資料:81件
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青年期の身体的・生理的変化(成熟)が自己概念の形成や人間関係にどのように影響を及ぼしているのか
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■Marginal man■
青年期とは思春期の発来に始まり、子供から成人への心理社会的移行期として対象とされる第二次性徴出現から大学生頃までの年代とされる。学童期と成人期の中間の、大人でも子供でもない境界的(マージナル)な存在といわれるが、これは青年期が子供から大人へと移行する過渡期であるという意味である。だが、単に個人にとって過渡期であるだけではなく社会的にも過渡的な存在であり、社会的・心理的成熟による発達段階の区分ということができる。
この青年期はいくつかの段階に分けられると考えられている。しかし、これはあくまでおおよその数値にしか過ぎず、もちろん個人差もある。近年では、青年期の延長により22〜30歳頃までの期間を前成人期として青年期に含めるようにもなってきた。そして何よりも、この移行は一生のうちの節目となるような出来事(ライフイベント)と関係がある。
■青年期の年代区分■
青年期において小学校高学年頃からあらわれる、女子でいえば初潮、男子でいえば精通の体験による、いわゆる第二次性徴の見られる女子10歳前後、男子12〜15歳頃までを前青年期(思春期)と呼ぶ。思春期前半にあたり潜伏期(学童期の終わり)である。日常的には青年期よりも思春期という言葉の方がよく使われるが青年期の方が概念的に広い意味を持つ。一言で表現すれば、思春期は生理的・生物的な発達による区分、青年期は人格の発達による区分とでもいえるだろう。
この時期は心身の変化が大きな役割を果たす。第二次性徴に入ると急速な身体的発達を遂げるが男女によって異なる。
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- 550 販売中 2006/04/17
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中根千枝・著『タテ社会の人間関係』の再考察[東京学芸大学・教育学部・日本社会学・評価A]
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私が中根の理論に興味をもち、『タテ社会の人間関係』を初めて読んだのは、実はかなり前のことである。日本の大学に在籍しているにもかかわらず、こんなことを言うのは問題があるかもしれないが、私自身は決して日本の学校教育、社会システムにすんなり馴染める人間ではなかった。この本に初めて出会った時、私は今まで自分自身が直面し、疑問に思ってきた事柄を、中根が全てすっきりと言い切っていることに驚き、感動すら覚えたのだった。
私は中学生の頃、「いじめ」をきっかけに不登校をした。勉強だけは好きだったので、何とか高校に入学したものの、そこにも馴染めずにまた不登校をした。私が馴染めなかったのは、一言で言えば、「場」への帰属意識を求める感覚を、どうしても理解できなかったからであった。もちろん、私もいろいろな人と仲良くやっていくことを望まないわけではない。それが人生にとって大事な要素であることも承知している。しかしながら、日本の学校教育において求められる「協調性」とは、私からすれば「協調性」からは程遠い、反対の概念にすら感じられたのである。それは、中根の言う「場による集団の孤立性」を感じ取っていたからに他ならない。
「同じ学校だから、同じクラスだからということが、いったいどれほどの価値を持つものか? 最後は結局は自分で自分の人生に責任を取らなくてはならない。人間はそうやって進歩していくものなのに、いつまでも一つの「場」にいることを強制されたのではたまらない」と、やることなすこと、意図しなくても浮いてしまう私からしてみれば、疑問に思うことばかりであった。私にとって重要な価値は、一人一人の違いを尊重すること、そしてその総和としてなされる世界全体(「場」によって閉鎖された空間ではなく)の認識であったからだ。
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(保育内容(人間関係))A判定
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保育内容(人間関係)、A判定です。
このレポートは下書き提出の時点で、サポート校の先生から高評価を頂き、「欲を言えば、全体的によくかけているから、自分の考えの部分もけして悪くないけど、ちょっと内容薄く感じる」と言われ、自分の考えの部分だけ差し替えたところ、絶賛頂きました。
大学からの所見においても高評価を頂いたので、少しはお役に立てるレポートかと思います。
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東京福祉大
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A判定
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