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資料:46件

  • 前立腺
  • 【前立腺癌】 〈疫学〉 ・典型的な高齢者発生癌   ・発生頻度は黒人>白人>アジア人 〈病理〉 ・ 大部分は腺癌(上皮性)〜主に外腺から。前立腺肥大症では内腺が肥大。移行上皮癌や扁平上皮癌は5%以下。 ・ Gleason score 最も割合の多い組織型と二番目に割合の多い組織型によって決定される組織分類。 ・ 癌はPZ(peripheral zone 抹消域)から発生することが多い〜前立腺肥大症はTZ(transition zone 以降域)からが多い。 〈病期分類〉  A 前立腺肥大症や膀胱癌などの手術で摘出した前立腺内に病理検査でたまたま癌がみいだされたもの。  A1 ごく一部のみに、高分化癌を認める  A2 広い範囲に認める病変、または中〜低高分化癌 B 前立腺の中に限局している腫瘍で転移のないもの  B1 片葉に限局する最大径1.5cm以下の腫瘍  B2 両葉に浸潤しているか、最大径1.5cm以上の腫瘍 C 前立腺の被膜をこえて周囲に浸潤しているが、転移のないもの D 転移のある腫瘍  D1 所属リンパ節に転移を認める  D2 骨などに遠隔転移を認める 〈症状〉 ・排尿障害、血尿、膀胱刺激症状など これらは非特異的症状、つまり肥大症にも見られる。 ・尿管周囲に浸潤〜肥大症にはない特徴。水腎症、背部痛、腎不全を起こす。骨転移が起こりやすく、進行が遅い。リンパ節転移はまず閉鎖リンパ節に現れる。 〈診断〉 ・直腸内指診digital rectal examination(DRE)〜左右不対称、表面不整、境界不鮮明。ただし触れるのは前立腺の下部に癌が存在する場合のみ。PZ(peripheral zone 抹消域)の癌のほうが、TZ(transition zone 移行域)の癌より触れやすい。 ・前立腺特異抗原 prostate specific antigen(PSA) 癌では上昇する。肥大症では原則的に上昇しないが、高値を示すこともある。そのためPSAが高値であるからといって癌だとは限らない。
  • レポート 医・薬学 前立腺癌 前立腺 泌尿器 超音波検査(エコー) 経直腸的超音波断層
  • 550 販売中 2005/07/21
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  • 大腸
  • 大腸癌 ■病態  ・盲腸・結腸・直腸に生じた上皮性悪性腫瘍の総称  ・大腸粘膜上皮細胞から発生し、その後広がっていく  ・進展には、浸潤、リンパ行性転移、血行性転移、播種性転移がある ■発生経路  (1)良性の腺腫が発癌刺激を受けて癌化する  (2)正常粘膜が発癌刺激を受けて直接癌発生  (3)遺伝子がんとして発生する家族性大腸癌腺腫や遺伝性非ポリポーシス大腸癌がある ■要因  ・高脂肪、高カロリーの食生活  ・食物繊維摂取不足  ・飲酒、喫煙、ストレス ■転移の種類  (1)浸潤   ・上皮から発生した癌細胞が腸壁を破壊しながら大きくなり、腸壁を破って隣接する    臓器へ進展する  (2)リンパ行性転移   ・癌がリンパの流れる方向に沿って所属リンパ節へ転移することをいう  (3)血行性転移   ・癌細胞が腸壁の中にある静脈に侵入し、血流に乗って肝臓・肺・骨・脳へ転移する    ことをいう  (4) 播種性転移  ・原発巣が、腸壁を突き破って腹腔内散布した癌細胞が腹腔に広がること ■分類  (1)肉眼的分類   ①早期癌 M 深達度が粘膜内にとどまるもの SM 粘膜下層にとどまるもの   ②進行癌 0型 表在型 1型 隆起腫瘤型 2型 潰瘍限局型 3型 潰瘍浸潤型 4型 びまん浸潤型 5型 分類不能  (2)進行度分類 H0、M0、P0 H1、H2、H3、M1、P1、P2、P3  N0  N1  N2、N3 M1(リンパ節) M   0 SM MP   Ⅰ       Ⅲa   Ⅲb    Ⅳ SS、A、SE、SI、AI   Ⅱ
  • 医療 看護 疾患 大腸癌 がん 病態 検査
  • 550 販売中 2012/04/09
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  • 食道
  • 食道癌 ■病態  ・食道癌ができる範囲は、頸部食道、腹部食道に至るまで広範囲  ・日本人では、ほとんどが粘膜表面の扁平上皮細胞から発生する「扁平上皮癌」  ・男女比8:2で男性に多い  ・欧米では、腸上皮から発生(バレット食道由来)する腺癌が多い  ・危険因子は、タバコ、濃いアルコール摂取 ■症状  ・初期では無症状  ・進行すると嚥下時の違和感、つかえ感、嚥下困難、胸痛、体重減少  ・リンパ節転移では反回神経麻痺による嗄声  ・気管侵潤により咳漱や血痰 ■検査・診断  (1)内視鏡検査   ・ルゴール染色後、生検を行う  (2)超音波内視鏡検査   ・深達度診断に有用  (3)CT検査   ・進行癌における進行度判定、転移診断に不可欠   ・深達度とリンパ節転移などから進行度を決定する ■癌の進展形式と進行度  (1)進行度 N0 N1 N2 N3 N4 M1 T0、T1a 0 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳa Ⅳb T1b Ⅰ Ⅱ T2 Ⅱ Ⅲ T3 Ⅲ T4 Ⅲ Ⅳa
  • 看護 医療 疾患 検査 食道癌 がん
  • 550 販売中 2012/04/03
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  • 肝癌 ■病態 (1)原発性肝癌 ①肝細胞癌 ・原発性肝癌の90%(原因はC型肝炎が多く、次いでB型肝炎) ・肝外転移は少ないが、肝内転移は高率  ②胆管細胞癌   ・胆管上皮細胞から発生   ・原発性肝癌の10% (2)転移性肝癌 ・大腸癌、膵癌、胆道癌、胃癌などからの転移が多い   ・予後は極めて不良 ■症状  ・自覚症状はほとんどない  ・進行すると、腹部腫瘤、右下肋部痛、黄疸を伴う ○肝細胞癌 ■検査・診断  (1)超音波検査   ・モザイクパターン、腫瘍辺縁の低エコー帯が特徴  (2)造影CT検査   ・肝細胞癌は動脈相で高濃度、門脈相で低濃度  (3)腫瘍マーカー   ・αフェトプロテイン(AFP)、ビタミンK欠乏タンパク-Ⅱ(PIVKA-Ⅱ)、AFP-L3分画 の上昇が見られる  (4)肝機能検査   ・白血球数、血小板数減少   ・AST、ALT上昇   ・LDH、ALP上昇   ・血清ビリルビン上昇   ・血清アルブミン低下   ・プロトロンビン値低下  など ■治療 (1)肝切除術   ・癌結節を含む肝臓の切除   ・肝予備能がよく保たれた患者に対して行う   ・腫瘍の大きさ、存在部位、肝予備能に応じて、肝葉切除、肝区域切除、肝部分切除 が選択される  (2)局所療法   ①経皮的エタノール注入療法(PEIT)    ・超音波ガイド下に無水エタノールを腫瘍内に注入し、病巣を凝固、壊死させる方     法   ②マイクロ波凝固療法(MCT)    ・マイクロ波電極を腫瘍に刺入し、マイクロ波を照射し腫瘍を凝固壊死させる方法   ③ラジオ波焼灼療法(RFA)    ・ラジオ波電極を腫瘍に刺入し、ラジオ波を照射し腫瘍を壊死させる方法   ④肝動脈化学塞栓術(TACE)    ・局所療法や切除術は不可能な場合、他の治療法と併用して行う   ⑤肝移植    ・肝予備能がなく、ミラノ基準(腫瘍径5㎝以下単発、3㎝以下3病巣以内)に適合す るものに行う
  • 看護 医療 疾患 検査 肝臓 肝臓がん
  • 550 販売中 2012/04/02
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  • の仕組みと予防
  • 癌の仕組みと予防               「がん」と言えば、「治らない」「死ぬ確率が大変高い」「怖い病気」そんなイメージしか抱いていなかった、しかしいったい「がん」の何が人を死に至らしめるのか、どういう仕組みで癌が出来るのか、と言うことははっきりとは知らなかった、そう思って授業を受けさせてもらったら、癌について大変よくわかり、僕の癌に対するイメージはかなり変わった。ここでは、癌になるプロセス、そしてその予防についてレポートを書こうと思う。  癌というのは結局、細胞の暴走である、と考える。べつに外部から進入して悪行の限りを尽くすわけではなく、自分の体の中にある細胞が癌となり増殖するからだ。ただ、その原因となるものは外から取り入れているものもある、また、遺伝的な要因もある。
  • レポート 医・薬学 予防 嗜好品
  • 550 販売中 2006/06/18
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