連関資料 :: 心理学

資料:2,031件

  • 自己物語の心理
  • 著者は自己心理学の確立を目指し、現在最も中心となって研究活動を行っている榎本博明である。彼はこれまでの数多くの研究成果から「自己物語」という理論を打ちたてている。自分とは何か、それがわからなくてどうやって生きていったら良いのかわからない。この問いに対して自分というものを捉える枠組み―自己物語を作り、その中にうまく組み込んでいけば良いし、組み込めないような事柄はその物語を微修正することで対応していけば良いという。つまり自己物語の確立こそが、自己理解が高められ、生きることを楽にするといえるのである。 周りの友人の話や愚痴を聞くと、「日々を無駄に過ごしてる」とか「これが本当の自分とは思えない」といった話を聞くことがある。もちろんいつの時代も若い人たちは悩むものだろうし、それはそのうち消えるものなのだろうと思っていた。ところが、この本の著者の榎本博明氏によると、最近はこういった「自分探し」は若い人たちの独占物ではなくなり、大人には大人なりの自分探しの悩みが広まってるということだ。これからどんな生活をすればいいんだろうか、などといった悩みだろうか。  こういう立場の人はこうあるべきだ、という枠組みが崩れてしまった今日である。人生の意味や本当の自分がみえなくなって悩む人が増えてるのは当然だ。そんな現実を前にして、著者は、「自己物語」をキーワードにした自分探しの方法を考えた。彼に言わせれば、いつかどこかでみつけられるような「ほんとうの自分」なんてものはないのだ。私たちの「自分」は「物語的筋立てによって構築される」のだから。したがって「自分によくフィットする自己物語」をみつけ、あるいは作り上げてくことこそが、本当の自分探しのプロセスである。このように主張したうえで、著者は自己物語と社会の関係や、自己物語を自分にフィットさせる方法を論じた。
  • レポート 自己物語 心理学 心理
  • 550 販売中 2005/07/30
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  • 心理統計法
  • 設題:下記の言葉をすべて用いながら、統計的仮説検定について述べよ。 「母集団」・「標本」・「帰無仮説」・「対立仮説」・「有位水準」なお、言葉を用いる順番は特に指定しない。に関するレポートです。 指摘:帰無仮説が棄却できているかどうかが述べられていればさらに良い。との旨、指摘を受けました。 評価:A評価をいただきました。 参考資料としてご活用ください。
  • 大学 通信課程 心理学部 心理学科 公認心理師 心理学統計法 心理統計 統計的仮説検定
  • 880 販売中 2020/12/11
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  • 産業組織心理
  • 設題:組織の中で個人が、成長し、安全かつ適応的に、充実した活動を行い、また組織全体の生産性や効率性を高めるために、個人と事業者・ラインが留意すべき点について述べよ。に関するレポートです。 指摘:望ましい組織の在り方や個人の働き方について、考察することができていた。動機づけ理論を軸に各種理論を具体例とともに的確に述べられており深い理解が伺えた。との指摘を受けました。 評価:A評価をいただきました。参考資料としてご活用ください。
  • 大学 通信課程 心理学部 心理学科 公認心理師 心理学 日本 企業 心理 社会 組織 理論 課題 行動 評価
  • 880 販売中 2021/01/19
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  • 臨床心理における枠
  • 治療構造とも呼ばれる心理療法における「枠」とは、「物理的な空間」と「時間」とクライエントも含まれる「関わる人」によって規定・構成される。 (1)時間の枠 面談のひにちと時間を設定し、よほどの都合がない限り、治療者は決められた日の決められた時間にしかクライエントと会わない。例えば、週1回、水曜日の午後3時から3時50分にAさんとカウンセリングを開始することになれば、原則として、初めに相互了解された休み以外はその曜日また時間にしか面談しないようにする。 (2)場所の枠 面接室や子どもの場合はプレイルームで面談するなど、一度会う場所を決めたらそれ以外の所では面談しないようにする。 (3)料金の枠  相談をする側、受ける側が責任感を持って心理療法を進めていける金額を設定する。これは相談機関によって異なり、公共の相談機関では無料となるが、病院や民間の相談機関では料金をかけることになる。この場合、当たり前のことではあるが法外に高い料金ではいけない。 (4)治療者という枠   治療者はよほどの事情がない限り同じ人間が面談し続ける。そして、(1)から(3)を維持するのは、当然相談を受ける治療者でありそこにも治療者という枠が生じる。
  • レポート 心理学 心理療法 治療構造
  • 全体公開 2006/05/24
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  • 心理実習 記憶
  • 私達は日頃からよく「書いて覚える」ということを行ってきた。小学校の頃の漢字の練習が良い典型例である。このように書くと良く覚えられるという認識は、広く流布しているが、英語圏では、書いて覚えることは一般的ではないという。果てして本当に書いたほうがただ眺めるだけの場合よりもよく覚えられるのだろうか。 1995年にNaka&Naoiは、日本人とアメリカ人に対して次の被験者内実験を行った。単語、発音可能な無意味綴り、発音困難な無意味綴り、無意味図研の4つの材料を用意し、書く場合と見る場合のどちらがよく覚えられるか、というものである。その結果、人種間で差はないが、無意味図形でのみ「書く」という学習方法の効果が見られた。 今回の実験では、Naka&Naoiの実験結果のように、書くことが記憶に及ぼす効果は図形に対してのみ現れるものなのかを検証したい。 ?.方法 被験者:京都大学の学生21名 実験計画:完全被験者内2要因計画:学習方法は、「書く」と「見る」の2通り。材料は、無意味綴りと無意味図形の2通りである。 材料:Naka&Naoi(1995)を参考に、無意味綴り、無意味図形をそれぞれ10個用意し、書く条件と見る条件に5個ずつ割り当てた。 手続き:A5サイズの冊子に、「書く」と「見る」の二種類をページごとに交互に用意した。各ページには、無意味綴りと無意味図形が一つずつ交互に配置されており、「書く」条件では、無意味綴り、無意味図形の横に5つの空欄を用意しそこに一つずつ書いていった。「見る」条件下では、無意味綴りまたは無意味図形を5つずつ用意し、見たことを確認するために順番に○をつけた。
  • レポート 心理学 記憶 書く 覚える 見る
  • 550 販売中 2006/06/09
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  • 学ぶ意欲の心理
  • この本「学ぶ意欲の心理学」は、人が「学ぶ」ために必要な「意欲」、つまり「やる気」について教育心理学の方面からアプローチしている。全体で四章からなる内容を通して、人が学習へのやる気をかき立てられる、あるいは削がれるメカニズムについて、思いの外専門的に、しかし比較的平易な文体で語られており、興味深い。  第一章では、やる気を起こさせるもと、すなわち「動機付け」について、古典的研究なども紹介しながら説明がなされている。マウスを使った迷路の実験や、スキナー箱の実験は有名だ。賞罰など、外部的な要因による「外発的動機付け」と、逆に知的好奇心などに代表される、人の内的な要因による「内発的動機付け」についても、各々のメリットとデメリットが示されており、参考になる。  第二章及び第三章では、それぞれ市川氏が他著に対して疑問や批判などを提示し、本人との討論をなしている。全くの平行線ではないのだが、所々で噛み合わない両氏の討論は、それぞれに説得力があるとはいえる。  終章である第四章においては、動機付けのための環境と意識をつくることに視点が置かれている。ここでは、子供や学生の学習に対するやる気のみならず、社会人が自らの職業に対して持つやる気をも視野に入れて語られている。  なりたい自己となれる自己との折り合い、あるいはなりたい自己のレベルまでなれる自己を広げていくための心構えなど、単に学習をするためだけでなく、人生を充実させるという点からも、参考になる内容である。 「学習動機の構造化」というところで、人が学習をするときの動機付けを、「学習の功利性」と「学習の内容の重要性」という二つの目安をもとに、6つの類型に分けていたのが興味深かった。6類型とは、グラフの縦軸を「学習内容の重要性」、横軸を「学習の功利性」とすると、横に3つ、縦に2つ並ぶことになる。
  • レポート 心理学 意欲 学習 動機付け 功利性
  • 880 販売中 2005/07/22
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  • 福祉心理
  • 障害福祉における福祉心理学の課題と展望 障害者を対象とした障害者福祉について、小林ら(2002)は「障害者福祉は施設や在宅サービスなど、社会福祉の枠組みの中で行われる、障害のある人への対人的援助サービスである。」という位置づけをし、この対人援助サービスの実践をソーシャルワークとした。また、ソーシャルワークはジェネリックな部分とスペシフィックな部分から成り立つとした。 ジェネリックな部分とはどのような対象、どのような分野での援助にも共通する部分のことである。相手の立場に立つことによって、対人関係を進めながら、クライエントの問題解決への自発性を高めていこうとするカウンセリングとほぼ共通であるとされる。カウンセリングと違うところは、具体的・社会的なサービスへの結びつきを行うことにある。それに対し、スペシフィックな部分とは援助の対象あるいは方法によって求められる特殊化した専門性である。援助の対象や方法によっては、臨床心理学の専門性そのもの、その知識や技術が必要とされる。本レポートでは、障害福祉の中から主に軽度知的障害を対象とする。対象として軽度知的障害を選んだのは、知的機能が低く、適応行動にお
  • 障害 福祉心理学 課題 展望 障害者
  • 550 販売中 2009/08/10
  • 閲覧(2,454)
  • 福祉心理
  • 児童福祉における福祉心理学の課題と展望 福祉心理学の授業で最も興味をもったのは、ネグレクトの中の宗教ネグレクトについてである。育児放棄と同義であると考えられるネグレクトは、子どもを嫌い、世話をする意思がない積極的な場合もあれば、親の知的障害、鬱状態など精神的な状態の不安定さから育児能力を欠如している消極的な場合もあり、いくつかのパターンに分類される。直接的な暴力によって子どもが亡くなる場合も、精神的虐待もしくは性的虐待によって受けた心の傷がもとで不幸にも子どもが自ら命を絶つ場合も、発覚すれば加害者である親は罰せられる。しかし、ネグレクトに関しては子どもが直接的な被害を被るわけではないため、発覚
  • 心理学 福祉 子ども 児童 課題 展望 ネグレクト 権利
  • 550 販売中 2009/08/10
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  • 生理心理2-2-2
  • 失語症とは、脳出血や脳梗塞などによる脳の言語中枢(右利きの人で97%・左利きの人で50~60%で左半球が優位半球であるといわれている)の損傷によって、一旦獲得した言語機能である聞く・話すといった音声に関わる機能や、読む・書くといった文字に関わる機能が障害された状態である。構音器官の麻痺などによって発音に障害が生じる構音障害とは異なり、声の出なくなる失声症などとも異なる。  運動性失語とは、大脳皮質の外側溝に近接した前頭葉にあるブローカ野(ブロードマンの領野第44・45野:運動言語中枢)に障害が起こることにより、話し言葉が出にくい・発話量が少ない・流暢に話すことが難しい等の発話能力に障害がみら
  • 言語 障害 ネットワーク 運動 理解 特徴 ことば 話すこと ネット 感覚
  • 550 販売中 2009/09/16
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  • 臨床心理
  • 「臨床心理学における人間理解の必要性および面接場面における留意点において述べよ。」 1.臨床心理学とは 臨床心理学は、ある個人に対して心の問題を解決したり、問題の改善を練ったり、不適応を解消したり、より適応した状態に導くために行われる心理学である。 精神医学と近い領域であるが、その大きな違いは「治療」か「援助」である。臨床心理学は、困難さを抱えつつどのように生きていくか、というところに焦点をあてて当事者を援助している。 臨床心理学は、面接や心理療法を使って援助を行う。面接は、カウンセリングと言い、カウンセラー(援助者)とクライエント(来談者)という。また、福祉の領域でも面接を行うことがある。福祉の領域では、ケースワーク(個別援助)で主に面接を用いる。支援者をケースワーカーと言い、利用者をクライエントという。どちらも、面接して諸問題を解決していく援助方法である。 しかし、ただ単に向かい合い対話するだけではない。カウンセリングには様々な理論、方法があり、またカウンセラー独自のやり方がある。さらに、クライエントもそれぞれに様々な問題を抱えており、同じカウンセリングは一つとない。 2.カウンセ
  • 心理学 福祉 カウンセリング 倫理 心理 女性 理解 問題 カウンセラー
  • 550 販売中 2009/10/08
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