連関資料 :: 体育

資料:551件

  • 体育科指導法 第2分冊
  •  はじめに、単元とは教材内容のひとつの塊(ユニット)をいい、学習指導要領で挙げられている運動領域を教材単元、基本の運動やゲーム、そして、保健領域は経験単元といわれている。単元計画とは、学習指導のねらいや学習の進め方を中心とした展開計画であり、「運動の特性」「学習のねらいと道筋」「時間配分(基本的な学習の流れ)」「学習の段階(はじめ・なか・おわり)に応じた具体的な学習活動や指導の展開」などによって、単元の見通しを示したものである。 (1)単元計画の目的 年間に90時間という時間の制約がある中では、すべての単元に十分な時数配当をすることは困難であり、児童の学習負担の面からも問題がある。また、一つのことばかり続けていると集中力や興味が欠けてしまうため、目先を変える必要がある。さらに、集中力が持続する高学年では10時間前後の単元計画も可能であるが、低学年では6時間程度がよいなど発達段階の考慮も必要である。そこで、運動に内包する価値や特性を一つ一つ吟味するとともに、学年の発達段階も勘案して、単元の大きさ、運動の組み合わせ、年間の取り扱い回数を決める必要がある。児童が自発的・自主的に運動に取り組むためには、それぞれの運動が持っている楽しさや喜び(運動の特性)を明らかにすると同時に、発達段階に応じて、おもしろそうだ、やってみたいななどと自ら進んで取り組む活動を重視した単元計画の作成が必要になってくる。 (2)単元計画の条件 ・身体を積極的に動かす学習活動 体育の授業に児童が期待していることは、「動き回りたい」ということである。体育的効果が十分に果たせるように、自らが動き、体が温まるようにしなければならない。単に技術や理論だけでなく、1時間の授業の中で一度は心拍数を高め、一汗流せるように、身体を積極的に動かす授業となるよう工夫する。 ・系統的な学習活動  スポーツにおける技術の習得はやみくもに行っても進歩が少ないだけでなく、かえって意欲を失ってしまったり、悪いフォームを身に付けて後の進歩を妨げてしまったりする場合もある。基礎技能から積み上げて初めて高度な技術が身に付くのである。技能、知識を系統的に身に付けさせ、児童が主体的に練習方法や問題点を見つけられように指導する。 ・意欲旺盛な学習活動  水泳や陸上運動、器械体操においては個人個人の目標を、ボール運動においてはチームに適した課題を持たせ、常に今日の反省と時間の展望ができるようにし、児童が意欲を持って運動に取り組めるようにしなければならない。 ・集団を活用する学習活動  個別指導の方が技術の指導は効果的なようであっても、雰囲気的には集団の視線の中での活動は違うものである。集団をうまくグループに分けて互いに競争したり、見学しあったり、また、グループ内評価をすることによって、1人ではできなったことができるようになるものである。さらに、全体の意欲を喚起する学習活動にすることもできる。 ・態度にまで波及する学習活動  体育の活動は、ただ単に体力や技術のみを追求するものではない。用具の準備や後片付け、施設の使い方、チームとしての応援の仕方や見学の仕方など、態度にまで学習を意識させる。集団での規律のある学習活動を進めなければ思わぬ怪我や事故につながる。 ・施設や用具の充足された学習活動  授業を展開する上で施設や用具に不備があると著しく学習効率が低下する。体育の活動は体育館や校庭、プールなどの施設を使い、ハードルやボール、バトンなど多くの用具が必要となる。事前に十分に点検や整備を行い、その運用を適切にすることが指導者として
  • レポート 教育学 体育 指導法 単元構成
  • 550 販売中 2007/10/06
  • 閲覧(3,016)
  • S0608 体育概論Ⅰ レポート A判定
  • 設題名 『安全に関する学習指導上に占める「体育」の重要性について述べよ。』   佛教大学通信教育部の2010~11年度のレポート課題に沿って作成しております。 この資料は、レポート作成の参考資料としてお役に立てば幸いです。 他にも格安で、レポート・科目最終試験対策を公開しています。
  • 佛教大学 体育 学習指導 小学校
  • 550 販売中 2011/10/07
  • 閲覧(1,280)
  • 安全に関する学習指導上占める「体育」の重要性について
  • 「体育」とは、身体活動を中心とした指導である。それと共に、生きていく上で必要なことも身につけさせる。つまり、生活において運動に親しませるには、運動の技能、態度、知識、行動を学ばせるだけでなく、何よりもまず運動の楽しさを体験させることが必要である。その上で、安全に関する知識及び理解を深め、安全な行動をとり得るような能力や態度を身につけ、これらの習慣化をはかることを目的として、内面的に間接的に働きかけるのが安全教育である。その一方で、体育にかかる学習活動を安全にしておかなければ、事故・災害の一つで積み上げた効果は無となってしまう。
  • レポート 教育学 体育 安全 小学校
  • 550 販売中 2006/11/02
  • 閲覧(1,723)
  • 安全に関する学習指導上に占める「体育」の重要性
  • 「安全に関する学習指導上に占める「体育」の重要性について述べよ。」  児童はもちろんのこと、すべての人間が受ける被害は、肉体的、精神的、経済的な負担を重くし、以後の生活に大きな制約を及ぼすことになる。それゆえ「生命の尊重にかかる自己および他人の安全を確保する」ための基本的な安全教育は学校教育において大きな比重を占めるのも当然のことであろう。また学習指導要領において安全について述べられているのは、総則の第1の3、図画工作科、体育科、社会科、道徳、学校行事などである。このことからも安全教育は学校教育全体に渡って行われなければならないことが分かる。  今日の社会情勢をみてみると、子どもの安全というものに非常に過敏になっている傾向があるのは、ニュースや新聞などのマスコミからわかるところである。必要以上の事故防止対策などにより、遊具等の器具や運動を規制してしまうことも少なくない。しかしながら子ども達は様々な運動の経験を通じて、身をもって安全なのか危険なのかを判断する能力を身に付けていくのである。運動の中でスリルを味わい、機転をきかせて身のこなしやかわし方を育んでいくのである。このような判断力や身体能力を育み、安全を守るのが「体育」である。今日の風潮のように、事故・災害を未然に防ぐことばかりを配慮するあまり、日常の生活や学習指導の展開が消極的になるようなことになるのならば、教育の本質を否定する誤ったものになりかねないのである。その点を特に「体育」では留意しなければならない。
  • レポート 教育 体育 安全
  • 550 販売中 2008/05/11
  • 閲覧(2,172)
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
写真のアップロード
一括アップロード
管理ツールで資料管理
資料の情報を統計で確認
資料を更新する
更新前の資料とは?
履歴を確認とは?