資料:10件
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教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。
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学校教育は、教育の目的や目標を設定し、それを達成するように意図的・計画的に行われている。意図的・計画的に行われるためには、教育の目的や目標を達成するための計画を立てる必要がある。それが教育課程とよばれるものである。我が国の学校教育における教育課程は『小学校学習指導要領解説総則編』(平成11年、平成16年一部補訂)には、「学校において編成する教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育の内容を児童の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画であると言えよう。」と示されている。我が国においては、学校教育の目的や目標及び教育課程に関し、様々な法令によって定められている。教育基本法においては教育の目的(第1条)が示されており、学校教育法においては、各学校段階の目的(第17条、35条、41条、51条の2等)及びその実現を図るための各学校段階の教育の目標(第18条、36条、42条、51条の3等)があり、これらを踏まえて教育課程の基準を設定する権限が文部科学大臣に与えられている(第20条、38条、43条、51条の7等)。そして文部科学大臣は学校教育法施行規則において、教育課程の基準に関し、教科構成や授業時数、単位制など基本的な基準を定めている(中等教育学校については、学校法施行規則第65条の5及び第65条の12において定められている)。
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教育課程
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『教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。』
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教員の仕事は、大きくいって、各教科や特別活動などの学習指導、生徒理解を基礎とし人間形成を支援するための生徒指導、学校教育を円滑に運営するために学校教職員が分担して受け持つ仕事の校務分掌、の3つが挙げられる。こうした学習指導・生徒指導・校務分掌を手際よく実現し、児童生徒の人間形成に努めるためには、それ相応の計画が練られなければならない。この計画のことを教育課程(=カリキュラム)というのである。そして、教育課程を編成するための一般的な基準や方針が学習指導要領に記載されている。教育課程の編成は以下の原則を前提とされる。
?法令及び学習指導要領の示すところに従うこと。
?児童・生徒の人間としての調和の取れた育成を目指すこと。
?地域や学校の実態を考慮すること。
?児童・生徒の心身の発達段階や特性などを十分考慮すること。
こうした教育課程の編成は社会構造の変化とともに変遷している。
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教育課程論
教育課程の変遷
学習指導要領
ゆとり教育
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教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。
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教育課程の編成
教育課程とは、「学校において編成する教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時間数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である。」(文部科学省『中学校学習指導要領解説「総則編」』)と解されている。この教育課程を各学校で編成する場合には、学校教育目標の設定、指導内容の組織及び授業時間数の配当を基本的な要素として検討しなければならないが、その場合に前提としなければならない原則的事項がある。『小学校学習指導要領「第1章総則」』では、①法令及び学習指導要領の示すところに従うこと、②児童・生徒の人間として調和のとれた育成を目指すこと、③地域や学校の実態を考慮すること、④児童・生徒の心身の発達段階や特性などを十分考慮すること、と示している。つまり、学校教育の目的や目標は「教育基本法」及び「学校教育法」を、学校の設置や組織、運営、教育課程の編成・標準(授業時間数)は「学校教育法施行規則」を、教育課程の基準(目標や内容)に関しては「学習指導要領」に示されているので、これに従い地域や学校の実態及び児童生徒の発達段階や特性に考慮して設定しなければならない。「学校教育法」第28条第3項及び第40条では、「校長は、校務をつかさどり、所属職員を監督する。」と規定しており、校長が責任者となって教育課程を編成することを示しているが、教育課程の編成作業は全教職員の協力の下に行う必要がある。
学習指導要領の変遷と教育内容の変化
わが国は、戦後大きく分けて3回の教育改革を実施してきた。1回目の教育改革は、明治の学制発布に伴う改革で、国民に教育を受ける機会を保障するものだった。2回目の教育改革は、戦後の義務教育制及び民主教育の発足に伴う改革であった。これにより、子どもたちの進学率が大幅に上昇し、教育が大衆化された「大衆教育社会」の到来であり、同時に受験競争が過熱することになった。そして、3回目である今日の教育改革が、中央教育審議会や臨時教育審議会を中心として提唱された現行の教育改革である。学歴のインフレ化に伴って、学校の中で起こったいじめ、不登校、学級崩壊などいわゆる教育の荒廃の原因が、受験競争によって過熱化した学歴社会であると、学歴社会そのものを「悪の枢軸」としてつるしあげ、新しい学力観に基づく「ゆとり教育」への転換が始まった。
では、戦後における学習指導要領と変容とその特徴を時代ごとにみていくことにする。昭和22年、アメリカのコース・オブ・スタディを範とした「試案」の文字が付いた学習指導要領が教師のための手引きとして作成された。そして、見る・聞く・話すを中心とした経験主義の立場に立ち、終身が廃止され社会科、家庭科、自由研究などが新設された。この教育改革では、戦前に形成された国家主義の解体と、新たな民主主義の発展が目指され、「終身」に代表された国家への忠誠心を育む教育が一転して教科教育中心の個人のための教育に転換した。昭和26年、教科が「基礎教科(国・算)」、「社会自然教科(社・理)」、「創造的活動(音・図・家)」、「健康保持教科(体育)」の4領域に再編され、体育は保健体育に、職業は職業家庭に、自由研究のかわりに教科外活動、特別教育活動が設けられた。しかし、この経験学習的なカリキュラムになり、児童生徒の基礎学力が低下したこと、青少年の非行、規律の低下などが問題となったことから批判されるようになる。そのため、読み・書き・計算を中心とした系統主義の学習要素が取り入れられる試みがされるようになる。昭和33年、「
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教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい)
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『教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。』
わが国では、これまで大きく3回の教育改革が行われた。最初の教育改革は明治の学制発布に伴う教育改革であり、国民に教育を受ける機会を保証することが重要となったためである。
2回目の改革では、戦後の義務教育及び民主教育の発足に伴う改革で、これにより子どもたちの進学率が大幅に上昇した。その結果として教育が大衆化され、同時に受験戦争の過熱を生み出すこととなった。
3回目は現行の教育改革で、中央教育審議会や臨時教育審議会を中心として提唱された。受験戦争が過熱し、学歴社会となり、いじめ、不登校、学級崩壊などのいわゆる教育の荒廃の原因がそこにあると、学歴社会そのものを「悪の枢軸」としてつるし上げ、新しい学力観に基づく「ゆとり教育」への転換が始まったのである。
教育課程の概念は「学校教育の目的や目標を達成するために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である」と一般的に解されている。
その基準となる学習指導要領は、時代の変化と共に求められるニーズも変化するため、常に不変のものではない。それが教育課程に反映されるのである。
そこで教育課程に大きく影響してくる学習指導要領の変遷に関して以下に示し、今日的の教育課程の課題を考察していきたい。
学習指導要領の内容は、見る・聞く・話すを中心とした「経験主義」か、読み・書き・計算を中心とした「系統主義」のどちらに重きを置くのかで違いがある。
学習指導要領が最初に制定されたのは昭和22年で、『学習指導要領 一般編(試案)』となっており、手引書的なものとして扱われ、教育課程に関しても一定の基準は設けられていたが、現場の裁量に委ねられていたのである。
昭和26年の改訂では学習指導要領が全面改訂され、生徒の自主性を重視する、柔軟なカリキュラムであった。
次の改訂は、昭和33年に行われた。前回の改訂が「経験主義」的で、児童の基礎学力が低下し、青少年の非行、規律の低下などを招き、学校教育においても何らかの対応策が求められるようになったためである。
そのために、教育課程において「経験主義」的なものから「系統主義」的なものを取り入れる試みがなされたのである。系統主義を重視した、各教科、道徳、当別教育活動、学校行事の4領域に分けた。「道徳」を特設化したのは、戦後、社会科及び学校教育全体が一貫して行うべきとされていたが、効果があがっていなかったこと、また青少年の非行が社会問題化するまでに増加したことも背景にある。また、学校指導要領の法的拘束力が強化されたことも注目すべきである。
昭和43年から44年にかけての改訂では、経済界から経済成長を担う人材育成を教育に求める動きがおこった。この動きが学習指導要領改訂に大きな影響を与えた。この改訂では、科学技術の発展に比例して知識量が膨大に増大し、教育内容を現在の必要性に即して選び出す、いわゆる「教育内容の現代化」を意図していた。これは能力主義に対応したものであるが、この改訂では、能力主義への警戒がみられる。それは、能力主義が過度に進行したため、学校現場でも行き過ぎた競争主義が蔓延したためである。全国統一の学力テストは、昭和41年度から中止されるが、その理由こそ競争主義による人間性育成の等閑視にある。そのために学習指導要領において「調和と統一」が焦眉のテーマとして取り上げられ、知育のみならず徳育・体育の重要性が指摘された。
昭和52年の改訂で能力主義への反省から、ゆとり教
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教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。
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「教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。」
教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である。学校が教育課程を編成する場合、学習指導要領において、法令及び学習指導要領の示すところに従うこと、生徒の人間として調和のとれた育成を目指すこと、地域や学校の実態を考慮すること、生徒の心身の発達段階と特性並びに能力・適正・進路等を十分考慮することの4点を前提とすることが原則であると示されている。教育課程編成にかかわる法令としては、各学校において学校教育目標を設定する際に基盤とする、「教育基本法」及び「学校教育法」、学校設置や組織・運営などの校務分掌、教育課程の編成など学校運営に関わる「学校教育法施行規則」、「学習指導要領」などがある。
それらに基づき、校長を主とする企画委員会において、編成の基本方針が明確化され、具体的な組織と日程が決定され、事前研究や調査の実施が行われ、その他諸々の事項が決定され、教育課程が編成されることとなるのである。教育課程編成の過程は実践に基づく改善・再編の過程である。再編のためには的確の情報が必要であり、そのために評価が必要である。この評価とは、「学校評価」とも呼ばれ、学校の教育目標を効果的に達成するために、教育課程の編成と実施が適切に行われたかどうかを確かめ、次年度への改善・再編の方策を立てることである。
日本での教育課程の歴史的変遷を見てみると、戦後、GHQ からの指令もあり、民主主義を日本に定着させるべく文部省は、戦前からの教育課程の改革に着手した。これは、教科書から戦意高揚に関する記述をなくすこと、修身科を廃止し新たに「公民科」を設置すること、画一的教育から生徒の自発性を重視した教育へ転換することなどが、念頭に置かれていた。
その後、日本国憲法、教育基本法が公布され、並行して昭和22年に最初の学習指導要領が制定された。これによって、小学校の教育課程は修身・歴史・地理の代わりとして新設された「社会科」を含む9教科であることや、授業時間数、様々な教育方法の提示など、一定の基準は設けられていたが、名称が「試案」とされているように、実際には現場の裁量に委ねられることとなり、これで画一的な教育が意図されたのではなく、手引書扱いに過ぎないものであった。
昭和26年に文部省は、学習指導要領の全面改訂を行った。これにより、「教科課程」が「教育課程」、「考査」が「評価」となり、一律の授業時間数ではなく、パーセンテージで大まかに示されることになる。また小学校においては、授業の枠組みも以前の9教科から大まかな4つの領域へと再編された。領域ごとに合化的な授業を行うことが意図され、極めて柔軟なカリキュラムであったといえる。また、「教科以外の活動」によって、協調性や社会性の育成を目指した。
しかし、この経験学習に基づいたカリキュラムには、児童生徒の基礎学力の低下や、非行問題を生み出したとされ、批判が相次ぎ、学校教育に対応策が求められるようになり、昭和33年に、教育課程審議会においての答申では、道徳教育・基礎学力・科学技術教育に重点をおくように方針を示した。また教育課程において、三層四領域といった系統学習的要素が取り入れられることとなり、学習指導要領が改訂された。さらに、学校教育法施行規則の改正がなされ、教育課程が各教科と道徳、特別教育活動、学校行事等の4領域に構成された。また、学習指導要領においては、「試案」の文
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教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい
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教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。
最初に教育課程の歴史的変遷を辿り、それぞれの時期にいかなる教育課程が制定されたかを見ていきたい。
まず、昭和22年の「学習指導要領 一般編(試案)」ではタイトルに試案とされているのだが、あくまでも手引き書扱いに過ぎなかったからである。また教育課程においても現場の裁量にゆだねられる部分が多かったが着目すべき点は、それまでの修身・歴史・地理に代わり「社会科」が新設されたこと及び「家庭」と「自由研究」が新設されたことである。また、この試案はアメリカのコース・オブ・スタディを参照に作られ、教育目標を①個人生活②家庭生活③社会生活④経済生活及び職業生活に分けてそれぞれの目標が提示されていたり、具体的な指導法として「問題解決学習」、「記憶的学習」、「観察的学習」、「技術的学習」などのさまざまな教育方法が提示されている。
次に昭和26年の学習指導要領改訂では「教科課程」にかわって「教育課程」、「考査」にかわって「評価」という語を用いられることになった。小学校では時間配当も時間数ではなくパーセンテージで大まかに決められ、以前の9教科も4つの領域の大まかな枠組みとなった。また中学では自由研究が2つに分類され、高校では普通科と専門教育の学科に分けられた。
そして昭和33年の改訂では前回の経験学習的なカリキュラムは批判されるようになったことを受けて「健康」、「経済」、社会」、「表現」の四領域を立て、各領域に基礎、生活拡充、生活実践の三コースを設定した。授業時数も最低数を規定し、一単位時間や年間授業日数も決められ名称から「試案」の文字も消滅した。そして最も注目すべき点は特設時間「道徳」の設置である。それまでは社会科と全体で行ってきたが効果も上がらず、非行が社会問題化してきたことが大きな原因である。
昭和43―44年の改訂では経済成長を担う人材育成を教育に求める声が高まり人材能力を開発する計画を建てた。「教育投資」という教育を人的資本のために投資とみなす考え方が大きな影響を与えた。小学校では授業時数の表記が「最低授業時数」から「標準授業時数」へと変化した。また「調和と統一」がテーマとして取り上げられ知育のみならず徳育・体育の重要性が指摘された。中学校でも授業時間を大幅に増やしたが能力差を分けて授業する能力主義は競争を助長すると批判された。
昭和52年の改訂ではゆとりのある学校生活という路線が導入され小中学校ともに授業時数が削減され、高度で難解な内容も削除されたことが中心であった。
平成元年の改訂では主眼を①心豊かな人間の育成②自己教育力の育成③基礎・基本の重視と個性教育の推進④文化と伝統の尊重と国際理解の推進にあるとし、着目すべき点は小学校の第1学年と第2学年における社会と理科を廃し、「生活科」を新設したことである。また中学校では生徒の個性や適性を重んじる立場から選択の幅が広げられるように選択科目が拡大された。高等学校では社会科を廃止し「地理歴史科」と「公民科」を新設した。
そして平成10年の改訂では2つの特徴があげられる。
1つは年間授業時数の縮小と教育内容の削減である。完全学校週5日制が実施されたことが要因であるが「教育内容の厳選」が行われ学力を単なる知識量の多寡で捉えるのではなく、自分自身で学び考えることが出来るか否かへと転換させ、「基礎・基本の確実な習得」を徹底して行うべきとされている。もう1つの特徴は従来の教科の枠を越えて「生きる力」を身につけるための時間として「総合
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『教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。』
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『育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。』
現在わがで育課程の基準となっているのは習指導要領である。習指導要領とは育課程を編成する上で基準となるものである。最初に制定されたのは昭和22年だが、育容が時代のニズに合うように何度か改訂している。
昭和22年、育基本法、校育法の公布と平行して、最初の習指導要領が制定された。正式名は「習指導要領一般編(試案)」である。制定の目的は家主義的な育から民主主義的な育への換をるためであった。「試案」であるとされていたのは、この指導要領によって一的な育が意されていたのではなく、あくまでも師のための手引き書にすぎなかったからである。特は、小校では修身、史、地理が止され、代わりに「社科」が新設されたこと、「家庭」、「自由究」が新設されたことである。社科にしてはに修身、史、地理を一括しただけでだけではなく、民主主義的な社形成のための良識、性格を一人ひとりが身につけるべく設けられた。家庭科にしては、男女共の理念の下で女子だけではなく男子にも課せられた。自由究は童の個性を尊重し、能力を伸ばせるように設けられた科である。
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