連関資料 :: 摂食障害とは

資料:6件

  • 障害について
  • 1.テーマを選んだ理由  このレポートを作成する以前は、摂食障害は、字の通り、食べることに何らかの障害があるということくらいしか分かりませんでした。有名なのは拒食症、過食症ですが、それも、具体的な内容はわからず、いったいどのような内容の障害なのか調べてみたくなりました。拒食症、過食症というのはわりと一般の人にもなじみがあり、だれにでもなりうる可能性があるような印象を受けます。そして、現代では摂食障害のほとんどはダイエットから陥ることが多いようです。 この障害調べてようと思い参考文献を読んでみると、様々な心理的な原因にわかれていることを知りました。講義の中で聞いた摂食障害の症状、理由はほんの一部にしか過ぎないことに気づいた。そこでこのテーマについてもっと深く学びたいと思い、また、これから養護学校の教師になったとき、そういった子のためにも、またそれらの障害を持つ子を支援していくためにもこれらの経験を糧にしていきたいと思いこのテーマに決めました。   以下私の調べた内容を、摂食障害とはなにか、準備因子、発症のきっかけ、まとめ、の順に考察していく。 2.摂食障害とは  一般に、食事を受け付けなくなり、極端に痩せるのが拒絶症、無茶食いを繰り返すのが過食症と理解されているが、いずれも「食事に関する行動の異常」がみられるものであり、両者を伴わせて「摂食障害」と呼ぶ。両者を医学的に言うと、前者を「?神経性食欲不振症」、後者を「?神経性大食症」と呼ぶ。これらの発症には、心の問題が大きく関与しているためこう呼ばれる。  拒食症、過食症という言葉のイメージから、二つは異なる病気のように感じられるが、一見の症状は反対でも同じ原因で起こる病気である。拒食症と過食症は、病気のステージが違うだけで、一つの病気(摂食障害)の中の異なったステージで、拒食の段階が拒食症、過食の段階が過食症である。
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  • 550 販売中 2006/09/14
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  • 障害の心理的側面からの考察
  • 1 とりあげる事例について 本レポートでは摂食障害を取り上げたいと思う。誰もが耳にしたことがあり、認知されている主なものとしては拒食症、過食症があげられる。その他にも自分の口に入るものが健康なものであるかが気になり、1日中このことに頭が支配されてしまうケース、食べ物を食べ続けるのに決して異の中に入れないケースなども存在するがあまり知られていない。前者の場合、健康的な食品ではないもの、不健康と認識する食品が混入しているものは空腹時でも食べることを拒否するという。 認知されているものも含め、それらには多くの偏見と誤解が伴うように思う。 単なるわがままであるとか、幼児期の食育がなっていないなどといわれることもある。 講義では人格障害について扱った回があったが、摂食障害は背景要因として人格障害のような精神病理も考える必要があるという。このレポートで取り上げる摂食障害の事例は、ちょうど1年ほど前の私の妹の同級生のものである。妹は海外にある高校で寮生活を送っており、その友達には妹の学校へ行った際に紹介されたため、私も面識がある。彼女の症状にまわりが気づいたのは彼女の体に大きな異変が目に見えて出てきてからであったという。たしかに、体型にそれほどの変化がなければ、人前で食べ物を食べていなくても他人はほとんど気にしない。そのとき食べたくない気分なのかもしれないし、いちいち他人のことまで気にしていられないというのが現実だろう。特に高校生の寮生活ともなれば自分のことで精一杯で他人の健康状態に構っている時間はないというのが本音かもしれない。しかし実際に彼女の体の中、心の中での摂食障害はそれよりもずっと前からはじまっていたのだろうということが、本レポートを書くにあたり摂食障害について調べてみてわかった。 妹が帰省した際、私は何ヶ月かぶりに妹の友人の写真を見てその事件を知った。写真の中の彼女についてはまるで別人のようだと感じた。妹の話によると彼女は拒食症になってしまったという。彼女は今の状態よりももっとやせなければきれいになれない、今の自分は太っているからかわいくない、そして食べること=太ることの恐怖によって食べ物を食べることができなくなってしまったのである。人前で何も食べず、しかしまわりには食べることを強要するといってもいいほど強く勧めるのだという。そのような拒食症の典型的な症状に伴って、彼女に表れたのが幻聴という症状である。まわりのみんなが自分の悪口を言っているのが聞こえるというのである。妹を含め友人たちの、言っていないよ、という言葉も、悪口が直接聞こえてしまうのだから彼女にとっては意味がなかった。それは彼女の拒食症が治るまで続いたようである。まさに心理的要因が影響した副作用といえるだろう。 拒食症のような心理的な事柄も影響する病気は、一概に原因を解明することは難しい上に、ましてや赤の他人の心の中など想像することしかできないということを踏まえた上で、それでもなお、彼女が拒食症になってしまった理由を探ってみたいと思った。実際に私の高校生活においてもそのような人を見かけることは何度もあったこと、そして痩せること=美という公式の成り立ちやすい現代社会において女性である私にとっては特に身近な問題であると感じたからである。よって本レポートでは拒食症と過食症を主に扱いたいと思う。 2 拒食症・過食症について   統計によれば摂食障害は、若い女性に多くみられ、男性には拒食症は比較的少ないとされる。これは、摂食障害は性差別を受ける存在としての女性という性に対する嫌悪・ストレスがあるとい
  • レポート 社会学 摂食障害 拒食症 過食症
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