連関資料 :: 教育
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教育相談の研究 試験対策 学習ノート
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<内容>
■ カウンセリングの種類を挙げて、それぞれの理論や方法について比較検討しなさい。
■ 教師カウンセラーとスクールカウンセラーそれぞれの長所(メリット)と限界について考察しなさい。
■ 現代の子どもたちは、仲間同士の人間関係が希薄になっていると言われるが、その原因と考えられることを述べ、学校教育全般にわたる対応策について論じなさい。
■ 現代の社会や学校において、カウンセリングがますます重視されるようになってきている背景や原因について考察しなさい。
■ 非行をしている子どもの心理と、学校や家庭における指導の在り方を述べなさい。
■ 不登校について、そのタイプ別に学校及び家庭における対応(指導)の在り方を述べなさい。
■ カウンセリングの種類を挙げて、それぞれの理論や方法について比較検討しなさい。
①治癒的カウンセリング
対象は、主に神経症(ノイローゼ)の患者
神経症とは、自分自身にとって症状は苦しい悩みであり(苦悩)
自分は病気であるという意識があり(病識)
その病気の原因は自分自身にあると思うが(洞察力)、原因は自分にはわからない
日常生活に支障をきたすので、なんとか治療したい(治療意欲)
神経症の例 ・社会恐怖(対人恐怖)…人前で話したり字を書くとき震えてしまう
・不潔恐怖…不潔を極端に嫌悪し、何度も手を洗う
原因がわからないのは、自分の無意識の中に原因があるから
無意識を意識化して原因を明らかにする
意識化されれば自分で症状をコントロールすることができるようになる
(無意識は、フロイトが導入した概念。行動は、意識された行動のみでなく、無意識に影響される行動が多い…言い間違い、読み違い、物忘れなど)
カウンセラーはクライエントに対して、専門的な知識と技術を用いて、症状や病気を治癒する
自由連想法や夢分析 無意識の意識化 リラックスした状態で頭に浮かんでくることをそのまま話す
カウンセラーが解釈をしながらクライエントの洞察をうながす
主に、成人した大人が対象 基本的にイド・自我・超自我の大小関係は固定したまま
自我における意識・無意識の関係において治療したほうがよい
②発達援助的カウンセリング
子どもは、イド・自我・超自我の心的構造が流動的、発達的
子どもの症状や問題行動は、心的構造がアンバランスであるため←修復がカウンセリングの目的
クライエント中心療法が中心
自我の発達が未熟な場合には、受容や共感などいわゆるカウンセリング・マインドをベースにした受容的カウンセリングが良い
まずは、子どもの気持ちを充分に理解し、子どもの自己表現を大切にする
超自我の発達が未熟な場合は
教育的カウンセリング 子どもを言葉を交わして、社会的にも道徳的にもどのような行動が望ましいかを子どもの考えを中心に相談する 注意点:評価をしない
イド:性的衝動や攻撃衝動からなり、衝動の満足を目指す無意識的エネルギー(リビドー)の貯蔵庫。
自我:イドの要求と現実社会を把握し、自分の行動を決定する役割
現実社会に受け入れられる形での衝動の満足法を探したり、欲求の充足を延期したりして
人格の安全を図る部分。
超自我:内在化された道徳的命令。本能欲求の充足を禁止する。自我を監視している
■ 教師カウンセラーとスクールカウンセラーそれぞれの長所(メリット)と限界について考察しなさい。
教師カウンセラー スクールカウンセラー <長所>
・授業や教科外活動など、さまざまな面で生徒を把握できる。
・相談の場以外でも信頼関係を
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教育相談の研究
学校カウンセリング
科目最終試験
佛教大学
660 販売中 2008/04/10
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ムーブメント教育の基本的な考え方と技法について述べよ
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「ムーブメント教育の基本的な考え方と技法について述べよ。」
「ムーブメント(Movement)」を国語辞典、大辞泉で調べると「政治上、社会上、芸術上などの運動」、「絵画、彫刻などに表現された躍動感」とある。「動き」を意味する言葉のようである。その言葉に「教育」を付けた「ムーブメント教育」とは、動くことを学ぶ、又は動きを通していろいろなことを学ぶといった教育になる。
「動くことを学ぶ」とは、主に運動発達を助長することである。それは、姿勢の安定性能力、移動能力、物の操作能力等の運動能力や、健康な身体、調整力等の運動適正等の身体能力を獲得することを学ぶものである。
「動きを通していろいろなことを学ぶ」とは、認知能力を学ぶことである。それは、身体についての意識、周囲や空間の探求・認知能力、視聴知覚運動能力、概念化等の文字や言語に通ずる前教科的能力、又は自己概念の確立、仲間関係等の情緒発達を育成することである。
つまり、子供たちが身体を動かすことで自分の身体を知り、身体を巧みに動かせるようになり、それによって意志伝達能力や認知機能を発達させ、その結果、自己表現し、情緒の成熟と社会性の発達を促進することを狙った教育方法なのである。ムーブメント教育は、単に身体を動かすことを教育するだけではなく、精神面も含め、人間の前面発達を視野に入れた教育のことをいうのである。
ムーブメント教育は、対象を限定した教育ではない。発達段階において運動は欠かせないものであり、運動を通して精神面も成長出来るのであれば、どの子供にも必要なものであろう。しかし、発達の未熟な子供や障害をもった子供に関しては、より必要な教育方法であると考えられる。発達は年齢と共に自然にするものではなく、大人・教育者が引き出すものであり、身体を使った刺激が多くのものを引き出すと考えられる。
ムーブメント教育の構築においてのアメリカの著名人、フロスティッグは「身体は、どんな人にとっても重要な所有物であり、しかも感情や動きを最も直接的に表現できるものである」と述べている。彼は障害のある子供達を対象に、適切な身体運動による教育的治療を行ない、多くの成果を挙げている。障害をもっている子供は、一般的に運動の経験が不足しているので、感覚や知覚の発達、更には自己の動きや表現、社会性等の発達に大きなつまずきがある。その為、主に感覚運動を行なうのだが、訓練的なものにはせず、楽しく遊ばせながら育てて行くことを重視した。遊びの中にも教育的配慮があり、自発的な運動の中から心身面・精神面の発達が行われているのだとしている。遊びの中で満足感・達成感を味わい、知らず知らずの内に発達して行けるような教育が必要であるとしている。
ヨーロッパにおけるムーブメント教育の著名な研究者、ナビール博士は、ムーブメント教育が障害児に必要であることを三つの視点から説明している。
①多くの感覚の統合化に役立つ
見る、聞く、触る、動く等の感覚が刺激されることでより高い感覚統合ができる。
②動きの能力の拡大に役立つ
障害児は動きの基本、空間・時間概念の発達が低いので、身体を動かし、ムーブメントを経験することで能力が引き出せる。
③ファンタジーの刺激や自己表現に役立つ
自発性の発揮を重視し、ごっこ遊び、又はファンタジーの刺激に対して、自己表現するよう促し、それによって想像力が育成される。
以上の能力が総合的に発揮された結果、広範囲の活動が展開出来るとしている。
我が国でムーブメント教育を紹介した小林芳文は、この教育方法を「人間発達の基礎作りであり、全面発達であり、
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教育
ムーブメント
550 販売中 2008/04/14
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教科教育法数学1設題1
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『数学教育の歴史(現代化以前、現代化、それ以後)について述べ、それらの教育内容を自分の視点で考察せよ。』
明治初期の中学校数学教育では「数学」は算術、代数、幾何、三角法の4科目に分かれていたが、数学教育改良運動の影響により、明治の終わりから大正にかけて「中学校教授要目」が改訂され、これまでわかれていた4科目を統合して数学となった。
昭和17年、「中学校教授要目」が見直され、微分・積分、確率・統計、近似式などが入り、力学が題材として扱われるようになり、問題解決を中心とした教科書が編集された。しかしこの時、日中戦争が拡大し、第二次世界大戦へと進み、昭和19年・20年には戦局は不利になり、中学校も学徒勤労員を行うようになり、教育は満足に行われなくなった。
昭和20年8月15日、終戦を迎えた。戦後、すぐに教育は再開され、戦前の教科書で軍事関係、領土関係、神童関係などの内容を黒く塗りつぶした「黒塗り教科書」が使われ、昭和21年にはそれらの部分を除いた「暫定教科書」が使われた。
昭和22年、教育基本法、学校教育法が公布され、小学校、中学校が義務教育となり、試案された「学習指導要領」をもとに新しく始まった。この時の中学校の教科書は、数学の社会有用性に基づいた問題解決学習を主眼とする単元学習のはしりの教科書であった。高等学校は昭和23年から新しい教育が始まり、「解析学(Ⅰ、Ⅱ)」、「幾何学(Ⅰ、Ⅱ)」という4冊の教科書によって始まった。これには、初等幾何、解析幾何。ベクトル等が含まれ戦後の高等学校の数学教育の骨格を作った教科書である。しかしながら、単元学習は計算力や学力の低下の元凶とされ、数学の社会有用性よりも、数学のできあがった体系の論理的系統性を重視した系統学習に変わり始めた。
1950年代後半から1960年代にかけて、「数学教育の現代化」と呼ばれる運動が欧米諸国を中心に始まり、1969年に改訂された学習指導要領の数学科の総括目標が次のように述べられた。
「事象を数理的にとらえ、論理的に考え、統合的、発展的に考察し、処理する能力と態度を育成する」
統合的、発展的に考察しという記述は、当時強調された「創造性の育成」という観点から述べられている。
数学科の領域については、それ以前の「計量」領域が削除された一方で、上のねらいに対応した新しい領域が設置されることになり、次の5領域で構成されることになった。
A:数・式、B:関数、C:図形、D:確率・統計、
E:集合・論理
内容の面では、小学校算数科で「集合の考え」とその意義の強調、文字の使用、「確からしさ」などが新たに導入された一方で、中学校においては、次のような新しい内容が加えられた。
集合の基本的概念やその用語・記号の導入
数集合の構造、剰余系の導入
「対応」による関数の定義
図形の変換という見方、位相的な見方
等である。
高等学校数学科では、進学率の上昇に伴う生徒の多様化への対応、内容の集約と精選、数学的な考え方の重視、小・中・高の教育課程の一貫性の重視などを基本方針として改訂された新しい学習指導要領が、1970年に発表された。その科目編成は以下の通りである。
数学一般、数学Ⅰ、数学ⅡA、数学ⅡB、数学Ⅲ、応用数学
このうち、「数学一般」または「数学Ⅰ」は、すべての生徒に履修させるものとした。新たに導入された内容は「数学Ⅰ」では、ベクトル、確率、集合と論理、「数学ⅡA」では行列、電子計算機・流れ図、「数学ⅡB」では、行列、平面幾何の公理的構成などであった。
このような現代化の主要な狙いは、新しい内容
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数学教育の歴史(現代化以前
現代化
それ以後)について述べ
それらの教育内容を自分の視点で考察せよ
1,100 販売中 2008/04/18
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