資料:40件

  • 27.瘙痒感
  • 瘙痒感 1 症状が生じる病態生理 1.瘙痒感とは 瘙痒感とは,皮膚を掻きたいという欲求を引き起こす皮膚の不快な感覚である。皮膚の浅層,粘膜に分布している知覚神経の終末が刺激されて起こる。 2.かゆみのメカニズム 通常,かゆみには末梢性のかゆみと中枢性のかゆみの二つがある...
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  • 26.めまい
  • めまい 1 症状が生じる病態生理 1.めまいとは 身体の平衡が保てなくなった状態がめまい(眩暈)である. 平衡機能に関係があるのは耳(内耳)だけでなく,耳疾患に直接関係のないめまいも数多く存在する。 自覚的な訴えには,患者本人あるいは周囲が回る感じ(回転感),外界が上下左右に...
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  • 25.腰痛
  • 腰痛 1 症状が生じる病態生理 1.腰痛とは 背下部,肋骨と骨盤のあいだを腰部といい,腰椎を軸として筋肉と靱帯によって支えられている。上半身の重みを支え,前方の腹部臓器を保護しながら,しかも柔軟な動きに耐えられる構造になっている. 腰痛は,腰部に発生する柊痛である。通常,...
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  • 24.知覚障害
  • 知覚障害 1 症状が生じる病態生理 1.知覚障害とは 知覚障害と一言でいっても,その種類にはさまざまなものがあり,なかにはまつたく逆の反応を表すものもある。よって,感覚器伝達経路,あるいは大脳の認知・判断のいずれかが障害されたときに生じるものである。知覚刺激は,知覚受容...
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  • 23.ショック
  • ショック 1 症状が生じる病態生理 1.ショックとは ショックとは,外傷・出血,精神的衝撃などの大きな刺激を受けたときや,薬物に対する過剰反応などで,急激に血流量が滅少し,生体機能が著しく低下した状態をいう。 ショックを起こすと,心拍出量または末梢血管抵抗が低下するため,...
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  • 22.痙攣
  • 痙攣 1 症状が生じる病態生理 1.痙攣とは 痙攣とは,急激な筋の不随意な収縮の総称で,症状の呼称である. 中枢性または末梢性の運動神経の異常興奮や筋自体の障害によって起こる. 痙攣は出現する部位により,全身性と局所性(顔面,上肢,下肢)に分けられる. 痙攣は持続時問により,強...
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  • 21.全身倦怠感
  • 全身倦怠感 1 症状が生じる病態生理 1.全身倦怠感とは 全身倦怠感とは「だるい」「身体が重い」「疲れやすい」などと表現される不快な自覚症状である。 激しい労作を行ったあとや疾患に罹患したときに,よくみられる症状である.「疲労」「脱力感」 「だるい」などの用語と厳密な...
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  • 20.発熱
  • 発熱 1 症状が生じる病態生理 1.発熱とは 体温は,正常時は体熱と放散のバランスがとれていて「一定に保持されている。これがさまざまな体への侵襲により,バランスが乱れたり,反応して体温を上昇させる,この現象を発熱という。 発熱の程度 微熱 37.0~37.9℃ 中等度熱 38.0~38...
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  • 19.出血傾向
  • 出血傾向 1 症状が生じる病態生理 1.出血傾向とは 出血とは,血管壁の損傷によって,血液成分が血管外に流出することをいう. 生体は本来,出血を起こすとそれを止めようと防御機構(止血機構)が働く.しかし,止血機構になんらかの障害があると,なかなか止血できなかつたり,一度止血し...
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  • 18.貧血
  • 貧血 1 症状が生じる病態生理 1.貧血とは 貧血とは,赤血球の産生と破壊のバランスが崩れ,血液中のヘモグロビン濃度が基準値を下回った状態をいう. 世界保健機関(WHO)では,女性は12g/dL,男性は13g/dL未満を貧血と定めている. 一般的には,ヘモグロビン濃度7g/dL程度から,顔面蒼白...
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  • 17.脱水
  • 脱水(低張性脱水/高張性脱水) 1 症状が生じる病態生理 1.脱水とは 脱水とは,生体が何らかの理由で体液を喪失し,欠乏することをいう。体液には電解質が含まれている。ヒトの体重の約60%を体液が占めるが,その10~25%を失うと,生命に危険が及ぶことがある。 2.脱水のメカニズム...
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  • 16.浮腫
  • 浮腫 1 症状が生じる病態生理 1.浮腫とは 浮腫とは細胞外液(組織間液と血漿),特に組織間液が異常に増加した状態をいう。浮腫液の主な成分はNaClである。 2.浮腫のメ力ニズム 浮腫は全身性浮腫と局所性浮腫に分けられる。浮腫の成因は,局所性因子と全身性因子とに分けられるが...
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