連関資料 :: 法と道徳

資料:169件

  • 道徳の指導 第1分冊
  • (1)1872年の学制発布により、わが国最初の近代的学校制度が成立した。この学制に「修身」という教科が挙げられた。ここでは教師が口で教説するが、欧米書物を翻訳した教科書による修身科は普及せず、和書や和書風に書き直された漢書、教訓型往来物の流れをくむ道徳書がよく使用されていたと言われる。  明治10年代に入ると、啓蒙主義の道徳感や道徳教育に対する批判が起こり、文明開化と儒教道徳が議論されたが、両者ともに教育によって富国強兵をめざす点では一致していた。  1880年になると政府は、前年に発布した「教育令」を改正し、教育に対する政府の干渉を強化して統一的な国民教育の普及を図るとともに、自由民権運動に対抗しようとした。この「改正教育令」では、修身科を教科の筆頭におき、この位置づけは1945年の終戦による修身科廃止まで堅持された。  そして1980年には「教育ニ関スル勅語」(教育勅語)が発布され、天皇制国家のシンボルとして掲げられ、それは同年に改正された「小学校令」にも反映され、特に修身科においては色濃く影響を受けるとともに、学校現場での定着が早くから図られた。  1900年をはさみ、ヘルバルト..
  • 玉川 通信 レポート 玉川大学 道徳の指導法 第1分冊
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  • 道徳は峻別しなければならない」とする考えについて論じなさい
  • 法も道徳もともに社会生活において我々の行為を規律する客観的な社会規範である。この二つの社会規範を論及すべき意義は何か。それは、法と道徳の問題は法の本質に関わる問題であるからだ。本問を論ずることで法の本質の理解に繋がるといえるのである。以下、歴史的考察を踏まえ論及する。  かつて、規範としての法と道徳との間にはローマ法を除いて明確な区別はなく、実定法以外の身分的な非法律的要素によって人々の行動が拘束されることがあった。西欧近代社会は封建的な社会的・政治的・法律的諸制度を克服するために、人の支配から法の支配への移行を確立したのであった。そして、法実証主義によって法と道徳は峻別されたのである。しかし、資本主義経済の高度の発展による富の偏在などの諸問題が発生し、その解決のためには法と道徳を無関係な規範として切り離すわけにはいかなくなった。そこであらためて、法の本質に関する問題が議論されるようになり、法律学上、法と道徳の関係を取り上げねばならなくなったのである。  前述のように、法と道徳は社会規範である。両者は密接な関係があるとはいえ、決して同一のものではない。これに関し、次の学説がある。まず
  • 憲法 刑法 道徳 社会 法律 問題 権利 規範 義務 行動 法学 社会規範
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