資料:40件

  • 09.悪心・嘔吐
  • 悪心・嘔吐 1 症状が生じる病態生理 1.悪心・嘔吐とは 悪心とは,嘔吐に先立ち胃の内容物を口から吐き出したくなる,咽頭より胃部にかけて生ずる特有な不快感をさす。この程度がさらに進むと胃の内容物を食道,口腔を通じて排出する現象をきたし,これが嘔吐である。 中枢性疾患では...
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  • 03.喀血
  • 喀血 1 症状が生じる病態生理 1.喀血とは 喀血とは,咽頭,気管,気管支,肺実質からの出血で,1回の喀出血液量が2mL以上のものをいう. 喀血の性状は鮮紅色で泡沫状であり,凝固性が低く,アルカリ性である同ただし,喀血の量や状況により変化することがある. 2.喀血の起こるメカニズ...
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  • 06.胸痛
  • 胸痛 1 症状が生じる病態生理 1.胸痛とは 胸部(皮膚から胸腔内組織・臓器)に感じられる痛みの総称である. 胸痛には,さまざまな痛みの種類(不快感や圧迫感,絞扼感,灼熱感)と程度(軽症,激痛)がある. 胸痛の発生は,由来(表在性,深部性,心因性)によって,また,部位によってさまざま...
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  • 07.胸水
  • 胸水 1 症状が生じる病態生理 1.胸水とは 胸膜腔に貯留した液体(漿液)を胸水という. 健常者では体重当たり0.1~0.2mL/kgの漿液が存在し,呼吸運動をスムーズに行う潤滑油のような役割を果たしている. 肺は臓側胸膜と壁側胸膜(肋骨胸膜)からなる胸膜で覆われている.臓側胸膜は,葉...
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  • 14.腹水
  • 腹水 1 症状が生じる病態生理 1.腹水とは 通常,腹腔内には,約30~50mLの漿液が生理的に貯留している. 腹腔内の漿液がなんらかの原因で,多量に貯留した状態,または液体そのものを腹水という.腹水が増加して,500mL以上になると触診や打診により腹水の存在が確認できる.1,000mL以上...
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  • 36.転倒
  • 転倒 1 症状が生じる病態生理 1.転倒とは 老化に伴って全身の機能の低下が起こり,環境などのさまざまな影響も加わり,転倒しやすくなる。高齢者の転倒が生じる場所は,33%が居室,29%が道路上,14%が階段・廊下.庭,7%が駅・空港となっている(東京消防庁)。 2.転倒の原因[表1] 加齢...
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  • 38.インスリン分泌の障害
  • インスリン分泌の障害 1 症状が生じる病態生理 1.インスリン分泌の障害-糖尿病とは インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンで,体内におけるさまざまな同化作用の促進,異化作用の抑制が主な働きである。このインスリンの作用不足による全身の代謝障害...
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  • 16.浮腫
  • 浮腫 1 症状が生じる病態生理 1.浮腫とは 浮腫とは細胞外液(組織間液と血漿),特に組織間液が異常に増加した状態をいう。浮腫液の主な成分はNaClである。 2.浮腫のメ力ニズム 浮腫は全身性浮腫と局所性浮腫に分けられる。浮腫の成因は,局所性因子と全身性因子とに分けられるが...
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  • 05.動悸
  • 動悸 1 症状が生じる病態生理 1.動悸とは 心臓の拍動を不快と感じたり,何か違和感があると自覚することである.主観的なものであり,精神的同心理的要因が大きく関与する. 動悸は運動,精神的な興奮,飲食などの日常生活上に原因のあるもの,心臓や内分泌器官の異常に続発するものが...
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  • 21.全身倦怠感
  • 全身倦怠感 1 症状が生じる病態生理 1.全身倦怠感とは 全身倦怠感とは「だるい」「身体が重い」「疲れやすい」などと表現される不快な自覚症状である。 激しい労作を行ったあとや疾患に罹患したときに,よくみられる症状である.「疲労」「脱力感」 「だるい」などの用語と厳密な...
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  • 33.酸塩基平衡異常
  • 酸塩基平衡異常(アシドーシス) 1 症状が生じる病態生理 1.酸塩基平衡異常-アシドーシス 血液の水素イオン濃度(pH)は,正常では7.35~7.45の範囲にある。これは,酸やアルカリの負荷に対して,体液の恒常性が維持されるように,腎臓や肺,細胞外液・内液による緩衝系など各種の調節機...
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  • 31.意識障害
  • 意識障害 1 症状が生じる病態生理 1.意識障害とは 意識の中枢とは,脳幹にある網様体と呼ばれる部分であると考えられており,そこから視床下部・視床・大脳皮質に向かって,神経線維のネットワークがある。 また,意識のある状態とは自分自身と周囲の状況に気づいている状態といわれ...
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