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連関資料 :: 心理学

資料:2,095件

  • 「日常生活や社会問題に貢献する実験心理研究について考察しなさい
  • 「日常生活や社会問題に貢献する実験心理学研究について考察しなさい。」 ノートをとることは、学生の間でかなり広まっている習慣といえるであろう。国語や数学、物理、英語、世界史など学生は多くの教科でノートをとる。では、ノートをとることは記憶の再生にどのような効果を及ぼすのであろうか。以下に、ノートでの記憶の再生についてフィッシャーとハリスによって行われた実験(Journal of Educational Psychology,1997,65,P321~325)について述べる。 1.目的 ノートをとることとノートを復習することが、提示された材料の短期及び長期の記憶において、実際に学生の役に立つかどうかをみようとした。さらに、ノートが記憶の継時的段階の最初で、外界の情報を情報処理システムで利用できるよう変換する過程(コード化)の装置、脳以外の外部での記憶装置として役立つのか測定した。 2.方法 計画 実験は、被験者が講義を聞く40分間、10分の復習時間、テスト30分間の3段階で構成された。講義の段階では学生のうち無作為にノートを取るか否かにわけられた。これら2つの群、それぞれが復習の10分間に講義を頭又はノートで復習するかに分けられ、さらにノートの場合は、自分のとったノートと講師のノートに分けられる。つまり、以下のような5つの条件となったのである。 (a)ノートをとらない―講師のノートで復習 (b)ノートをとらない―頭で復習 (c)ノートをとる―頭で復習 (d)ノートをとる―自分のノートで復習 (e)ノートをとる―講師のノートで復習 被験者 被験者は「人間の成長と発達」の2つのクラスの大学生女子83人、男子29人であり、講師は教育選考の女子大学院生であった。 材料 パーソナリティ・テストに関する授業が2クラスにて40分行われ、内容はカリキュラムに関連したものであった。また、実験条件を実際の教室状況に可能な限り近づけた。 また、実験処理条件に応じて5種の冊子が用意された。各冊子には、ノートをとる習慣に関する質問とノートをとるか否かについて教示を載せた表紙があった。ノートを取る3つの群では用紙が添付されていた。その後のページには復習に対する指示が記載されており、(a)と(e)の条件では講師のノートが添付されていた。各々の冊子の最後の3ページの内、1枚は自由再生(短期記憶の自由再生)のページであり、2枚は多岐選択式項目15問と短答式項目4問(短期記憶の客観テスト)が記載されていた。また、事後テストでは、短期客観テストで問われた多岐選択式項目9問と新たな多岐選択問題4問、3部構成の短答式設問1問から構成されていた。 手続き 被験者が普段の席についたら、冊子が配られた。被験者は質問用紙に記入し、ページの終わりにある、ノートをとるか否かを指示した教示を読む。そして、講義終了後には、復習法について書かれたページをひらき、指示された復習法をおこなった。10分が経ち、白紙である次のページを開き、自由再生を行った。これを終えると、最後の2ページを開き、多岐選択式と短答式の設問を30分の間に解かせた。同じグループを維持し、毎回新しい冊子を配った。これらを3週間行い、後に長期の事後客観テストを行った。このテストに出席したのは111人中71人のみであった。また、事後テストの結果については被験者には何も知らしていなかった。 3.結果 2つのクラスに有意な差はなかった。また、性差では、女子は自由再生、短期客観テストともに男子を上回ったが、事後テストでは、女子が男子を有意に上回ることはな
  • 心理学 心理学基礎実験 ノート 記憶 コード化
  • 550 販売中 2008/06/17
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  • S0105 教育心理 第1設題【2014】A判定
  • A判定を頂きました。 象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。  子どもの発達は連続した過程であり、その速度は一定ではなく、ある時期には急激に、またある時期には緩やかに進む。象徴機能とはどのようなもので、いつ頃発生するのであろうか。以下、象徴機能発生までの発達の過程を記し、教育との関連で大切な点を考えてみたい。 1.乳児期 乳児期において、赤ん坊は周囲の刺激を選択的にキャッチし、統合する知覚能力を利用し、感覚運動活動を通して認識を深めていく。そうしてやがてもののあり方と人の存在を結び付けた・・・
  • 第1設題 A判定 佛教大学 通信 S0105 教育心理学
  • 550 販売中 2014/09/10
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  • 児童心理 第2設題 子どもの発達と母親の役割についてまとめよ
  • 『子どもの発達と母親の役割についてまとめよ』 【はじめに】 人は未熟な状態でこの世に生まれ、養育者を必ず必要とする。赤ちゃんは、社会的環境の中で母性的人物とのやりとりによって発達を遂げることができるのであって、育児を無視しては発達を語ることはできない。 母子関係の有名な研究であるボウルビィの愛着の形成過程や分離不安を基本において、本稿では子どもの発達と母親の役割について考察する。 【子どもの発達と愛着形成】 ボウルビィは、赤ちゃんと特定の他者との間で形成される情愛的な結びつきに早くから注目し、人間の赤ちゃんが表わす母親や養育者への親密な行動を愛着(アタッチメント)行動とよんだ。愛着行動は、泣きや微笑を愛着の対象に対する子どもの発信行動の一つとしてとらえ、さらに定位行動(注視、後追い、接近)や能動的身体接触行動(よじ登り、抱きつき、しがみつき)も含む。 幼児は、愛着の対象となる大切な人と感情や経験を共有し、動作や声によるやりとりを手がかりにコミュニケーションの喜びを感じ合い、信頼を深めて絆を成立させて発達してゆく。「好きな人」は子どもにとって安全基地であり、愛着対象の役割として非常に重要な要素を持つ。例えば、母親の腕の中という安全基地に身を置くことによって、そこから見慣れない人を観察し、外界に活発な好奇心を寄せることができる
  • 環境 子ども 発達 幼児 エネルギー 愛着 行動 人間 安全 役割
  • 550 販売中 2009/11/08
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