連関資料 :: イオン
資料:34件
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銅アンモニア錯イオンの生成
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1.実験目的
銅 の溶液に過剰のアンモニアを加えて銅アンモニア錯イオン を生成させ、生じた深青色の吸光度を測定し、銅を定量する。
2.実験理論
2.1.吸光度分析の原理
吸光度分析は比色分析とも呼ばれ、定量しようとする物質を発色させてその光吸収を測定する方法である。
いま、光路bのセルに濃度c溶液を入れ、強さI の単色入射光線を通過させるとIの強さに光になるものとする。
2.1.1.吸収曲線
光の波長と各波長における光吸収の関係を示したものを吸収曲線といい、普通横軸に波長(nm)、縦軸に吸光度Aまたは透過率Tをとる。本実験では縦軸に吸光度Aをとった。通常は対照液として、被検成分以外まったく同じ溶液(試薬ブランク)を用いる。
2.1.2.検量線
いま式3が成り立つとして、一定のセルを用い、波長幅の狭い光を用いれば は定数とみなせる。ここで、波長幅の狭い光という表現を用いたのは厳密な単色光は得られないからである。
したがって、一定波長で異なる濃度の標準溶液について吸光度を測定値、濃度と吸光度との関係をプロットすれば直線が得られるはずであり、これを検量線という。
2.2.光電比色計
一般に比色計とは、フィルターを用いて波長の選択をして、試料溶液を投下後の光を光電池または光電管に受け電流に変えて増幅しメーター上で透過光の強さ(吸光度)を測定する装置である。光電比色計には6~8枚のフィルターが付属させてあり、使用に際してはその溶液の着色と余色関係にあるフィルターを用いなければならない。これは、一般に物質はその物質の色と余色の関係にある光を吸収するためである。本実験で用いる発色溶液は青色であるから、黄色〜赤色のフィルターを用いたときに吸収極大になるはずである。
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銅アンモニア
錯イオン
吸光度分析
妨害イオン
比例係数
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細胞内カルシウムイオン濃度の上昇
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カルシウムイオン濃度は、細胞外では1〜2mMに、細胞内ではその約1000分の1の濃度の、50〜100nMに維持されている。様々な種類のカルシウムチャネルが開くことにより、細胞内に濃度1万倍のカルシウムイオンが流入する。また、細胞内小器官の小胞体、ミトコンドリアにも高濃度のカルシウムイオンが貯蓄されており、特に小胞体にはカルシウムイオンが一部結晶化して、効率よく貯蓄されている。細胞内のカルシウムイオン濃度が1μMまで上がると、受精、細胞増殖、外分泌、内分泌、筋収縮、細胞死、神経伝達物質放出、シナプス可塑性など、カルシウムイオンに敏感なたくさんの反応が起こる。しかし、細胞内のカルシウムイオン濃度が上がりっぱなしになると、タンパク質分解酵素の働きなどで細胞が溶けてしまうこともある。したがって、細胞内のカルシウムイオン濃度が上がったら、速やかにカルシウムイオンを細胞外へくみ出すポンプも様々ある。
細胞内でのカルシウムイオン濃度の上昇による、細胞全体への影響はまだ分かっていないが、個々のタンパク質の活性への生化学的な影響は分かっている。たとえば、カルシウムイオン濃度が上がると、核の中の転写状態が変わり、タンパク質合成が開始される。DNA転写因子であるNFAT、NFKBについてみると、NFAT活性はカルシウムイオン濃度上昇が高頻度に起こるほど高くなるが、NFKB活性はカルシウムイオン濃度上昇の頻度によらず高くなる。これより、タンパク質ごとにどのような時間的・空間的パターンでカルシウムイオン濃度が変化するかによって、どのように活性が変わるかが異なるといえる。
たとえば、神経細胞であるプルケー細胞においては、電位依存性チャネルの開閉により、300ミリ秒間でカルシウムイオン濃度が上昇して、また元に戻る。
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医・薬学
医学
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カルシウム
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無機定性分析 金属イオンの分析
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工学基礎化学実験 無機定性分析 金属イオンの分析
実験目的 Ag+,Al3+,Ba2+,Pb2+のそれぞれについて、Cl-,SO42-,OH-と(NH3の加水分解反応 NH3 + H2O NH4+ + OH-)との沈殿生成を観察する。その結果をもとに、これら4種類の金属陽イオンを同時に含む混合試料からAg+,Al3+,Ba2+それぞれを検出する方法を習得する。この方法を金属陽イオン未知資料(Pb2+に加えてAg+,Al3+,Ba2+の内から2種類の合計3種類を含む)の分析に応用する。
実験操作 注意:実験廃液はAg+を含むものとそれ以外に分ける。
各金属陽イオンの沈殿生成
Cl-との反応
4本の試験管それぞれにイオン交換水約1cm3(試験管の深さの1/6程度)と1M塩化ナトリウムを1滴とり、よく振り混ぜる。
Ag+,Al3+,Ba2+,Pb2+の各試料溶液を1滴ずつ別々の試験管に加え、よく振り混ぜ、沈殿生成反応を観察する。
※Ag+,Al3+,Ba2+,Pb2+の溶液は全て硝酸塩から調製したものを用いる。
SO42-との反応
4本の試験管それぞれにイオン交換水約1cm3と1M硫酸ナトリウムを1滴とり、よく振り混ぜる。
Ag+,Al3+,Ba2+,Pb2+の各試料溶液を1滴ずつ別々の試験管に加え、よく振り混ぜ、沈殿生成反応を観察する。
NH3との反応(OH-との反応)
4本の試験管それぞれにイオン交換水約1cm3とアンモニア緩衝液(3Mアンモニア+3M硝酸アンモニウム)を1滴とり、よく振り混ぜる。
Ag+,Al3+,Ba2+,Pb2+の各試料溶液を1滴ずつ別々の試験管に加え、よく振り混ぜ、沈殿生成反応を観察する。(この反応ではゼラチン状の沈殿が生成する。)
各金属陽イオンの検出
Ag+の検出
試験管(A)にイオン交換水約1cm3と1M塩化ナトリウムを1滴とり、よく振り混ぜる。
Al3+,Ba2+,Pb2+,Ag+の順序で各試料溶液1滴ずつを試験管(A)に順次加え、その都度よく振り混ぜる。
Ag+を加えた場合だけ沈殿が生成するので、この操作で沈殿が生成すればAg+を検出。
Al3+の検出
試験管(B)にイオン交換水約2cm3と1M硫酸ナトリウムを2滴とり、よく振り混ぜる。
Ag+,Al3+,Ba2+,Pb2+の各試料溶液を4滴ずつ試験管(B)に加え、その都度よく振り混ぜる。
沈殿が生成した場合、沈殿が沈降し始めるまで待った後、試験管(B)の中身を別の試験管(C)にろ過する。
試験管(C)にアンモニア緩衝液を1滴加え、よく振り混ぜる。沈殿が生成すればAl3+を検出。(操作によってゼラチン状の沈殿が少量生成するだけの場合があるので、沈殿生成物の判断は注意深く行う。)
Ba2+の検出
試験管(D)にイオン交換水約2cm3とアンモニア緩衝液を2滴とり、よく振り混ぜる。
Ag+,Al3+,Ba2+,Pb2+の各試料溶液を2滴ずつ試験管(D)に加え、その都度よく振り混ぜる。
沈殿が生成した場合、沈殿が沈降し始めるまで待った後、試験管(D)の中身を別の試験管(E)にろ過する。
試験管(E)に1M硫酸ナトリウムを1滴加え、よく振り混ぜる。沈殿が生成すればBa2+を検出。
金属陽イオン未知試料の分析
分注器から金属陽イオン未知試料溶液(A,B,Cの3種類ある。)を試験管に1cm3とる。
「Ⅱ.各金属イオンの検出」の操作を、『“各試料溶液x滴ずつを” → “未知試料溶液x滴を”』と読み替えて、「Ⅱ各金属イオンの検出」の操作を行う。
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イオン
陽
金属
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無機定性分析 無機陰イオンの分析
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工学基礎化学実験 無機定性分析 無機陰イオンの分析
実験目的 Cl-,CO32-,PO43-,SO42-のそれぞれについて、Ag+,Ba2+との沈殿生成を観察する。その結果をもとに、これら4種類の金属陽イオンを同時に含む混合試料からCl-,PO43-およびSO42-を検出する方法を修得する。この方法を無機陰イオン未知資料(CO32-に加えてCl-,PO43-,SO42-の内から2種類の合計3種類を含む)の分析に応用する。 ※使用するCl-,CO32-,PO43-,SO42-の溶液は全てナトリウム塩から調整する。
実験操作
各無機陰イオンの沈殿生成
Ag+との反応
4本の試験管それぞれにイオン交換水約1cm3(試験管の深さの1/6程度)と6M硝酸を1滴と1M硝酸銀を1滴とり、よく振り混ぜる。
Cl-,CO32-,PO43-,SO42-の各試料溶液を1滴ずつ別々の試験管によく振り混ぜながら加え、沈殿生成反応を観察する。
Ba2+との反応(その1)
4本の試験管それぞれにイオン交換水約1cm3,6M硝酸を1滴と1M塩化バリウムを1滴とり、よく振り混ぜる。
Cl-,CO32-,PO43-,SO42-の各試料溶液を1滴ずつ別々の試験管よく振り混ぜながらに加え、沈殿生成反応を観察する。(この硝酸性でのCl-,CO32-,PO43-,SO42-の主要な存在種はCl-,HCO3-,HPO42-,SO42-である。)
Ba2+との反応(その2)
4本の試験管それぞれにイオン交換水約1cm3,アンモニア緩衝液(3Mアンモニア+3M硝酸アンモニウム)1滴と1M塩化バリウムを1滴とり、よく振り混ぜる。
Cl-,CO32-,PO43-,SO42-の各試料溶液を1滴ずつ別々の試験管よく振り混ぜながらに加えた後、それぞれの試験管の溶液に各々1分間程度窒素ガスを穏やかに通気する。
それぞれの試験管にまずアンモニア緩衝液3滴ずつを、次いで1M塩化バリウム1滴ずつをよく振り混ぜながら加え、沈殿生成反応を観察する。
Ba2+との反応(その3)
4本の試験管それぞれにイオン交換水約1cm3と6M硝酸を1滴とり、よく振り混ぜる。
Cl-,CO32-,PO43-,SO42-の各試料溶液を1滴ずつ別々の試験管よく振り混ぜながらに加えた後、それぞれの試験管の溶液に各々1分間程度窒素ガスを穏やかに通気する。
それぞれの試験管にまずアンモニア緩衝液3滴ずつを、次いで1M塩化バリウム1滴ずつをよく振り混ぜながら加え、沈殿生成反応を観察する。
各無機陰イオンの検出
Cl-の検出
試験管(A)にイオン交換水約1cm3,6M硝酸1滴と1M硝酸銀を1滴とり、よく振り混ぜる。
CO32-,PO43-,SO42-,Cl-の順序で各試料溶液1滴ずつを試験管(A)に順次加え、その都度よく振り混ぜる。
Cl-を加えた場合だけ沈殿が生成するので、この操作で沈殿が生成すればCl-を検出。
SO42-の検出
試験管(B)にイオン交換水約1cm3,6M硝酸1滴と1M塩化バリウム1滴をとり、よく振り混ぜる。
Cl-,CO32-,PO43-,SO42-の各試料溶液を滴ずつ試験管(B)に加え、その都度よく振り混ぜる。
SO42-を加えた場合だけ沈殿が生成するので,この操作で沈殿が生成すればSO42-を検出。
PO43-の検出
試験管(C)にイオン交換水約2cm3,6M硝酸2滴と1M塩化バリウム2滴をとり、よく振り混ぜる。
Cl-,CO32-,PO43-,SO42-の各試料溶液を4滴ずつ試験管(C)に順次
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レポート
理工学
工学基礎化学
実験
無機
- 550 販売中 2006/11/26
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イオン交換樹脂を触媒とするエステルの加水分解
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実験レポート
イオン交換樹脂を触媒とするエステルの加水分解
1.目的
化学反応の操作には回分式と連続式があり、また反応器には管型と槽型がある。今回の実験では、連続操作を管型の反応器で行う。酸型のイオン交換樹脂を触媒とする酢酸エチルの分解反応を行い、反応速度の解析を行うことによって基礎的な反応工学の理解を深める。
2.理論
・酢酸エチルの分解
CH3COOCH2CH3 + H2O CH3COOH + CH3CH2OH
・管型反応器
:膨潤状態の触媒樹脂の質量[g]
:原料の供給量[mL/min]
:酢酸エチルの濃度[mol/L]
:原料中の酢酸エチル初期濃度[mol/L]
:反応管の微小断片(触媒量で表す)
反応速度 を単位触媒質量あたりの酢酸エチルの物質量変化と定義すると、 は以下のように書ける。
(1)
一方、この を酢酸エチル濃度に関する一次反応と仮定して、次式を得る。
(2)
(1)、(2)式より次の関係を得る。
(3)
(3)式を積分して、
(4)
次の関係式を得る。
(5)
: からの類推により、滞留時間や接触時間として扱う。
3.実験操作
酢酸エチルの0.1mol/L水溶
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イオン交換樹脂
酢酸エチル
加水分解
理工学
実験
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新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
- 写真のアップロード
- ハッピーキャンパスに写真の
アップロード機能ができます。
アップロード可能なファイルは:doc .ppt .xls .pdf .txt
.gif .jpg .png .zip
- 一括アップロード
- 一度にたくさんの資料のアップロードが可能です。 資料1件につき100MBまで、資料件数に制限はありません。
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