エントリーシートとは日本語で「申込書」の意味でESと略されることも多いです。
企業が新規採用を行う場合に自分自身をアピールする書類です。
作成する際には採用担当者に「この人と一緒に働きたい。」「この人はわが社に必要だ。」と思わせるような内容にしましょう。
自分の魅力をアピールできるようにまた誤字脱字がないよう慎重に記入することが重要です。
!! 書く前にCHECK !!
STEP1 応募先企業は何をしているのか(企業研究)
STEP2 企業は何をしなくてはならないのか
STEP3 あなたに何を求めているのか
STEP4 企業のために何ができるのか
<業界研究>
数多くの業界から志望業界を絞るために他社比較をします。比較をするためにも業界の知識を得なければならないです。
自分が興味・関心のあることに関連する業界の規模や特性、現状などといった情報を調べましょう。
⇒ 競合他社ではないここだという理由を述べられるよう調べる。
<企業研究>
自分が志願した企業が自分に合っているかどうかを判断し、採用担当者が志望動機に納得できるようその裏付けとなる研究をします。
「どんな仕事をしたいのか。」、「企業に何を求めているのか。」を明確にし、企業の求める人材とマッチングするかどうかを研究をする。
志望動機の構成(書き方の1例です。)
① 結論
② 業界志望理由
③ 企業志望理由
④ その会社でやりたいこと
・ 実際にネタとして書かれるエピソード
印象に残るエピソードとして挙げられるのが学生時代に経験したアルバイト・サークル・留学・
勉強に関するヒストリーです。
いざエントリーシートを書くときに書く内容がないというような自体を避けるためにも、大学時代に積極的に経験を積んでおくと
他人とはまた違ったエピソードを書くことができます。自分が誇れる「他人とは違う」エピソードを書いて周りと差をつけましょう。
学生時代だからこそ経験できることをたくさん積み重ねるとその経験が社会でも大いに用いられます。
・ やってはいけないエントリーシートでのNG
- NG1 企業の特徴や業務内容などを把握できていない。どの会社にもあてはなるようなありきたりの内容となってはいないか。
- NG2 言葉遣いがおかしかったり引用ばかり。日本語として不備がある。
- NG3 無駄な言い回しやだらだらと文章をかかない。一文を短くする。
- NG4 企業に伝えたいことが明確でない。具体的な内容が実際のエピソードとして盛り込まれているか。
- NG5 空欄をなくす。9割以上が埋まっているかどうかをチェックする。
限られた文字数の中で志望動機を表現し、面接官に会いたくさせるようにエントリーシートは書く必要があります。
企業研究を通して企業の求める人物像をしっかり把握し自分の能力を活かすことができるという説得とメッセジーを込めて
作成していきましょう。
自己PRでは強みや長所に具体的な経験の結び付けが大事
エントリーシートに長所、強みなどを実際のエピソードと共にポジティブに書くことが大切です。そのように書くことでエピソードに付加価値がつきます。
今までの自分の経験や長所を分析します。
【前向き】 普段からポジティブを意識していますが
【リーダーシップ】 中学、高校ではクラス会長、大学ではサークルの代表を務め・・・
【行動力】 大学では姉妹校であるアメリカの大学に1年間交換学生として・・・
【責任感】 高校でいじめ問題が発端したときにクラス会長として・・・
上記でメモした内容をもとに文章を作成しましょう。その際には結論は先に持ってきます。
私はリーダーシップのある人間です。中学、高校ではクラス会長、大学ではサークルの代表を務め・・・
「私は~な人、人間です。」、「私の長所は~です。」
「ですます」調、「である」調、文体は全体的に統一し、適度な文章量に改行などで読みやすさなどを工夫し読み手を配慮したまとまった文章にしてください。
書き終えたエントリーシートは一度第三者に見てもらうとよいでしょう。
誤字、脱字だけではなく自分では気づかなかった自分の姿や違った
角度からの論理や飛躍などを自分とは違った角度から見ることができるでしょう。
親、兄弟、OBなど身近な人に見てもらい率直な意見をもらい手直しを入れると良いでしょう。