連関資料 :: 助動詞
資料:3件
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助動詞(英語)の用法の発達
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古代英語では、現在時制(現在及び未来)と過去時制(過去、過去完了、現在完了)の2つの時制しかなく、それを拡張させるために助動詞を使うという方法が用いられた。完了の助動詞として、habban(have)とwesan(be)を用い、移動を示す自動詞(cuman=come, gan=goなど)はwesan、その他の自動詞と他動詞にはhabbanを用いた。ただし、完了形は過去時制にも用いられ、現在のような明確な区別はされていなかった。さらに一次助動詞としては、進行形、仮定法、受身でその使用が認められる。この時代に進行形は稀にしか見られず、その形はb~eon(wesan=be)+〜endeで、使用される動詞には制限がありcuman(come),g~an(go)などの移動を示す動詞、libban(live),sittan(sit)などの状態を示す動詞、その他、secgan(say),sprecan(speak),feohtan(fight)などの自動詞に限られていた。仮定法は特に従属節で頻繁に用いられ、仮定法過去のかわりに法助動詞の過去形scolde(should),wolde(would)が用いられることもあった。また、受身では状態を表わす場合にはwesan(be)+過去分詞を用いた。古代英語では完了形や進行形の受身は見られず、法助動詞の後ろにもほとんど見られない。その他に、法助動詞として義務・必要を表わすsculan(shall)、願望・意志の意味を表わすwillan(will)、知的能力の意味を表わすcunnan(can)、肉体的能力の意味を表わすmagan(may)などが存在した。また、動詞の代わりとしてあるいは意味上の主語となる目的語を伴ってcauseの意味を表わすdoも存在した。
中世英語でも時制の区別は曖昧で、現在時制は現在、現在進行形、現在完了のほか未来のはたらきをもしていた。しかし、12世紀頃から法助動詞のshall、14世紀頃にはwillが一般的に未来時制に用いられるようになり、be going toも登場するが、発達するのは17世紀に入ってからである。
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陳述の職能-助動詞について
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1、橋本文法
定義――動詞に附き、之にいろいろの意味を加えて、叙述を助け、または他の語に附いて、之に叙述する意味を加える語。
種類
甲 叙述の力あるもの(動詞)に附いて、その叙述を補い助けるもの
乙 叙述の力の無いものに附いて、叙述する意味を附与するもの
特徴――付属する語で、活用があるということ
2、渡辺文法
甲種の助動詞 体言につくもの
(1)彼は学生だ。
体言 助動詞 実質概念 素材 述語 用言にもつくことができる
(2)音楽会に行くらしい。
述語 統叙(素材) 体言 助動詞
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