連関資料 :: 政策評価について

資料:29件

  • 日大通信 【25・26年度】 経済政策 0731 分冊1 合格レポート・A評価
  • あくまでも参考までにお使いください。 【講評】 市場では価格の変動により、消費者と供給者が最適な選択を行うことができる。ある財について、消費と供給が等しい時に、消費者の効用である消費者余剰、生産者の利潤である生産者余剰、およびそれらの合計でる社会的余剰は最大になる。この時、市場による資源の最適配分は達成されている。しかし、市場は資源の最適配分を達成しえない、いわゆる「市場の失敗」に陥る場合が多い。「市場の失敗」は、①情報の非対称性、②規模の経済や規範の経済による平均費用の逓減、③外部性、④公共財などにより生じる。「市場の失敗」に対応するため、経済政策が行われる。  政府は、市場の失敗を補完するため、①独占企業の規制、②公共財の供給を行い、③外部経済に対しては、公園・都市計画作成や補助金給付などによる促進、④外部不経済に対しては、規制や微税などによる減少を促す。⑤弁護士・会計士などの国家資格制度により、情報の非対称性を原因とする被害から守る。
  • 日大 通信 経済政策 経済政策総論 分冊1 資源の最適配分 市場の失敗 市場の不完全性 格差 金融システムの安定
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  • フーヴァーとローズヴェルトの恐慌に対する政策姿勢の相違について論じなさい。[早稲田・文学部・アメリカ史・評価A]
  • 〈問題〉  フーヴァーとローズヴェルトの恐慌に対する政策姿勢の相違について論じなさい。 〈解答〉  フーヴァーが大統領に就任して間もなく、大恐慌が起こった。彼は、景気循環の下降局面に海外的な要因が加わっただけだと考え、当初は楽観視していた。そして、実業界への信頼回復を最優先課題とし、経済界の協力と自主的行動に景気回復を委ねた。  しかし景気は悪化の一途をたどり、フーヴァーは仕方なく政府の権限を拡大した。1932年には復興金融公社を設立し、金融機関の救済に国家資本を直接導入した。それまでは各企業が自分で責任を負うのが当然とされていたので、この政策は画期的なものであった。さらに、連邦資金を州に貸し付けて公共事業に着手させ、失業者の救済をはかった。これもそれまでは州の仕事とされていたものだったので、新しい政策であった。また、連邦農業局を通じて農業協同組合に資金を貸し付けたりもした。しかし、これらの連邦政府の介入は、あくまで何かの機関を「通じて」であり、決して「直接」ではなかったことが、フーヴァーの政治姿勢をよく示している。
  • レポート 史学 世界恐慌 フーヴァー ローズヴェルト 革新主義 ニューディール政策 アメリカ
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