイントを大きく4つ揚げると、
(1)名称については、個々の幼児児童生徒の実態に対 応した活動であることや自立を目指した主体的な 活動であることなどを一層明確にする観点から 「自立活動」と改める。
(2)目標については、個々の幼児児童生徒が自立を目 指し、障害に基づく種々の困難を改善・克服する ための主体的な活動として位置付けられた。また、 「自立活動」は教育活動全体を通じた指導になる ようにする。
(3)平成元年版の幼稚部における養護・訓練のねらい や内容などについては、幼稚部の領域の示し方に 合わせて、小学部、中学部及び高等部とは異なっ た示し方となっているが、指導の一貫性を考慮し、 これらと同一の示し方とする。
(4)内容については、近年の幼児児童生徒の障害の状 態の多様化に対応して、適切かつ効果的な指導を 進めるため、具体的な指導事項を選定する際の観 点がより明確になるよう、区分の名称については、
A「身体の健康」→「健康の保持」
B「心理的適応」→「心理的安定」
C「環境の認知」→「環境の把握」
D「運動・動作」→「身体の動き」
E「意思の伝達」→「コミュニケーション」
と改め、具体的項目の内容についても同様の趣旨から22項目に改める。
これらの改定に伴い、盲・聾・養護学校における指導の充実を図るために、自立活動の指導にあたっては個々の指導計画を作成し、個々の児童生徒の実態に即したよりきめ細かい指導が求められている。
次にここからは(4)で示したAからEの「自立活動」の内容や各項目について細かくみていこうと思う。
A「健康の保持」(4項目)
1.生活のリズムや生活習慣の形成に関すること。
2.病気の状態の理解や生活管理に関すること。
3.損傷の状態の理解と養護に関すること。
4.健康状態の維持・改善に関すること。
今回の改定に伴って、日常生活における適切な健康の自己管理が出来るように内容の改善が図られ、近年、障害の重度化にしがって、生命の維持そのものが教育の課題となってきている現状で、幼児児童生徒の生命を守り、健康の状態を保つことが、教育する上での基盤といえる。これらの健康への配慮や改善を通じて、様々な面の発達を促したり、指導の重要な目標となったりする可能性もある。
B「心理的な安定」(4項目)
1.情緒の安定に関すること。
2.対人関係の形成の基礎に関すること。
3.状況の変化への適切な対応に関すること。
4.障害に基づく種々の困難な改善・克服する意欲の向 上に関すること。
項目では、「心身の障害や環境に基づく心理的な不適応に関すること」が、「情緒の安定に関すること」と「状況の変化への適切な対応に関すること」の2つになり、その結果、分かり易い表現で、具体的にイメージし,学習内容が考えられるようになった。
C「環境の把握」(4項目)
1.保有する感覚の活用に関すること。
2.感覚の補助及び代行手段の活用に関すること。
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障害児教育課程
第1設題
佛教大学
通信教育
550 販売中 2008/07/06
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佛教大学 学校教育課程論
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教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。
学校教育は、教育の目的や目標を設定し、それを達成するように意図的・計画的に行わなければならない。そのために教育課程を計画し、教育活動が実施されている。教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために各学年の授業時数との関連において、学習指導要領に示された内容を総合的に組織した学校の教育計画のことである。つまり、それぞれの学校の教育の中核となる教育計画であり、法律の定めるところに従い、子ども一人ひとりの人間として調和のとれた育成をめざし、地域や学校の実態、子どもの心身の発達段階や特性等を十分に考慮した教育を推進していく際のよりどころとなるものとなる。
しかし、このような教育課程の編成や教育方針は、社会の変化とともに教育改革がなされてきた。
1度目の教育改革は、国民に教育を受ける機会を保障することが大きな柱となった明治の学制発布に伴う教育改革であった。2度目の改革は、戦後の義務教育及び民主教育の発足に伴う改革であった。これにより、子ども達の進学率が大幅に上昇し、教育が大衆化された「大衆教育社会」の到来であり
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学校
子ども
社会
戦争
発達
生徒指導
学習指導要領
教育課程
地域
学校教育
550 販売中 2009/05/29
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盲・聾・養護学校の教育課程の編成
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実際の指導における特徴(知的障害の場合)は、以下のようにまとめられるだろう。
1.領域・教科を合わせた指導を行う事ができることとなっている。
2.重複障害、訪問教育の場合、個々の児童生徒の障がいの状態に応じて、適切な教育課程を編成することができるという特例が定められている。
3.重複障害で学習が著しく困難な場合、自立活動を主とした指導を行う事ができ、また、各教科の目標や内容を下の学年のものでかえることができるなどの、特例が定められている。
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レポート
教育学
障害児
教育
教育課程
550 販売中 2006/05/06
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新しくなった
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