資料:2件
-
性別役割分業から生まれる意識
-
女性学
「性別役割分業から生まれる意識」
目次
1.性別役割分業とは
2.環境からくる意識(『らしさ』)
3.職業における意識
4.まとめ
1.性別役割分業とは
社会や集団内において、性によって役割が分かれることである。これは、個人差をこえたかかわり方の違いがみられる。また、女性と男性という性に基づくかかわり方の差異、「男はソト(仕事)女はウチ(家庭)」といわれるように、これまでの生活は性別によって構造化されていたのである。
そして、性別役割分業には価値観や規範、及びそれに基づく行動が含まれ、私たちの社会はこの意味で性別分業社会なのである。
性別役割分業は、従来当たり前のこととして、家庭や職場、学校などで繰り返されてきたが、これは不合理であり、不平等である。現在は、「男はソト、女はウチ」といった考え方などは少なくなってきたが、まだまだ根強く残っているのである。
2.環境からくる意識(『らしさ』)
家庭や学校、友達関係などの中から自分の存在を、男であるのか女であるのかを認識し、判別しながら役割分業を形成してゆく。このことから、子供の体験に関るこうした環境が果たす役割は、非常に大きいといえる。
また、他の誰よりも持続して深く係わる母親の意識や行動が、大きな影響を与えている。親は、好む、好まざるとに関らず、性別役割分業を受容する生活を営み、そうした意識にとらわれているのである。
日本は、親の意識・しつけの面で男女差が著しく、そのため、服装や持ち物、おもちゃなど、日常的に子どもが身に着け手にする物にも、明らかな男女差が存在する。例えば、色では男の子が青系で、女の子はピンク系のもの。おもちゃでは、男の子は、機械によって動くおもちゃやミニカー、大工道具など一般に男性の仕事に関っているおもちゃである。女の子は、ママごとセットや人形など主婦の仕事に係わる物である。しかし、大半の親が男女の差別を付けて与えているが、本ではそれほど区別はない。
このように、家庭や学校、友達関係などから自然と受ける影響は大きく、両親らに買い与えられた衣服から、自然と女の子は「こういった物を着るものなのだ」と思い込んでしまう。また、友達でも同じことがいえる。
-
レポート
社会学
性別役割分業
ジェンダー
性差
女性学
- 550 販売中 2006/11/19
- 閲覧(12,345)
-
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
- 写真のアップロード
- ハッピーキャンパスに写真の
アップロード機能ができます。
アップロード可能なファイルは:doc .ppt .xls .pdf .txt
.gif .jpg .png .zip
- 一括アップロード
- 一度にたくさんの資料のアップロードが可能です。 資料1件につき100MBまで、資料件数に制限はありません。
- 管理ツールで資料管理
- 資料の中から管理したい資料を数件選択し、タグの追加などの作業が可能です。
- 資料の情報を統計で確認
- 統計では販売収入、閲覧、ダウンロード、コメント、アップロードの日別の推移、アクセス元内訳などの確認ができます。
- 資料を更新する
- 一度アップロードした資料の内容を変更したり、書き加えたりしたい場合は、現在アップロードしてある資料に上書き保存をする形で更新することができます。
- 更新前の資料とは?
- 一度アップロードした資料を変更・更新した場合更新前の資料を確認することができます。
- 履歴を確認とは?
- 資料のアップロード、タイトル・公開設定・資料内容説明の変更、タグの追加などを期間指定で確認することができます。