資料:27件
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2-4理想気体のカルノーサイクル
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理想気体のカルノーサイクル 「熱力学的温度」の定義の根拠 目的 ここでは、カルノーサイクルに理想気体を使った時に、 という関係が成り立っていることを説明しようと思う。 この関係は前に「熱力学的温度」を定義するときに参考程度に使ったものだが、これを求めるため
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2-3ジュール・トムソン効果
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ジュール・トムソン効果 恩恵を受けているにも関わらず、 誤解は大きい。 実験の改良 2つ前に話した「ゲイリュサック・ジュールの実験」を思い出してもらいたい。 熱力学は熱平衡に達した状態での状態量の関係を論じる学問だから、気体が真空中に広がろうとしている途中で
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2-2断熱過程
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断熱過程 断熱関係式を求めたい。 断熱圧縮 シリンダーに気体を入れていきなり圧縮すると熱くなる。 中学辺りで実験しなかっただろうか? シリンダーに空気と一緒に綿を入れておいて、体重をかけてピストンを一気に押し込むと、綿がチカッと輝きを放ち、一瞬にして燃え尽き
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2-1ジュールの法則
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ジュールの法則 内部エネルギーは温度だけで決まるのか。 ゲイリュサック・ジュールの実験 容器に閉じ込められていた気体が真空中へ広がる時、その気体には外部から圧力が掛かっていないので仕事をしないはずだ。 こういう状況を「自由膨張」という。 これに関連して次のよ
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1-11熱力学関数
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熱力学関数 熱力学がこんなに美しかったなんて。 ヘルムホルツの自由エネルギー 定圧変化において d'Q と同じ意味を持つ状態量がエンタルピー H であった。 また断熱変化において d'W と同じ意味を持つ状態量は内部エネルギー U であった。 では他には
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1-10エンタルピー
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エンタルピー エントロピーとは別物だよ。 比熱 物体の温度を1℃上げるのに必要な熱量を「熱容量」という。 大きな物体ほど全体を温めるのに多くの熱が必要だから、その分だけ熱容量が大きいと言える。 熱容量が大きいほど温まりにくい。 温度を上げないで多くの熱を貯め
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1-9エントロピーは増大する
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エントロピーは増大する なーに、単純なトリックですよ。 エントロピー増大 前回は、 と定義される微小量 dS を積分することでエントロピーと呼ばれる状態量が作り出せるという話だった。 不完全微分であった d'Q が、その熱がやり取りされる時の温度 T で割
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1-8クラウジウスの不等式
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クラウジウスの不等式 新しい状態量「エントロピー」の発見 カルノーサイクルの拡張 カルノーサイクルでは2つの熱源のみを考えて、 という関係があることを導いた。 これは次のように変形することも出来る。 これを2つ以上の熱源がある場合に拡張しよう。 2
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1-7カルノーサイクル
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カルノーサイクル 熱力学の第2法則 熱源が2つだけの機関 熱力学の第2法則では仕事と熱に関する表現が出てきており、熱機関を意識したものになっている。 熱機関について考察することで、第2法則を表現する数式を見つけることが出来るかもしれない。 なるべく単純なもの
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1-6不可逆過程
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不可逆過程 熱力学の第2法則 経験則 「一度冷めてしまったお湯は勝手に熱くはならない」 当たり前に思うことかも知れないが、これは熱についての重要な経験則である。 なぜ熱はいつも温度の高い方から低い方へ流れるのだろう。 いや、すまないがこの理由は少し前に
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1-5内部エネルギー
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内部エネルギー 熱力学の第1法則 熱力学の地位 状態方程式に微積分を応用しただけで随分と高度な学問を扱っているような雰囲気になってきた。 しかし本当にまだ「状態方程式」を触っているに過ぎない。 「熱力学」というからには力に関係があることをやるはずだ。 気
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1-4状態方程式の微分形
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状態方程式の微分形 最小限必要な偏微分の知識 全微分形式 理想気体の圧力、体積、温度を結びつける式については前に p V = n R T であるとした。 つまり p, V, T の内の2つの量が決まれば、残りの1つは自動的に決まってしまうということだ。 そ
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新しくなった
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