連関資料 :: 教育心理学

資料:742件

  • 教育心理1
  • 『象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。』 象徴機能とは、実際に存在しない物を、異なるもので代表させることを示す。意味するものと意味されるものを区別すること、今そこに知覚している物を手がかりにして、そこにない物を思い浮かべ反応することが可能になることである。これは、意味付けをした模倣で表現するということでもある。そのためには、模倣・再現する力である表象能力が必要となる。 では、子どもの発達段階ごとに、その発達をみていく。 まず、乳児期では、特定の人との愛着関係がしっかり形成されることで、認識能力や社会性が発達する。親からの温かい受け入れ、配慮ある働きかけをともなった応答的なコミュニケーションの積み重ねが、子どもの成長する力を育むのである。 乳児期の終わりころ、子どもは身ぶりを使うようになる。最初は、驚きなど自分の感情の表出として現れる。しかし、それに対しておとなから応答を得る経験を重ねていくと、伝達の道具としても機能し始める。たとえば、指差しは、人とのやりとりを楽しんだり、自分ができないことを
  • レポート 教育心理学 象徴機能
  • 550 販売中 2008/11/13
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  • 教育心理(設題2)
  • 『子どもの「不適応行動」について述べよ。』 我が国は高度経済成長を経て急成長し、社会も人々の生活も豊かになり、次々と新たな欲求が生じている。しかし、現実にはその過程でさまざまな障害や困難が生じ、子どもから大人まで欲求不満やストレスを感じることが増えている。 人はこのような欲求不満やストレスに対し、「防衛機制」が働いたり、周りの人から助けられたり、自分自身で圧力となっているものを除去したりして、解決していくことができる。しかし、多くの障害や困難が生じ圧力が強すぎると、自分自身をコントロールできずに適切な解決が出来なくなる。そして、問題行動・逸脱行動・不適応行動などと呼ばれる障害が生じてしまうのである。 不適応行動には、攻撃性が外に向かい社会的規範に反する「反社会的行動」と、攻撃性が自分自身に向かい他者や社会との接触を拒絶する「非社会的行動」の2つがある。 子どもの成長過程では、遊びたいのに勉強をしなければならない、仲良くしたいのに仲良くできないなど、社会が広がっていくと共に実現が困難な欲求も存在し、不満も増大していく。 そのような中で、未成年の触法犯罪の増加や、引きこもりや不登校などとい
  • 990 販売中 2008/09/16
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  • 教育心理設題2
  • 適応・不適応の心理的機制、またそれらから引き起こされる特徴的行動について説明せよ。  ⇒人は、さまざまな環境に対して反応して生活を営んでいる。その環境は、時々刻々変化しているので、人が生きていくためには、その環境と状況に応じた行動をとらなくてはならない。さらに、単なる生命の保全だけでなく、欲求を満たして行動できるように、行動を調整していかなくてはならない。このように、主体としての個人が、欲求を満足させようとして、環境の諸条件を調和するためにとる行動や態度の調整を「適応」と呼ぶ。 また、人間には環境や状況に自己を適合させていくのみならず、能動的に環境に働きかけて変革するといった積極的な「適応」の型がある。「適応」とは個人と環境との相互作用において、両者の間に何らかの一致ないしは調和の状態がある場合をいう。そして、人間は適応するために、色々な欲求を充足させようと、目標を定めたり、課題を処理したり学習や訓練を受けたりと、更に時には環境そのものを変化させようと試みるなど、自らの行動を調節するのである。以上のような適応するための行動には、それを引き起こす原因=動機が必ずある。この「動機」によって人間や動物が「目標」に向かってある行動に駆り立てられる心理的な作用である「動機づけ」について説明することとする。 「動機づけ」とは「動機」が活動している状態であるが、一般的には、「動機づけ」ということばの中に「動機」も含まれているものとして扱われる。「動機づけ」を引き起こす様々な「動機」には、「生理的動機」と呼ばれる個体保存の動機・種族保存のための動機の2種類がある。個体保存の動機とは、飢餓動機と渇動機のように固体の生命維持にとって必要で基本的な動機で、一般には「生理的動機」は「内発的動機」と呼ばれる外的報酬を得る事によって解消せず、活動それ自体が報酬となるような動機と「学習性動機」と呼ばれる苦痛や危険から回避、排除するなど経験によって獲得される動機などがある。 次に「社会的動機」について。「社会的動機」には「達成動機」と呼ばれる、高い目標を目指しつつ、困難に対処して、自己に打ち克ち、競争場面において人に優りたいとするものがある。また、「愛着動機」という人間などの動物が、授乳による欲求充足よりも、温かい接触による愛撫や安心感を求める保護への動機があるとされている。 そして高い年齢になって意味を持つ自分の持っている才能や能力、また潜在能力などを開発し、十分に発揮することを意味する自己実現を目指す「成長欲求(または動機)」としての「自己実現動機」が示される。 以上で述べたような各欲求に対し、個人の内部に相反する2つあるいはそれ以上の目標が同時に生じて、しかもそれらに同じくらいの程度の係わり合いを望んでいる自分を感じた時、動きの取れない自己の状況を承認することができる、このような状況を「葛藤」と呼ぶ。 「葛藤」には3つの型があり、まず「接近―接近」型がある。幼児がAとBのどちらか1つの玩具を買うよう選択を迫られるという状況が具体例として挙げられる。つまり目標の選択が決定しても、場合によっては捨てた目標にかなりの未練が残ると推定出来る。 そして「回避―回避」型。例えば、大学生が、勉強はしたくないが留年も嫌だという場合である。これは負の誘意性が大であればあるほど回避傾向が強くなるので、この動きを取れない状況はまさに苦難である。 最後に「接近―回避」型。大学生が単位は取りたいが、授業には出たくないという場合である。この型は固体の目標への接近欲求が強いほど危険や苦痛もいや増すこと
  • 佛大 適応・不適応 教育学
  • 550 販売中 2008/01/08
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