連関資料 :: 文学部

資料:26件

  • ADHD/ADDの子どもたちの教育問題に見るアメリカ的価値観[早稲田大学・文学部・アメリカ文化の諸相・評価A]
  • 本レポートでは、ADHD(注意欠陥多動性障害)/ADD(注意欠陥障害)を持つ子どもの教育問題を足がかりにして、そこにどういうアメリカの価値観が反映されているかを考察してみたい。  「平等」をうたうアメリカの学校教育において、ADHD/ADDの子どもの教育問題は決して小さなものではない。ADHD/ADDの子どもの割合はかなりの数に上り、その症状も様々で、定義自体も一律ではない。ただ、少なくともそうした子どもたちが、一般的な教育プロセスへの適応が難しいということだけが明らかである。  まず興味深いのは、NICHQのツールキット(厳密には、AAP=American Academy of Pediatricsとの共同開発と思われる)の大変システマティックなアプローチ方法である。学校、家庭、医療が連携して、一定のフォーマットにのっとって、子どもの教育上の困難を解決しようと試みている。ここには、「とにかくそういう子どもがいるのだから、それに応じた対処を考えなければいけない」という現実的な考え方が強く表れている。そしてそれはもちろん、「ハンディのある子どもに対しても、平等の学習環境を保障するのは当然である」という価値観も反映している。  さらに、「時間の無駄を省く」(合理的)という意識も強く表れている。個人情報だけ追記すれば、そのまま使える教師への手紙のフォーマット、正式の診断前に簡単なポイント計算で診断の予測が付けられ、対処を考えられる評価フォームなどがそれをよく表している。  「障害を持つ子どもにサポートをしよう」と考えるのは、基本的には世界共通だが、その時に、「(具体的に)どうやってサポートするのか」を徹底的に考えて、単なる理想論に終わらせないのは、アメリカにおける特筆すべき現象だろう。
  • レポート アメリカ 文化 教育 発達障害 価値観 ADHD ADD 注意欠陥多動性障害 注意欠陥障害 アスペルガー症候群
  • 880 販売中 2006/02/14
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  • [早稲田・文学部・アメリカ史・評価A]
  • 新移民とは、1890年代以降主流となった移民のことで、南欧・東欧出身者が中心である。彼らはそれまでの主流であった北欧・西欧出身の旧移民とは、大きく異なる。旧移民が宗教的にはプロテスタント中心で、比較的富裕だったのに対し、新移民は宗教的にも雑多で、貧しく、特別の技術も持たず、英語の話せない人や、母国語の読み書きのできない人も多かった。そのため、最下層の工場労働者しか仕事がなかった。  ちょうどこの時期、アメリカの工業は飛躍的発展をとげ、世界一の農業国の地位を保ちつつ、世界一の工業国の地位をも築き上げつつあった。こうした中で、最低賃金で雇うことのできる新移民は資本家にとって都合が良く、新移民たちはやがて下層労働者階級を形成していくことになる。
  • レポート 史学 労働運動 移民 ニューディール アメリカ AFL
  • 1,100 販売中 2006/03/07
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