連関資料 :: 教育

資料:11,595件

  • 学習指導要領の変遷と教育課程
  •  学習指導要領とは、文部科学省が作成する文書で、小中高校及び養護学校などの教育内容と教育課程の要領・要点を記したものである。  最初の学習指導要領は、1947年3月刊行の『学習指導要領・一般編(試案)』である。アメリカの各州ごとの教育課程ともいうべきコース・オブ・スタディを参考にしてつくられたと言われている。とりわけ、ヴァージニア州とカリフォルニア州のプランが、この47年度版学習指導要領とその後の生活経験カリキュラム・問題解決学習に影響力をもったという。  その後、1951年の改訂では、それまでの教科課程に替わって、教育課程という用語が使われるようになった。さらに1955年の『社会科編』改訂から「試案」の文字が消え、1958年の小中学校の全面改訂時からは、「文部省告示」として学習指導要領の全文が官報に登載されるようになった。「試案」から「告示」への転換によって、学習指導要領の法的拘束性と教育内容への国家的基準性が文部省側から強調される。とくに、法的拘束性の強調は、単に教育内容上の拘束にとどまらず、発行された各教科ごと及び道徳、特別教育活動の指導書などを通じて、教師の教材選択の自由や教育方法にまで拘束を強めるものとして、機能してゆく。他方、この58年度以降は、日教組や民間教育研究諸団体による、教育課程の自主的民主的編成の運動が強化されていくこととなる。  また、「道徳」の特設、「告示」としての性格の付与などによって、戦後の教育課程に重要な転機をもたらした。その後、ほぼ10年程度の周期で改訂が行われている。すなわち、68〜70年では、小・中学校のカリキュラムは「各教科」「道徳」「特別活動」の3領域から構成された。  77〜78年の改訂では調和のとれた、人間性豊かな児童・生徒の育成を目指し、ゆとりある、しかも充実した学校生活」となるよう、授業時数がおよそ1割削減され、教育内容も大幅に削減された。
  • レポート 教育学 学習指導要領 教育課程 スコープ シークェンス 編成
  • 550 販売中 2005/12/11
  • 閲覧(9,438)
  • 研究教育から見た世界と日本A
  •  中学校の国別認知的な学力順位を見ると、日本はやや下降しているが、高順位をキープしていて「学力低下」が叫ばれているが、これは一概には言えない結果となっている。この後また順位が上がればいいと思う。1964年、1981年のデータはないのか、上位にランクしなかったのかはこの表からはわからないが、シンガポールの数学の認知的な学力が高いことがわかる。上位はほぼ固定状況にあり、いわゆる先進国は上位に入っていることがわかる。  また、算数・数学の得点の学力格差の国際比較の表からもシンガポールの優秀さがわかる。小学校4年生と中学校2年生でシンガポール、韓国、日本、香港の上位4カ国は不動である。しかし標準偏差は100を超えていて各国の成績優秀者と成績不振者の得点のばらつきは大きいことがわかる。  日本の学力が高いからといって、全体的に上がらなければ一概に喜ぶことは出来ないと思う。今後の課題として、成績優秀者は維持と向上を、成績不振者は向上するよう家庭、学校、地域社会が一段となって取り組まなければならない。そのためには成績優秀者が成績不振者に個人で教える時間を設け、更なる理解を図ったり、教師が個々の実力にあった課題を設定してきめ細かな指導をするなどが望まれる。
  • レポート 国際関係学 数学 教育 世界
  • 550 販売中 2006/02/10
  • 閲覧(1,232)
  • 【早稲田大学】私の考える教育改革
  • 私はこれからの教育は「おもしろい教育」であるべきだと考える。なぜなら教育の効果は学習者の自発的な行動によって促されるものであるからである。学習する生徒がその科目のその事象に興味・関心を抱かなければ、単なるテストのための知識の暗記となってしまい、自ら考える意欲を育てることは難しい。だからこそ、生徒に自発的に学び、考える力を育てるための「おもしろい教育」が為されるべきである。では「おもしろい教育」の実践のためには何が必要であろうか。ここでは専門である地理の教師として考えてみたい。 1つ目は「分かる授業」を展開することである。特に授業の導入では、生徒を引き付けるために、オリンピックや宇宙飛行など身近な話題を例に挙げるなど工夫をしていく。私は「分かる」というのは、「理解する」ことだと考える。そこでただ「リアス式海岸」という単語と内容を覚えてもらうのではなく、その名前の由来を伝え生徒の理解を促していきたい。
  • レポート 教育学 地理 教員 教職
  • 550 販売中 2006/02/14
  • 閲覧(2,522)
  • 重複・発達障害教育総論レポート
  • 本レポートでは、重度の知的障害と重度の肢体不自由有する重複障害児を想定して、自立活動の区分・項目の中から必要な内容を選定し、具体的な指導ついて述べます。 参考文献 菅原伸康(2012)「障害のある子どものための教育と保育① エピソードで見る 障害の理解と支援」ミネルヴァ書房. 菅原伸康・渡邉照美ら 編著(2015)「障害のある子どものための教育と保育③ エピソードで学ぶ 障害の重い子どもの理解と支援」ミネルヴァ書房. 杉山登志郎(2011)「発達障害のいま」株式会社講談社. 小野次郎・上野一彦・藤田継道 編著(2007)「よくわかる発達障害」ミネルヴァ書房. 文部科学省(2009)「特別支援学校学習指導要領解説 総則等編(幼稚部・小学部・中学部)」教育出版.
  • 発達障害 教育 子ども コミュニケーション 心理 発達 保育 障害 授業 自立 自由 佛教大学
  • 880 販売中 2019/07/01
  • 閲覧(5,645)
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
写真のアップロード
一括アップロード
管理ツールで資料管理
資料の情報を統計で確認
資料を更新する
更新前の資料とは?
履歴を確認とは?