連関資料 :: 心理学

資料:2,021件

  • 教育心理
  •  『テレビ番組で暴力シーンを数多く見た子供は、あまり見ない子供と比べ、人をたたいたり、髪の毛を引っ張るなど暴力を振るなど暴力を振るう確率が高いことが調査結果で分かった』と新聞記事にあるように、ドラマや映画で殴りあうシーンがあったり、テレビ番組が子供に与える影響は非常に高いと考えられる。  現在、核家族化・両親の共働き・兄弟数の減少・地域の治安の悪化などが原因で、子供が外で遊ばず家の中で一人あるいはごく少人数で過ごす時間が昔と比べて増えている。やはり一人で過ごす時間にやることは限られてきてしまうので、以前よりテレビに接する時間は自然と増えてしまう。テレビに接する時間が多く、テレビ番組の中には殴りあうシーンや殺しあうシーンなどがあるということが、暴力を振るう確率が高いといった子供に様々な影響を及ぼしてしまっているのではないか。しかし、記事に『放送界はゴールデンタイムに青少年に配慮した番組を放送するなど対策をとっている』とあるように、放送する側もただ番組を作って放送するだけではないことが分かる。確かに朝・昼・夜の家庭でテレビを見そうな時間帯にはドラマよりもニュースやアニメ、バラエティー番組を放送していることが多い。これらの番組はドラマや映画に比べ、暴力シーンは少ないと考えられる。  ではなぜテレビが子供にそういった影響を及ぼしているのだろうか。挙げられることは、夜更かしをする子供の増加である。以前私は、夜中まで起きていて次の日の朝はなかなか起きることができない子供が増えている、ということを耳にしたことがある。これはゆとり教育の影響もあるのではないだろうか。教育内容が減少し、学力低下を心配する親が子供を塾に通わせるケースが多く、塾に通う子供は増えている。塾に通うと帰宅時間も遅くなり、放送者側が考えている子供がテレビを見る時間と実際に子供がテレビを見ている時間にはずれが生じてくる。
  • レポート 発達 教育 心理学
  • 550 販売中 2005/12/13
  • 閲覧(1,592)
  • 心理
  • 発達の概念や理論及び発達における諸問題について 発達とは個体が受胎から熟成するまでの内的心理傾向(能力、性格特性等)の変化である。原則として発達は、常にそれ以前の過程を基礎として生じる。発達的変化はいつも同じ速度で進行するわけではなく、器官や機能によってそれぞれ特有のパターンがある。(大脳などの中枢神経系の発達は生後急速に進んで、12歳の頃には成人と同じレベルに達するが、身体的発達は20歳前後で成人のレベルに達する。) 発達の理論について  発達段階というものがある。発達段階とは、他の年齢時期とは異なる特徴を持っている年齢時期のまとわりをさす。個体の発達過程がなだらかな連続的変化だけでなく、飛躍的に進行する非連続変化をも表すと考えるとき、相互に異質で独自の構造をもつとされる一定の区分された時期である。そこでエリクソンの発達段階について述べてみる。  エリクソンの提示する発達段階では、出生から成人に至る期間だけではなく、成人期をいくつかの段階に分けているのが特色である。全体は8つの段階に分けられているが、1つの段階から次の段階へと進むごとに、人はいろいろな心理社会的危機に直面するというのである。またそれぞれの段階における危機をどのように解決していくかが、それ以後の段階における危機にどのように対処していけるのかを決定すると考えるのである。  ①口唇・感覚器(信頼対不信)(0~1歳)②筋肉・肛門期(自立対羞恥)(1~3歳)③運動・性器期(進取性対罪障感)(3~6歳)④潜在期(勤勉性対劣等感)(7~11歳)⑤思春期(同一性対同一性拡散)(12~20歳)⑥若い成人期(親密対孤独)(20~30歳)⑦成人期(生殖性対停滞)(30~65歳)⑧成熟期(自我統合対絶望)(65歳~) それぞれの段階の名前の後のかっこの中に対で示されているのは、前がその段階の発達課題がうまく達成された場合で、後ろがうまく達成さらなかった場合である。例えば、⑤(同一性対同一性拡散)とあるが、前者は「自分とはどんな存在か」「自分はどうなっていくのか」などの問いに自分が答えられる場合のことで安定し、社会的に適応した生活をすることができるが、後者はこのような問いに答えられず、「自分はいったいこれでよいのか」「自分はどうなっていくのかわからない」などと考えて苦しむわけで、それが同一性拡散なのである。  エリクソンによれば、人は内面的な欲求と外部からの要請との間の葛藤を認識し、ジレンマに陥るが、そのような危機を克服することによって次の段階へ進むわけであるから、それぞれの段階はお互いに関連したものとして考えられており、個体と環境との相互作用が重視されているといえよう。  2、発達の諸問題  最近では子供の虐待の問題になっている。そこで虐待について調べてみる。  子供の虐待は古くも新しい問題である。その歴史を辿れば、世界的に「子供の人権」が認められるようになったのは第2次世界大戦後である。大人の生存そのものが危機状態にある中で、子供は弱者であり、それゆえにまた宝でもあった。そもそも虐待というのは、一方が他方を不適切に、または不公平に取り扱うことである。ただ暴力性や残虐性のみを示すのではない。  虐待には4つのタイプがあり、それを述べてみる。  ①身体的虐待:外傷の残る暴行(あざ、骨折、刺傷、火傷など)、あるいは、生命に危険のある暴行(首を絞める、布団蒸しにする、食事を与えない、冬に屋外にしめ出す、一室に監禁するなど)、  ②ネグレクト:遺棄、衣食住や清潔さについて健康状態を損なう放置。栄養不慮、極端な
  • 発達 問題
  • 550 販売中 2007/12/20
  • 閲覧(1,438)
  • ゲシタルト心理
  • ゲシタルト心理学はあらゆる領域においてゲシタルトの発見に終始し、心理学の目的はゲシタルトの発見にあるとする知覚心理学の学派である。 ゲシタルトという言葉はドイツ語で「形態」を意味する。形態とは部分の寄せ集めでは無く、部分の総和以上の体制化された全体構造を指す概念である。全体像を捕らえることがゲシュタルト心理学においては重要である。これに対して、これ以上分けることのできない最小単位である要素・原子から出発し、これらの結合・構成(「束」学説)によって心理現象を表現したのが要素論心理学、連合心理学である。これらの学説の基礎をなす機械観はニュートン力学に基づく古典物理学に立脚していた。これらの学説に対して、ゲシタルト心理学は激しい批判を加え、要素などに視点を向けるのではなく、形態における全体の優位を指摘することにより心理現象を説明した。 では、全体像の認識とは如何なるものであるのか。認識論上の立場としては、ゲシタルト心理学は知覚心理学であるので、知覚される客観的対象、刺激、知覚する主体等が必要となる。物理的存在を本質と考えるならば唯物論になり、主観的観念が本質となるならば観念論となる。
  • レポート 大学 教養 心理学 ゲシタルト
  • 660 販売中 2006/08/10
  • 閲覧(1,921)
  • 社会心理
  • 社会心理学は、私にとって大変興味のある分野である。人々の内面を主に対象にすることによって、社会のさまざまな現象の原因を読み解き、その解決策を模索してゆく。これは、人の存在を抜きにしては成り立たない、社会科学の中でも最も人間を集中的に研究している分野なのではないかと思う。今回のレポートの参考文献としては、『社会的ジレンマ〜「環境破壊」から「いじめ」まで』を読んだのだが、私が認識したことのなかった、「社会的ジレンマ」という概念を新しく学んだ。「社会的ジレンマ」とは、個人が自分の都合を優先させて行動すると社会全体の、そして長期的には個人の「暮らしやすさ」が下がってしまう状況を指す。それは日常生活の些細な出来事、さらには環境問題という人類にとって最大の課題とされる問題にまで、その原理が働いているということを知り、重要な概念なのだということを痛感した。 本文の内容としては、まず社会的ジレンマがいかなるものかを紹介され、その具体例が示されている。次にそれが起こる、人間の内面(モチベーション)および外面(インセンティブ)への考察が行われ、人間の感情と、合理性の相互の関係が述べられている。
  • レポート ジレンマ 飴とムチ 社会学 心理
  • 全体公開 2006/09/30
  • 閲覧(3,231)
  • 経営心理
  • 1. ?会議には、情報の共有、より的確な判断、創造的アイデアの生成・問題解決、民意の反映の4つの機能がある。  この中で、2つ目と3つ目から分かるように、我々が会議に期待していることは、いわゆる「三人寄れば文殊の知恵」ということだ。我々の間には、集団での相互作用からは、1人ではとても思い付かないような卓越したアイデアが生まれうる、という信念が根付いているからである。  ?集団浅慮とは、集団の合議による愚かで浅薄な決定のことである。これは、高い凝集性、外部との隔絶、高いストレス、強い指示的リーダー、などの条件がそろった場合に生じやすいとされている。凝集性や強いリーダーシップは集団討議の利点である相互批判機能を衰えさせ、ストレスは情報処理能力を低下させる。こうしたことが、集団浅慮につながりやすいのだ。 2.  ?リーダーシップに関する研究は長い歴史を持っているが、その初期においては、「優れたリーダーは、どのような特性を備えているのか」を明らかにしようとするアプローチが主流を占めていた。これは、特性アプローチによる研究である。この研究アプローチは、優秀なリーダーになる人は、一般のメンバーとは異なる優れた資質を持っているはずであるという前提にたったものである。特性アプローチによる研究は、リーダーシップ研究の発展を支えてきた。しかし、それまでの研究によってリーダーの特性として指摘された特性の中には、人格特性の記述や測定が十分な精度を備えたものになっていなかったり、リーダーシップの概念や測定尺度が研究者によってまちまちであったりするために、相矛盾するものもあった。従って、このような限界を抱えていたために、まとまりのある知見をもたらすには至っていない。
  • レポート 経営学 会議 リーダーシップ ストレス
  • 550 販売中 2006/01/07
  • 閲覧(2,306)
  • 教育心理
  • 「象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。」(第一設題) 子どもは、1歳半から2歳にかけて表象能力を現しはじめる。今、目の前にないものごとについても頭に思い浮かべ、自分で実際に行動してみなくてもその様子を頭に思い描く。つまり、具体的な知覚経験をもとに自分なりにイメージを構成し、それを利用して、時・場所を変えて自分なりのやり方で活動するようになる。 表象能力の出現を示す初期の活動として延滞模倣が挙げられる。たとえば、ある子どもは「ガアン・・・、ゴオン・・・」と言いながら長方形の箱を動かし、ときどき箱を止め、自分のからだの動きも止めて「プシュッ」と言った。電車に乗ったときのイメージをもとに、後日、家の中でその特徴を再現しているのだが、この模倣行為には箱を電車に見立てる活動、箱やからだを動かしたり止めたりして電車に乗っているふりをする活動が含まれている。ここでの箱や子どもの音声・しぐさは、電車という指示対象を意味するもの、すなわち象徴である。象徴機能とは、今、知覚しているもので、そこにない物を呼び起こ
  • 象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また 教育との関連で大切な点を説明しなさい。適応・不適応の心理的機制 またそれらからひき起こされる特徴的行動について説明せよ。 教育心理学 佛教 通信 レポート
  • 550 販売中 2009/11/08
  • 閲覧(1,377)
  • 臨床心理
  • 臨床心理学とはいったい何であるのか。簡単に言えば、悩みや心の病に苦しむ人々をその苦しみからどのように救えばいいかを考える学問と言っていいだろう。臨床心理学の実践には、心理療法家やカウンセラーと呼ばれる人々が携わる。カウンセラーといえば、今、人気の職種のひとつだ。現在、心理学ブームであるとも言われ、大学で心理学を専攻したいと考える高校生も多いと思う。実際、私の周りにもカウンセラーを目指すという友人が何人かいた。この臨床心理学が近年、急速に必要とされ、クローズアップされてきた背景にはさまざまな社会的問題等があるのだろう。しかし今回はその中でも特に、臨床心理学、または最近普及してきた「心の教室」のスクールカウンセラーと呼ばれる人々が、学校という教育現場において、子どもたちにいったい何ができるのかということについて考えてみたいと思う。 学校問題とスクールカウンセリングを考えたとき、真っ先に浮かぶのはやはり、いじめ、不登校、荒れなどの問題である。私自身の経験の中にも、類似の問題がまったくなかったとは言えない。中学時代には不登校の級友も一人いた。また、自分自身のことでは、「いじめ」に似た記憶を持っている。 それが「いじめ」に値するものなのかどうかは今でもわからない。小学校の頃、一番仲のよかった子から不当な仕打ちを受けていた。出来事的には暴力を受けたわけでもなし、些細なことだったのかもしれない。校庭で遊んでいるときにハメられて鬼にされる、靴を持っていかれる、罵声を浴びせられる、位のことだった。いつの間にか私の呼び名は「短足チビ」になっていた。確かにつらかったことがなかったわけではない。
  • レポート 心理学 臨床心理学 カウンセラー 心の教室
  • 550 販売中 2006/05/22
  • 閲覧(2,051)
  • 教育心理
  • ☆児童期、青年期において社会的認知(社会性の発達、対人関係(親・仲間))の拡がり、自己意識などがどのように変化するかをまとめよ。 【児童期】  児童期は、「集団生活を通して人とのかかわり方やコミュニケーションを学び、さらに心と体も成長する大切な時期でもあり、基本的な生活習慣はもとより、集団の遊びを通して友達との関係から社会と自分との関係を見つけることができる時期」である。  就学により子どもは学校という新しい生活空間を得る。このことにより対人関係が変化・拡大するとともに、時間割や教科書を理解することや、教師による一斉授業での説明や話し言葉の理解することなどが求められるようになる。それだけでなく、自分の考えをまとめて発表したり、記述したりと、伝達され交流する多種多様な情報を効率よく、適切に処理する事も要求されてくる。 ・・・ 【青年期】  青年期は、「一生のうちで、身体的、心理的、社会的にもっとも変化の著しい時期である。心理は激しく揺れ動き、不安定になりがちである。さらに親への依存に別れを告げて、同世代の人達との交わり、同性や異性の友人、先輩など対人関係の広がりの中で自分を見つめ直し、自己の同一性を獲得していく時期」である。身体・性的成長を契機として、性役割観を形成したり、様々な課題を受容・解決し、自分自身に対して関心を抱くことになる時期でもある。 B5・400字換算で約7~8ページ
  • 教育心理学 教職 教育
  • 550 販売中 2007/11/19
  • 閲覧(2,058)
  • アイデンティティの心理
  • アイデンティティー、まず、この言葉の定義から始めたい。しかし、それが意外とやっかいである。広辞苑によると「人格における存在証明、または同一性。ある人の一貫性が時間的・空間的に成り立ち、それが他者や共同体からも認められていること。自己の存在証明。自己同一性。同一性。」とある。なにやらはっきりしない。人格における、とあるが、最近では「地域アイデンティティー」や「ブランドアイデンティティー」など、人を対象としていない用語も存在するではないか。「アイデンティティの心理学」(講談社現代新書)による、『若者は常に存在を模索し、将来を展望し、自分の存在を吟味していく。「アイデンティティ」とは、まさに、このような歴史と時代の中で揺れ動く自分の存在意識をさしているのである。このような歴史と社会状況との交点に存在する自己を表現する適切な言葉がなかった。アイデンティティという言葉が、この状況をとらえ、表現する言葉として現れたとき、人々はそのイメージの喚起力にとらえられたのであろう。これ以降、この用語を抜きにして、問題を語れなくなってしまったといってもよい。』 などは
  • レポート 心理学 アイデンティティ プルーラル
  • 660 販売中 2005/07/11
  • 閲覧(6,100)
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
写真のアップロード
一括アップロード
管理ツールで資料管理
資料の情報を統計で確認
資料を更新する
更新前の資料とは?
履歴を確認とは?