連関資料 :: 関節リウマチ

資料:14件

  • 関節リウマチ
  • 関節リウマチ(RA) ■病態  ・自己免疫疾患で、感染などを契機に免疫異常が起こると考えられているが、明らかな 原因は不明  ・関節の滑膜が炎症により増殖し、パンヌスを形成し、除々に軟骨・骨を破壊する  ・細胞間伝達物質サイトカインが炎症および関節破壊に関与する  ・関節の腫脹や疼痛から始まり、進行すると次第に軟骨・骨が破壊され、関節が変形し ていく  ・好発年齢は30~50歳代に多く、男:女=1:4で女性に多い  ・有病率約0.5%  ・関節リウマチに血管炎をはじめとする関節外症状を認め、難治性、重篤な臨床病態を 伴うものを悪性関節リウマチという  ・15歳以下の小児期に発生するものを若年性関節リウマチという *パンヌス・・・関節の滑膜細胞が増殖して形成された組織。軟骨・骨に浸潤する ■症状  ・起床時の手指のこわばり(朝のこわばり)に始まり、次第に関節に腫脹、疼痛が出現 (紡錘状腫脹) ・日内変動があり、起床時に強く、昼ごろ回復する  ・腫脹、疼痛は左右対称に起こることが多い。指の関節の左右対称とは、「左手第2指と 右手第3指のPIP関節」など、左右のいずれかの指の同じ関節に腫脹、疼痛がある状態  ・腫脹、疼痛は中手指節(MP)関節や近位指節間(PIP)関節、手関節からはじま ることが多い  ・症状が進行すると、手指の変形はボタン穴変形、スワンネック変形、尺側偏位が起こ   る  ・足趾の変形では、外反母趾、槌趾(つちゆび)変形がおこる (1)手指の変形 ①ボタン穴変形   ・PIP関節が屈曲し、DIP関節が過伸展したもの。伸筋腱の中央索が断裂し、側索が 掌側に脱臼して発症   ②スワンネット変形   ・PIP関節が過伸展し、DIP関節が屈曲したもの。PIP関節の滑膜炎と背側の伸腱膜     の瘢痕拘縮が原因   ③紡錘状腫脹   ・PIP関節周囲の滑膜が増殖して腫脹し、糸巻き状の腫脹となる   ・比較的早期から発症。やわらかいのが特徴   ④尺側偏位   ・母指以外の手指でMP関節より先が尺骨側に偏位する (2)外反母趾と槌趾(つちゆび)変形   ・母趾の中足趾節関節が変形してその先が外側に偏位する   ・槌趾(つちゆび)変形は第2~5趾の近位趾節間関節が屈曲した状態   ・症状が進行すると母趾の基部に痛みが生じる。専用の靴敷きや靴は効果的 ■検査  ○関節リウマチには、血液検査、X線検査、関節液検査、CT検査、MRI検査が行われる 血液検査 ・血清学的検査:リウマトイド因子、抗CCP抗体 ・活動性の指標:血沈(ESR)亢進、CRP陽性、MMP3上昇 ・貧血、肝臓、腎機能障害など、薬の副作用のチェックとしても重要
  • 関節リウマチ 病態 看護 疾患
  • 550 販売中 2012/04/09
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  • 「 慢性関節リウマチの方へのパンフレット」
  • 「 慢性関節リウマチの方へのパンフレット」 目的 慢性関節リウマチにともなう関節痛や手指のこわばりによる苦痛の軽減及び緩和を目的とする。日常生活の注意点や療養に際しての留意事項について知り、セルフケア行動につなげる。また、家庭での可能な運動療法・リハビリについてを知り、実行に移すことで、症状の進行防止につなげる。 対象 慢性関節リウマチ患者 主な内容 慢性関節リウマチの療養での注意事項(安静、運動、加温、食事)やリハビリ、日常生活の留意点について。 使用方法 看護婦が慢性関節リウマチ患者及びその家族に対して、上記の内容についてをパンフレットを使用して説明する。疑問や理解が困難なこ
  • 運動 生活 リハビリ 目的 内容 パン 看護 看護学 指導過程 指導計画 看護指導 退院指導 指導
  • 550 販売中 2009/04/12
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  • 慢性関節リウマチ患者の看護 看護計画
  • 慢性関節リウマチ 疾患患者の看護  < 看 護 > 看 護 目 標 ・関節痛が自制内にコントロ-ルでき、日常生活に支障がない。 ・適切な治療が受けられ、苦痛、症状が緩和する。 ・自己管理ができ、再燃、増悪をおこさない。 看 護 の ポ イ ン ト ・急性期の安静 ・疼痛の緩和 ・関節の変形、拘縮の予防と機能維持 ・日常生活動作の維持・改善 ・再燃、増悪の防止(日常生活指導)           O           T       E   備    考 1)関節痛の有無と程度    部位、持続時間、こわばり、熱感、腫脹、    しびれ 2)関節可動域、運動制限、変形、拘縮の有無   筋力の状態 3)ADLの制限の有無・制限 4)全身状態    バイタルサイン、倦怠感、易疲労感、微熱    貧血症状、食事摂取量、尿量、水分バラン    ス 5)関節外症状の有無    皮下結節、心臓病変、血管炎、呼吸病変    腎臓病変、眼病変、神経病変、皮膚病変    アミロイド-シス 6)内服の副作用の有無    骨髄抑制、血小板減少、腎障害、肝障害    皮膚掻痒、発疹の有
  • 環境 社会 家族 運動 障害 指導 援助 看護 生活 看護学 看護計画 実習 看護記録 看護実習
  • 550 販売中 2009/04/15
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  • 関節リウマチ患者の看護サマリー (受持患者看護要約)
  • 受持患者看護要約とその学び [様式 10] 成人・老年看護学実習Ⅲ    実習場所  ( ※病院  ※ 病棟 )  番号番 氏名  . 患者氏名 : S・M 氏 性別 : 男性 年齢 : 78歳 発達段階 : 老年期 健康段階 :慢性期 病名 関節リウマチ (H9 10月診断) 主要症状(受持ち期間中の主な症状) 朝のこわばり・慢性関節痛(両上肢:肩・肘・手首・中手指節関節 両下肢:股関節・膝関節) 疲労感・倦怠感・下痢 看護上の問題 #1 関節の炎症・こわばり・疼痛、下痢が続くことに関連した身体的苦痛 #2 リウマチによる関節痛・関節の変形・筋力の低下に関連したセルフケア不足 #3 自宅療養に関する認識不足に関連した健康管理の障害 看護実践の経過 #1 朝のこわばりに対し、ホットパックを痛みの強い部分などから実施していくことにより、直接痛みを軽減 していることをS氏からはうかがうことはできなかったが、ホットパックの実施前は少しの体動でも関節の 痛みを訴えられていたが、約15~30分当てることにより、実施後は両手でホットパックを外されるまで になり気分
  • 看護 病棟 チェック チェック表 処置 医療 医・薬学.表 看護学 老年看護学実習 成人看護学実習 リウマチサマリー
  • 550 販売中 2009/04/17
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