連関資料 :: 体育科指導法

資料:59件

  • 体育指導 第2分冊
  • 近年運動好きで体育嫌いな子どもが増えているようだが、その原因のひとつに教師が体育授業の形態をうまく活用できていないという現状があるのではないだろうか。今回授業形態を考察することで、まず体育授業の形態にはどのようなものがあり、そしてそれらをどのように活用していくべきなのかを学んでいこうと思う。  まず、一斉指導について述べる。学校授業における基本でもあるこの形態では、基本的に生徒全員を同じレベルとして取り扱うものである。この指導形態を用いることによって、限られた時間を有効に使うことが可能となり、結果として児童が触れることのできる範囲が広がるという意味でも重要である
  • 玉川 通信 レポート 第2分冊 玉川大学 体育科指導法
  • 550 販売中 2010/04/14
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  • 体育指導 第2分冊
  •  はじめに、単元とは教材内容のひとつの塊(ユニット)をいい、学習指導要領で挙げられている運動領域を教材単元、基本の運動やゲーム、そして、保健領域は経験単元といわれている。単元計画とは、学習指導のねらいや学習の進め方を中心とした展開計画であり、「運動の特性」「学習のねらいと道筋」「時間配分(基本的な学習の流れ)」「学習の段階(はじめ・なか・おわり)に応じた具体的な学習活動や指導の展開」などによって、単元の見通しを示したものである。 (1)単元計画の目的 年間に90時間という時間の制約がある中では、すべての単元に十分な時数配当をすることは困難であり、児童の学習負担の面からも問題がある。また、一つのことばかり続けていると集中力や興味が欠けてしまうため、目先を変える必要がある。さらに、集中力が持続する高学年では10時間前後の単元計画も可能であるが、低学年では6時間程度がよいなど発達段階の考慮も必要である。そこで、運動に内包する価値や特性を一つ一つ吟味するとともに、学年の発達段階も勘案して、単元の大きさ、運動の組み合わせ、年間の取り扱い回数を決める必要がある。児童が自発的・自主的に運動に取り組むためには、それぞれの運動が持っている楽しさや喜び(運動の特性)を明らかにすると同時に、発達段階に応じて、おもしろそうだ、やってみたいななどと自ら進んで取り組む活動を重視した単元計画の作成が必要になってくる。 (2)単元計画の条件 ・身体を積極的に動かす学習活動 体育の授業に児童が期待していることは、「動き回りたい」ということである。体育的効果が十分に果たせるように、自らが動き、体が温まるようにしなければならない。単に技術や理論だけでなく、1時間の授業の中で一度は心拍数を高め、一汗流せるように、身体を積極的に動かす授業となるよう工夫する。 ・系統的な学習活動  スポーツにおける技術の習得はやみくもに行っても進歩が少ないだけでなく、かえって意欲を失ってしまったり、悪いフォームを身に付けて後の進歩を妨げてしまったりする場合もある。基礎技能から積み上げて初めて高度な技術が身に付くのである。技能、知識を系統的に身に付けさせ、児童が主体的に練習方法や問題点を見つけられように指導する。 ・意欲旺盛な学習活動  水泳や陸上運動、器械体操においては個人個人の目標を、ボール運動においてはチームに適した課題を持たせ、常に今日の反省と時間の展望ができるようにし、児童が意欲を持って運動に取り組めるようにしなければならない。 ・集団を活用する学習活動  個別指導の方が技術の指導は効果的なようであっても、雰囲気的には集団の視線の中での活動は違うものである。集団をうまくグループに分けて互いに競争したり、見学しあったり、また、グループ内評価をすることによって、1人ではできなったことができるようになるものである。さらに、全体の意欲を喚起する学習活動にすることもできる。 ・態度にまで波及する学習活動  体育の活動は、ただ単に体力や技術のみを追求するものではない。用具の準備や後片付け、施設の使い方、チームとしての応援の仕方や見学の仕方など、態度にまで学習を意識させる。集団での規律のある学習活動を進めなければ思わぬ怪我や事故につながる。 ・施設や用具の充足された学習活動  授業を展開する上で施設や用具に不備があると著しく学習効率が低下する。体育の活動は体育館や校庭、プールなどの施設を使い、ハードルやボール、バトンなど多くの用具が必要となる。事前に十分に点検や整備を行い、その運用を適切にすることが指導者として
  • レポート 教育学 体育 指導法 単元構成
  • 550 販売中 2007/10/06
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  • 体育指導 第1分冊
  • はじめに、子どもたちを取り巻く生育環境の変化を見ると、そこには種々の問題が山積している。近年、朝食を取らない、生活が夜型化した子どもの増加、子どもたちの運動の機会の減少、実体験の欠如、内遊び・1人遊びが増えたことなどが指摘されている。これらは、子どもの心身の発達に大きな影響を及ぼしており、こういった生育環境の変化から、食習慣の乱れや慢性的な睡眠不足が見られる子どもが増加し、運動能力・体力の低下が現れ、社会性、協調性を欠いた子どもが多くなった。そして、キレる、ムカつくなどのイライラ感が強い子どもを生み出し、また、無気力さや意欲・耐性の低下を起こし、学級崩壊や十分な学力を身に付けられないなどの問題を引き起こしていると考えられる。 子どもたちの日常生活や心身の発達を考えたとき、近年、特に、大きな影響を及ぼしているのが、電子メディアである。子どもたちのまわりには、携帯電話、テレビ、テレビゲーム、パソコンなど、たくさんの電子メディアが溢れている。子どもたちは、ひとたび、こうした環境に慣れると、子どもたちにとってそこが一番の安住の地になってしまう。あえて外に出て行かなくても、部屋の中でそれなりに楽
  • レポート 教育学 体育科 体育 通信
  • 550 販売中 2007/10/06
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