連関資料 :: 青年期

資料:51件

  • ポスト青年-ひきこもりを切り口に
  • 1、本著を読もうと思った理由  教育学部に進学する以前であるが、斎藤環著『社会的ひきこもり』を個人的な興味があって読んでおり、精神科医−斎藤環の名前を知っていたこともあって、本著を選んだ。現代の若者は概して「大人になる」段階で躓くことが多いという状況、思春期というか青年期が長期化しているという状況に私はかねてから、個人的な意味で関心を持っていたのである。それはすなわち、自分自身が対人関係に困難を感じやすく回避的で、周囲の友人にもそういった傾向の人が多かったということであるが。何となく苦しいという感情や恒常的に感じる生きにくさを個人的なレベルで内情的に留めておくのではなく、臨床の現場からの視点を取り入れることで、ひきこもりのメカニズムをとりあえずは「知る」ことが必要だと思ったのだ。メカニズムを知るという行為は、背後に「自分と同じような連中がいる、もっとひどい奴もいるんだ」という陰鬱な影を落としていることも、当然自覚している。差異を作り出して、「あいつらとおれらはあくまで違うのだ、おれらの方がましだ」という構造が、被差別者の中での差別行動を起こしていることは悲しいことだが、現実である。 社会学において対象へのアプローチをする場合、当事者意識を持ちすぎることは学問性、実証性の瓦解への危険性を高めることになるが、「我々」と「彼ら」という線引きを自明的にした上で研究することは一方で、既存の社会的構造を疑うことなく受け継いでしまうことになりかねないのではなかろうか。今回の若者のひきこもりというテーマに対して、的確な距離感を保ちながら、著書に書かれた知見の要約及びそれへの考察を試みたいと思う。
  • レポート 社会学 青年期 ひきこもり 斉藤環 回避型 葛藤型
  • 550 販売中 2005/07/18
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  • 映画から見る現実の青年
  • 青春、青年、綿血という言葉は生活、成長していく上たびたび耳にすることがあります。しかし実際青春とは何か、青年期とは何かと深く考えたことはあまりありませんでした。そこで2本の映画を通して現在の青年期について考察していくことにしました。参考にする映画は「グッドウィルハンティング」と「ウォーターボーイズ」です。 映画グッドウィルハンティングは1997年アメリカで放送され、主演マット・デイモン、ロビン・ウィリアムス、ベン・アフレックとガス・ヴァン・サント監督によって作られた映画です。主人公のウィル(マット・デイモン)はマサチューセッツ工科大学(MIT)で清掃員をしている20歳の青年です。彼は自分が下町育ちで、昔虐待を受けていたことで心を閉ざし、日々仲間たちと飲酒や、喧嘩などを繰り返していました。しかし彼には学問において天才的な才能がありました。彼は清掃員であるにもかかわらず、働いている大学に掲示されていた難解な数学の問題を簡単に解いてしまったのです。そこで大学の教授と話すようになり、またウィルは刑務所から出るかわりにセラピストのお世話になることになります。ウィルはあまりにも天才的で、人を上から見下ろすような見方しかできませんでした。また過去に親から虐待を受けたことが傷になり、本当の自分を人にさらけだすことがませんでした。また、人を愛そうとするのですが、虐待という過去を持っているので自分が捨てられることが怖くて誰にも心をぶつけることができないでいました。そこでセラピスト、ショーン(ロビン・ウィリアムス)と本気でぶつかり合い、成長していくにつれて彼は自分の過去を乗り越えることに成功するのです。 これが「グッドウィルハンティング」のあらすじです。この映画の青年は決して一般的ではないですが、彼も一般的な悩みをもち、青年期という時期の中で成長しています。人は青年期になると急激に自我が目覚めていきますが、自分の望む理想と現実とのギャップに葛藤します。しかし、その理想を得るために人は努力をして成長していくのです。この映画から学んだことは、決して人は特別ではないということです。「だれもが苦しむ、誰もが悩む、決してその悩みは自分のものだけじゃない。」そのことを学ぶことによって理解する人、慰めてくれる人に出会えるのです。
  • レポート 心理学 倫理 青年期 映画
  • 550 販売中 2005/08/09
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  • 思春青年のとらえ方に関する一考察
  •  今回のレポートのテーマは「心理学的に人間の発達を理解しようとする際に、思春期と青年期をことなる段階としてとらえるべきと考えるか、思春期を青年期に含めてとらえるべきか、あるいはもっと別のとらえ方をするべきか」ということであるが、いまだに研究者の間で意見の一致が見られないというのに、それを学生である私がその区分をしなければならないというのは、答えのない問題に対して答えをつくるという作業をしているようなもので、非常に困難を極める。だが、弁明を述べるだけではらちがあかないので、以下に私の調査結果とその結論を述べることにする。 「思春期」の語源  まず、思春期の語源はどうなっているのであろうか。  B・Rマッキャンドルズ/R・Hクープ著「思春期 その行動と発達のすべて」メディサイエンス社 によれば、"adolescence"は、“成長すること“を意味するラテン語の"adolescere"に由来しており、子どもからおとなへの成長期とその過程である、とし、"pubescence"と"puberty"もまたラテン語に由来し、より肉体的な意味合いをもっているという。ラテン語の動詞である"pubescence"は"毛深いこと"であり、思春期に下腹部に生じる毛"pubes"に関連した言葉であるという。ラテン語の名詞"pubescence"は、体や顔の毛が完全に生えそろった“青年期“を指すという。それゆえ、現代語である"pubescence"を使うときには、それは下腹部に毛が生え始めてから性的に成熟するまでの発達過程を意味し、それに対し"puberty"は性的に成熟した時点の意味に限局される、という。  残念ながら、日本語の「思春期」の語源を知ることはできなかったが、どうやら「思春期」という言葉は"adolescence""pubescence""puberty"を混同した意味をもっているようである。
  • レポート 心理学 思春期 青年期 成長促進現象 第二次性徴
  • 550 販売中 2006/01/11
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  • 思春青年の危機と心理的な問題について
  • はじめに 青年期とは、児童期と成人期の過渡期として誕生した概念であり、10〜25歳前後のことをいう。とりわけ、身体的な成熟の時期を思春期、社会的成熟の時期を青年期と呼ぶ 。 私は、思春期・青年期の発達について調べた。まずは身体的な発達と心理的な発達の関連について、次に、この時期における危機、そしてこの時期に生じやすい心理的な問題について調べたことを報告する。 思春期・青年期の身体的発達 滝沢三千代によると 、「思春期・青年期の身体的発達は、乳幼児期のそれに次いで、人間の一生の間でも特に著しいものであり、これがこの時期の行動や心理と密接な関わりをもっている。青年の身体的発達を無視して青年の心理的発達の充分な理解を得ることはできない」という。そこでまず、思春期・青年期の身体的発達について述べたいと思う 。 1.身体の急激な発達 思春期に入ると、身長・体重の発育量が増大する。これを、思春期のスパートと呼ぶ。個人差はあるが、おおよそ男子では11歳頃から、12〜13歳をピークに増加し、17歳を過ぎるとほとんど増加は認められなくなる。女子は男子よりも2年ほど早熟である。 また、量的な増大だけでなく、体型的にも大きく変化する。頭と胴の割合が大きく、手足の短い子ども型の体型から、男子は17〜18歳までに横幅の広い肩幅のあるがっしりした体型へ、女子は15〜17歳までに丸みのあるふっくらした体型へと移行していく。 発育量増大の時期の面でも、体型の変化の面でも、性差がはっきり現れてくるのが特徴である。 2.運動能力の発達 身体の急激な発達に伴って、走る、飛ぶ、投げるなどといった運動能力も著しく発達する。青年期の体力・運動能力の充実は、行動力も増大させる。一方で身体的能力に劣る者は、自分の活動能力に対する確信が拡張されず、それだけで能力全体についても自信を失ってしまう場合もある。
  • レポート 心理学 思春期 青年期 発達
  • 660 販売中 2006/08/19
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  • 青年の不適応行動 その原因
  • ★青年期の不適応行動の主なものを説明し、その原因と考えられる諸要因について説明せよ。  青年期の不適応行動には、非行、いじめ、暴力行為などの反社会的行動や、不登校、ひきこもり、スチューデントアパシーなどの非社会的行動がある。 ●非行 ・殺人、強盗、暴行のような犯罪行為から、家出、薬物乱用、喫煙、飲酒、不純異性交遊など不良行為までを含む。 ・環境要因として、家庭内の問題(親の養育態度など)や学校や社会の病理があげられる。 ・上記の環境要因により、内面に何らかの衝動や欲求不満などがあり、そのはけ口が非行である。 ・突然「キレる」子どもは、欲求不満耐性が低い ●いじめ ・自分より弱いものに対して、一
  • 非行 いじめ 暴力 不登校 ひきこもり スチューデントアパシー 教育心理学 試験対策 佛教大学
  • 550 販売中 2008/03/31
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  • 発達心理学Ⅱ 青年について
  • 発達のそれぞれの段階において、到達・達成したり乗り越えるべき課題のことを発達課題という。ハヴィガーストによれば、この発達課題を乗り越えるプロセスこそが発達であると述べており、適切に解決できればその後の発達はうまく進むが、解決できなければ後の段階で多くの発達上の困難に出会うとされる。  エリクソンは彼の人格発達理論の中で、青年期に達成するべき発達課題をアイデンティティの確立とした。「自分とは何者か」「自分の人生の目的は何か」といった、自己を社会の中に位置づける問いかけに対して、肯定的かつ確信的に答えられるようになることがアイデンティティ確立の重要な要素となる。この逆が、自己が混乱し自己の社会的位置づけを見失った状態のアイデンティティ拡散である。青年期の発達課題はアイデンティティの確立がアイデンティティ拡散を相対的に上回ることによって達成される。つまり、アイデンティティの確立のみだけでなく、同時にアイデンティティ拡散の克服も重要となる。また、ハヴィガーストは青年期の発達課題として、進路・職業の選択を挙げているが、これはアイデンティティ確立の中に含まれていると考えられる。現代はモラトリアム期
  • 社会 発達 課題 アイデンティティ 青年期 エリクソン 自分 発達課題 自己 理解
  • 550 販売中 2008/06/17
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  • 児童青年における社会的認知・自己意識の変化
  • 「児童期、青年期において社会的認知(社会性の発達、対人関係(親・仲間))の拡がり、自己意識などがどのように変化するかをまとめよ。」  社会的認知とは、社会の仕組みやルールを理解すること、その中で自己と他者の関係、他者の心理や行動を理解することを指す。子どもは、様々な人と接する中で自ら学習し、社会的認知を拡げ、社会で円滑に生活していくのに必要な価値・行動基準を身に付けていく。また同時に、その過程の中で、自己の人間性を作り出していく。  児童期には、集団内での自分の位置づけ、役割が強く意識されるようになってくる。また、他者との関わりが自己意識の高まりに大きく作用するようになる。  児童期では、学校生活がはじまる。幼児期までは親・教師との関係が強いが、小学校低学年でも、しだいに、子どもどうしの結びつきが強くなってくる。仲間を選ぶ基準は、低学年のうちは、家が近いことや席がとなりなどの表面的な理由が大きい。  中学年くらいになると、同性どうし数名のグループをつくり、何をするにもグループで行動するという特徴が目立ってくる。集団
  • 社会的認知 自己意識 社会性 佛教大学 評価B
  • 550 販売中 2008/02/25
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  • 青年の特徴について述べよ(科目終了試験)
  • 青年期の特徴について 「青年期」という時期について、人はどのようなイメージを抱くだろうか。小学生の子どもにとっては、中学・高校生は大人の「お兄さん」「お姉さん」で、完全な大人から「青年期」みた場合には、「あの頃は身軽で良かった。何でも出来る気がした」と、うらやましく感じるかもしれない。 青年期は年齢から考えれば大人と子どもの中間にあたり、完全な大人となるための準備段階である。しかし、たんなる通過点とはいえない難しさがある。非行や登校拒否・家庭内暴力などの頻発はその難しさの表れであるといえるであろう。人間には生まれてからいくつかの節目があるが、青年期はその始めの大きな節目である。子
  • 子ども 心理 発達 問題 青年期 青年 自由 現代 自分
  • 550 販売中 2008/10/20
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  • 児童青年において社会的認知の拡がり、意識などがどのように変化するか
  • 「児童期、青年期において社会的認知(社会性の発達、対人関係(親・仲間))の拡がり、意識などがどのように変化するかをまとめよ。」 【児童期】  児童期は、学校生活における経験が発達の様々な側面に影響を与える時期である。  就学により、子どもは学校という新しい生活空間を得ることにより、対人関係が変化・拡大する。大規模集団に所属するために発生する不安感を取り除くため、学級集団のリーダーである教師と信頼関係を結び、依存しようとする。しかし、次第に子ども同士で結びつきを求めるようになり、仲間関係が親や教師との関係を超えるものとなっていく。  小学校中学年になると、子どもは同性だけのメンバーから成る集団で活動するようになる。そして、その集団内での規則を作り、結びつきを求めるようになる。それは、子どもの自立の試みであるといえる。  高学年になると、自己の世界を持ち、親・教師の権威よりも仲間内での価値観を重視するようになる。その仲間の選択基準は表面的から内面的な理由へと移る。
  • レポート 教育学 心理学 対人関係 自我同一性
  • 550 販売中 2006/03/15
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