2014年中央大学通信レポート法哲学第1課題〜第4課題

閲覧数5,587
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員9,900円 | 非会員11,880円

    資料紹介

    参考用。ご自身で加筆修正してください。

    タグ

    2014中央法哲学レポート

    代表キーワード

    中央大学法哲学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2014年

    法哲学

    第1課題

    !
    法と道徳の関係について論じなさい。
    !
    !
    広義の道徳も狭義の道徳も、我々の生活上共に重要なものだが、社会的に深刻な問題となるも
    のは狭義の道徳である。広義の道徳のうち狭義の道徳に属さない部分、つまり個人的な生き方だ
    けにかかわる、「個人道徳」とでもいうべき部分は、行為者本人にとっては狭義の道徳以上に重
    要なものであろう。我々は普通他人の権利や利益を尊重することを目指して生きているわけでは
    ない。狭義の道徳、社会道徳は、行動の外枠にすぎない。しかしその一方、個人道徳についての
    議論はさして切迫したものにはなりにくい。それは例えば、芸術に関する議論と同様、各個人が
    ばらばらの見解を持っていても、他人に害を与えるわけではないので、一向に差し支えない。人が
    いかなる個人道徳を持つか、またそれに従って行動するかは、本人以外の人が関心を持つことも
    あるが、基本的には本人に任せておいて構わない。本人が個人道徳において馬鹿なことをしても、
    それは自業自得というわけである。
    しかし、狭義の道徳は人々の相互の交渉にかかわるものであるから、その違反は直ちに行為者
    以...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。