連関資料 :: 食物アレルギー

資料:3件

  • 大人の食物アレルギー
  • 子供と大人では、アレルギーを起こしやすい食べ物が異なる。子供の場合、もっともアレルギーを起こしやすいものは、卵、牛乳、大豆であり、この三つは、子供にとっての“3大抗原”とも言われている。 これに対し、大人の場合は、エビ、イカなどの甲殻類がもっとも多いとされており、以下魚介類・卵と続く。(図1参照) 図1 なぜ、子供と大人で、異なるのかというと、子供の腸管の発育が不十分なために、腸管壁を通じて多くの抗原物質が血液中に侵入してしまうためである。人間の消火器粘膜には抗原の侵入を阻止する免疫機能が備わっているが、子供には、この免疫機能が未発達なためにアレルギーを起こしてしまう。だから子供も成長に伴い、体が発達してかなり高い確率でアレルギーを起こさなくなると言われている。(“outgrow”といわれる) 平成9年に厚生労働省が実施した調査によると、食物アレルギーを起こした人の割合は、約1割近くにのぼる。また、乳幼児に多いと思われがちな食物アレルギーも意外に成人にも多いこと、また、男女にはそれほど差がないこともわかっている。(図2参照) 図2 大人が食物アレルギーになる原因 大人の場合、たまったストレスがアレルギーの引き金になることが多い。これはストレスによって神経のバランスがくずれたことによって、体の免疫システムに狂いが生じ、抗体の反応が過剰になりすぎることが関係すると考えられている。 また、ストレスを感じると消化器官の働きが鈍くなり、食べ物を代謝に必要なレベルまで十分に消化しきれないまま腸で吸収してしまうこともひとつの要因にあげられる。
  • レポート アレルギー エビ イカ 食物 治療
  • 550 販売中 2006/05/07
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