連関資料 :: 政策評価について

資料:29件

  • 農業と農村、農地の持つ多面的機能の評価と今後の農業・農地政策の方向づけとの関連のあり方について。
  •  日本とEUでの多面的機能の考え方を振り返り、その上で農業の多面的機能とその効果を発揮するための農業・農地政策の関連についてまとめることにする。  まず日本の農業の多面的機能について定義やその背景についてみていく。  農業の多面的機能とは農産物の生産だけではなく、農業の自然循環機能など、農業が国土や社会に対して果たしている役割の事を指している。日本では具体的な機能として、「国土保全」、「水源のかん養」、「自然環境の保全」、「良好な景観の形成」、「文化の伝承」等などをあげている。農業の多面的機能は平成11年7月に施行された食料・農業・農村基本法(以下、新基本法)の基本理念のうちの一つに挙げられている。新基本法では食料の安定供給の確保、農業のもつ多面的機能の十分な発揮、農業の持続的な発展、農村の振興の4つが基本理念として明確にされた。この基本計画に基づき、品目別経営安定対策の導入、中山間地域等直接支払制度の創設等、様々な施策を講じてきた。さらに、食の安全・安心の確保に向け消費者を重視した農政の展開や米政策改革の推進など、改革が進められている。  しかし、日本の農業・農村の現状をみると、土地利用型農業の構造改革がまだ立ち遅れている状況にある。また、中山間地域問題として農村地域の高齢化、過疎化、混住化等によって集落機能の低下や耕作放棄地の増加といった問題が生じてきている。これは農業の有する多面的機能の発揮ができなくなってきているということができる。  こうした状況から現在の農政は担い手の創意工夫の促進と構造改革の加速化、農業の有する多面的機能の発揮という観点から「農業環境・資源保全のための政策の確立」を重要課題のひとつとしてあげている。  次にEUやフランスの農業の多面的機能に対する政策の動向についてみていく。  まず、EUの農政の動向についてみていく。
  • レポート 農学 多面的機能 EU 中山間地域等直接支払制度 フランス 農業
  • 550 販売中 2005/12/12
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  • T.ローズヴェルト(セオドア・ローズヴェルト)の革新主義政策が意図したものについて論じなさい。[早稲田・文学部・アメリカ史・評価A]
  • 工業化・都市化・大量移民によって、アメリカ社会の安定は1880年代後半から揺らぎ始めた。階級の分裂・対立から労働運動が激化し、社会主義者が活動し始め、社会の安定の基盤とされてきた農民までもが反抗を開始した。大企業の独占が横行し、フロンティアは消滅し、大都市は貧困で異質の移民に占領された。さらに、1890年代の不況によって、危機感と急進主義への恐れが高まった。  「革新主義(Progressivism)」とは、こうした19世紀末の新しい社会問題に応え、20世紀初頭に様々なレベルで起こった国内改革運動のことである。その内容は多様であるが、いくつかの共通項がある。まず、多くの革新主義者は、産業化・都市化を社会の不安定要因として見ていた。次に、彼らは特に大都市と大企業が社会の安定を危うくし、「自由・平等」というアメリカ本来の理念を崩すと見ていた。さらに彼らは、秩序を取り戻すには、政府の権限を拡大することが不可欠と考えていた。しかもその際、政党よりも専門家が主導権を握るほうが好ましいと考えた。  この運動の中心人物になったのが、セオドア・ローズヴェルト(Theodore Roosevelt)であった。しかし彼は、対内的には革新主義の担い手である一方で、対外的には「棍棒外交」を推進し、自他共に認める帝国主義者でもあった。「革新主義」と「帝国主義」は、一見矛盾するかのように思われるが、実際には表裏一体のものである。
  • レポート 史学 ローズヴェルト 革新主義 移民 労働運動 帝国主義 アメリカ
  • 1,100 販売中 2006/03/07
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