連関資料 :: PID制御

資料:2件

  • PIDによる温度制御
  • PID制御とはP(Proportional,比例) I(Integral,積分) D(Differential,積分) の頭文字を取ったもので、制御対象の目標値と出力の差を操作量の基本とし、差の積分値と差の微分値を併用する事によって制御誤差の補正と応答速度を向上させようとするものである。 ・ 微分器 PI制御で実際の目標値に近づける制御は完璧に出来る。しかしもう一つ改善の余地がある。それは、制御応答の速さである。PI制御では確かに目標値に制御できるが、一定の時間(時定数)が必要である。この時定数が大きいと、外乱があった時の応答性能が悪くなる。つまり、外乱に対しすばやく反応できず、すぐには元の目標値には戻せないということになる。そこで、必要になるのが微分動作である。これは、急激に起きる外乱に対し、偏差を見て、前回偏差との差が大きい時には、思い切って操作量を多くし機敏に反応する様にする。この前回との偏差の変化差をみることが「微分」に相当する。この微分動作を加えたPID制御の場合の制御特性は図8の様になる。これで分かるように最初はかなりオーバードライブ気味に制御し、早く目標値になるように積極的に制御して行く。
  • レポート 理工学 PID 温度 制御
  • 550 販売中 2005/07/13
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