連関資料 :: 自然地理学

資料:86件

  • 自然地理
  • ☆わが国で自然災害が発生した地域をひとつ選び、過去の自然災害と被害について述べ、その発生原因とその対策を地図を示して考察せよ。 ■東海地方における地震について  私が住んでいるこの地方は過去数回の大地震に見舞われており、現在では地震が発生する可能性が高い地域として啓蒙、対策が進められている。まずは直近の東南海地震等について整理する。 ■東南海地震 ▽概要  東南海地震は昭和19(1944)年12月7日午後1時35分に発生した地震である。震源地は三重県志摩半島の南南東約20㎞沖(北緯33.8度、東経136.6度)の海底で、マグニチュード7.9~8.0であったとされている。北は東北地方南部、南は九州までの非常に広範囲にわたって揺れが感じられたと記録に残っているように、非常に強大な地震だった。 B5・400字換算で約7~8ページ
  • 自然地理学 地震 東南海地震 三河地震 地理
  • 550 販売中 2007/12/10
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  • 自然地理2
  • 『わが国で自然災害が発生した地域をひとつ選び、過去の自然災害と被害について述べ、その発生原因とその対策を地図を示して考察せよ』  長崎県島原半島の雲仙火山は約200年の沈黙を保ってきたが,1990年11月17日、噴火を開始した。 雲仙岳の噴火活動区分は大きく4つに分けられる。以下には3つを述べていく。 まずは前駆地震活動期である。今回の1990年の噴火では、前兆となる地震活動から始まった。噴火1年前の1989年11月に発生した橘湾の群発地震である。そして、決定的な前兆現象は,噴火4カ月前の1990年7月より観測され始めた。1年間にわたる前駆的な地震活動を経て水蒸気爆発へといたったのである。 次が噴煙活動期である。噴火がはじまったのはこのころである。最初の噴火は小規模なもので、12月ごろには道路の通行止めも解除され終息へ向かうものと思われた。が、1991年に入り噴火の規模が拡大し、5月ごろには降り積もった火山灰などによる最初の土石流が発生した。 続いて溶岩ドーム形成期であるが、半年間の噴煙活動の後、3年9ヶ月に及ぶ溶岩噴出へと発展し、ひとつの巨大な溶岩ドームを形成した。この溶岩ドームが普賢岳山頂部東端から東斜面にかけて成長したため、きわめて不安定で、その間、局部的に崩壊し火砕流を頻発させた。 噴火活動は島原半島、特に島原市と深江町に大きな被害をもたらした。被害をもたらす主な要因は火砕流と堆積した火山灰による土石流で、これらが水無川および島原市の千本木地区を流れ下り、それらの地域に大きな被害を与えたのである。また、火山活動中は約200年前に起きた「島原大変肥後迷惑」の原因となった、眉山の崩壊による2次災害が懸念されたが、今回の噴火活動では眉山により千本木地区と水無川へと火砕流が流れ、その結果、島原市の中心部を守る形となった。以下がそれを示す地図である。 火砕流の発生は数千回にもおよび、焼失した家屋は820棟で、44人の尊い命を奪った。 1995年2月には溶岩噴出を停止したが、この間の総噴出量は約2億立方メートルで、その半分が崩壊した。また、降り積もった火山灰は、雨が降ると土石流となり、約1,300棟が損壊した。  一方、この災害に対する防災活動であるが、前兆現象が観察されていたため、それぞれの防災対策機関の連携は良好であり、長崎県、島原市、陸上自衛隊、そして上の地図にも記載されている観測所を持つ九州大学との連携はすばらしいものであったと言われている。自衛隊は救援活動のために九州大学等の指導を受けつつ協同で火山観測を行い、それを関係機関や地元住民へ24時間体制で情報提供できたことで地元住民の心の安定と復旧作業の進展に大きく貢献した。 しかし、報道関係者による無理な取材も行われた結果、被害が拡大したことも見られるのである。報道関係者は取材競争の中、消防や警察も立ち入らない危険地帯に踏み込み、そして滞在した。その結果、消防や警察もこれを対処するために危険地帯に立ち入らざるを得なくなりその結果として、消防団、警察官なども被害を受けた。ただ、これは、報道関係者に批判が集まったが、実際は火砕流が発生している間も、避難勧告地域への立ち入りは地元住民でも可能であり、立ち入りに対してはなんら法的な拘束力をもたなかった。実際に、地元住民などからも被害が出て、法的な拘束力避難勧告地域への立ち入りを禁止しなかった行政にも批判があった。その後、行政側がこの反省を踏まえ災害対策基本法に基づき警戒区域を設定した。 様々な、混乱が考えられる自然災害では、地元住民と行政が手を携えて、
  • 佛大 レポート 教員免許 教育学 自然地理学
  • 770 販売中 2008/06/21
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  • 自然地理
  • わが国の地形の特色と形成過程を概観せよ。次にひとつの県(都道府)を選び、そこに分布する地形の特色を詳述せよ。 ■日本の地形の概観  日本列島は、太平洋プレートとフィリピン海プレートが、ユーラシアプレートと北米プレートの下に沈みこむ境界に位置しており、北海道、本州、四国地方、九州地方の4つの大きな島と約8000の小さな島から成り立っている。地形は複雑で、山地が全国土の60%に達し、急な傾斜地が多く、河川は短く急流である。  日本の山地はいくつかの山塊にわかれている。飛騨山脈とか紀伊山地とか呼ばれる山脈や山地がそれにあたり、一つ一つの山塊は全体として細長い輪郭を示すことが多く、平地とは明瞭に区別される。  山地と平野・盆地は交互に出現し、全体として布キレをはりあわせたようなモザイク構造を形作っている。日本列島の地形が小規模なモザイク状を示しているのは、地殻表層部が断層によって断ち切られて、多数のブロックの集合体のような形になっているからである。  日本の山地や平野はごく小規模であり、大陸地形はもとより、イギリスのような島国の地形に比べてもはるかに小さい。アルプスやヒマラヤなどのように、大陸
  • 地理 学説 指導法
  • 550 販売中 2009/10/01
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  • 自然地理
  • プレートテクトニクスについて ①地球表層の特徴 地球表面には厚さ100km程度のリソスフェアと呼ばれる堅い層があり、その下にアセノスフェアという柔らかい層がある。そのリソスフェアの広がりをプレートといいプレートはアセノスフェアの上を運動している。地球の表面は何枚かのプレートで覆われていて、プレートとプレートが接するプレート境界で地学的変動は起こる。この学説ををプレートテクトニクスという。 それでは何故プレートは運動しているのだろうか。地球の内部の大部分はマントルという岩石からなる部分で、固体であるが、地球の内部はウランなどの放射性元素の壊変によって熱が供給され、温度が高いため柔らかく、ゆっくりと対流が起きている。その上にのっているプレートはその対流にのり、運動していると考えられている。地表付近では温度が低くなっており、この温度の低い層がリソスフェアと呼ばれる堅い層となる。冷えるに従いだんだんと厚くなっていき、再びマントル深くへ沈み込んでいく。プレートには、大陸プレートと海洋プレートがあり、大陸プレートよりも強固で密度の高い海洋プレートにおいてこのようの沈み込みが起こる。 ②地震発生のメ
  • 自然地理学 東洋大学 通信教育課程
  • 550 販売中 2008/03/17
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  • 自然地理1
  • 『わが国の地形の特色と形成過程を概観せよ。次にひとつの県(都道府)を選び、そこに分布する地形の特色を詳述せよ。』 わが国の地形の特色は、国土の約60%が山地で占められているところである。そして、山地と山地の間を埋めるような形で離れ離れに平野や盆地が分布している。 わが国の山地は太平洋をめぐる造山帯(変動帯)の一部をなしており、見方によれば、弧状の日本列島全体を、太平洋の底からそびえる大山脈の海上部分とみることもできる。一方、平野や盆地は山地と山地の間を埋めるような形で分布している。日本の山地や平野は、大陸地域の地形やイギリスのような島国の地形に比べてもはるかに小さく、山地と平野・盆地は交互に出現し、全体として布キレをはりあわせたような小さなモザイク構造を形づくっている。これが日本の地形の大きな特徴である。 では、このような地形はどのようにして形成されてきたのであろうか。 山地と平野・盆地の境目には大断層がよくみられるが、日本の山地は、関東・東北地方の沖の日本海溝で太平洋プレートが北アメリカプレートの下に沈み込む際に強い力を受け、この応力を受けて生成された逆断層や横ずれ断層によって形成されたものである。太平洋プレートが北アメリカプレートの下に沈み込んでいく理由は、太平洋プレートの密度が北アメリカプレートの密度に比べ大きいためである。そして、逆断層は南北方向のものが多く、山々を隆起させる。火山以外の山地の多くは逆断層によって形成されたものである。日本列島では他にも複数のプレートが集まっており、太平洋側のみならず、大陸側からも強い影響を受けている。日本の地形が小さなモザイク構造を形成しているのは、このような山地のでき方に由来しているのである。 もう少し具体的に述べると、日本列島では、第三紀以前に三回の造山運動が知られている。それによって列島の骨組みが形成された。 まず、最初の造山運動は本州造山運動とよばれる運動で、この造山運動によって西南日本の骨格がつくられて中央構造線が誕生した。そして、次の造山運動は日高造山運動で、本州造山運動をうけた地域の外側の地向斜に発生し、主に日高山脈の地質構造をつくり出した。そして、その日高造山運動をうけた地域が隆起し、東北地方の西側に堆積地域ができ、グリーンタフが堆積した。この地層が変位して、隆起し奥羽山脈や出羽山地となったのである。グリーンタフ造山運動である。 そしてその後、この準平原を破壊するような形で島弧運動がおこったのである。日本の現在の地形の形成過程はこの島弧運動とよばれるものに由来する。この運動は第四紀の地殻変動である。日本列島ではこのころ断層を伴った地塊運動が激しくなり、各ブロックの範囲、またはブロックごとの高度差などがはっきりあらわれてきた。ブロックの急激な隆起と、それに伴い強められた侵食作用により山地は形成される。一方、沈降したブロックでは、隆起ブロック(山地)から供給された土砂による埋積が進行し、その結果として、現在みられるような平野・盆地が形成されたのである。このように山地と平野・盆地の形成は表裏一体の関係であり、そのうえ、両者の形成が新しいということも日本の地形の特色である。 次に山地の侵食についてみてみる。地殻変動により内陸部で急激に高度を高めたわが国では、谷の勾配は大陸地域に比べるとはるかに急であることが多い。そして世界的にみてもわが国の降水量は多く、集中豪雨の発生頻度も高い。その結果、多量の降水が急勾配の谷を「滝」のように一気に流下するため、山地の削剥量は全体的にヨーロッパなどに比べて高いもの
  • 佛大 教員免許 自然地理学 地理学 レポート
  • 770 販売中 2008/06/19
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  • 自然地理 設題1
  • 『わが国の地形の特色と形成過程を概観せよ。次にひとつの県(都道府)を選び、そこに分布する地形の特色を詳述せよ』 大陸から飛び出したような場所に位置する日本列島。 日本列島は北海道、本州、四国、九州といった大きな4つの島と、それらに隣接する小さな島々から構成されている。また、日本列島の下にはプレートという」大きな地盤の塊が存在している。それぞれ北アメリカプレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピンプレートと呼ばれ、この4つの上に日本列島がある。そのプレート同士がぶつかり合う場所では海溝や山脈が形成される。このプレートの動きを統一的に解釈しようとする考え方をプレートテクトニクスと呼ぶ。プレートは世界各地に十数枚存在すると考えられている。これら多くのプレートによるプレートテクトニクスによって、地球上の地形、地質、環境、そして文明も大きく変動してきた。ではそれによって日本はどのような影響を受け、そして現在の形を形成したのか、これから述べていきたい。 日本列島はアジア大陸から太平洋に向かって弓上に張り出しており、その様子から、また弧状列島、また島弧と呼ばれている。細かくすると、千島弧
  • 日本 発達 地域 ロック アジア 沖縄 影響 世界 特徴 地方
  • 550 販売中 2009/03/05
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